●図書館へ行こう 新刊図書紹介 ○「素敵な日本人」 東野 圭吾(ひがしの けいご)  著 光文社  登場する人物が知人に似ていたり、経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり…。意外性と機知に富み、四季折々の風物を織り込んだ短編ミステリー。 ○「百年の散歩」 多和田 葉子(たわだ ようこ) 著 新潮社  わたしは今日もあの人を待っている、ベルリンの街を歩きながら…。「カント通り」、「カール・マルクス通り」など、歴史と世界が交差する都市ベルリンに実在する10の通りからなる連作長編。 ○「時の名残り」 津村 節子(つむら せつこ)  著 新潮社  夫・吉村昭と共に小説のため苦労した若き日々、故郷について、旅路の思い出、小説を生んだもの。そして今もふと蘇る夫の面影。88歳の著者が、人生の軌跡を綴るエッセイ。 ○「角野栄子の毎日 いろいろ」 角野 栄子(かどの えいこ)  著 KADOKAWA  「魔女の宅急便」など、千冊以上の児童文学を生み出してきた作家、角野栄子。82歳の彼女から学ぶ、人生を明るく、色鮮やかに生きていくための「衣」、「食」、「住」のレシピ集。 図書館司書のオススメ本 ○「みかづき」 森 絵都(もり えと) 著 集英社  昭和から平成へと学習塾の経営を通し、3世代に渡って子どもたちの教育に携わってきた家族の物語。難しそうなテーマですが、関わり方は違えど子どもたちの行く末を案じ、より良い方法を探していくそれぞれの姿を描いた作品です。  惜しくも今年の本屋大賞は逃しましたが、タイトルに込められた作者の思いを感じてください。 5月イベント情報 島原図書館 イベント名 日 時 あおぞらおはなし会 6日(土)11時〜 おはなしのじかん 13日(土)・20 日(土)11時〜 子ども向け映画会「トムとジェリー」 13日(土)14時〜 おはなしのじかん0・1・2 24日(水)11時〜 郷土史を学ぼう会  27日(土)14時〜 「女の家〜ふるさと端午の節句をめぐって〜」(講師:根井 浄(ねい きよし) 氏) 「深溝世紀」( 講師:松尾 卓次(まつお たくじ) 氏) 有明図書館 イベント名 日 時 工作「こいのぼりを作ろう」(先着各15人) 4日(木)・5日(金)10時〜 工作「母の日メッセージカードを作ろう」(先着15人) 13日(土)13時30分〜 おはなしポケット 13日(土)14時30分〜 わくわく本の広場(定員:親子6組)※要予約17日(水)10時30分〜 おはなしのじかん 27日(土)14時30分〜 休館日のお知らせ ○島原図書館(64-4115) 開館時間…9時〜 18時(金曜は20時まで開館)  5月の休館日…1日(月)・8日(月)・15日(月)・22日(月)・29日(月)・31日(水) ○有明図書館(68-5808) 開館時間…9時〜 18 時  5月の休館日…2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火)・30日(火)・31日(水)