◎いま、眉山は ▼眉山の現状  昨年4月の熊本地震や6月の大雨により、眉山の一部が崩落し、下流の砂防施設に土砂が流出しました。  その後、林野庁長崎森林管理署により、山腹崩壊地の緑化、流出土砂の除去、土砂の防備施設の設置などの復旧整備が施工され、今後、崩落や土砂が流失した場合の安全確保が図られました。 ▼九州北部豪雨に伴う緊急消防援助隊の出動  島原地域広域市町村圏組合消防本部では、平成29年7月九州北部豪雨で被害を受けた福岡県朝倉市などに、緊急消防援助隊として出動しました。  7月6日午前1時33 分に救助小隊、救急小隊、後方支援小隊の3隊が出動し、交替しながら延べ59人の隊員が20日間に渡り、被災地での捜索救助や救急などの活動を実施しました。  災害で犠牲になられた方々のご冥福と、被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。 【派遣期間】7月6日〜7月25日(延べ20日間) 【派遣規模】延べ17隊59人 ▼まずは、自助から  昨年の大雨では、時間雨量97 ミリという大量の雨が短時間で降りました。  眉山においては、40 ミリを超える大雨が降った場合に土石流が起こる可能性が高いという現地調査の結果が出ています。  しかしながら、最近は想定を超える状況での災害が発生していますので、市民皆さんは、日ごろから防災に対する情報に気を配るとともに、家族で避難する場合の連絡手段について話し合うなど、まずは、自分の身は自分で守る( 自助) に心がけてください。 ▼問い合わせ先 市民安全課(68-1111 内線241) ・疎通工…堆積した土砂を除去し、水の流れをよくする工事 ・航空実播工…ヘリコプターを使って空から薬剤(植物の種に肥料などを混ぜた液体)を散布することで、植物を生やし、表層部分が崩れるのを防ぐ工事 (写真1)新しく完成した1渓導流堤 (写真2)5渓航空実播工施工状況 (写真2)現在の5渓崩壊地 (写真3)5渓流路疎通工(着工前) (写真3)5渓流路疎通工(着工後) (写真4)6渓流路疎通工(着工前) (写真4)6渓流路疎通工(着工後) (写真5)7渓流路疎通工(着工前) (写真5)7渓流路疎通工(着工後) (写真6)朝倉市(被災地)で救援活動に励む消防隊員