◎祝姉妹都市誕生〜新たな歴史の幕開け〜  10月11日、本市と愛知県幸田町は、姉妹都市の調印を両市町で同時に行い、末永い友好親善の盟約を締結しました。 ▼両市町で同時調印式  調印式は、有明総合文化会館大ホール(島原市会場)と幸田町民会館つばきホール(幸田町会場)をそれぞれライブ中継でつなぎ、同時に開催しました。  島原市会場では、幸田町から成瀬敦幸田町副町長、杉浦あきら幸田町議会議長をはじめとする20人の訪問団が来島し、式典に出席しました。また、長崎県知事などの多数の来賓をはじめ、町内会長・自治会長、婦人会、市老連などの各種団体のほか市民など総勢約500人が参加しました。  一方、本市と同時刻に行われた幸田町会場では、本市から柴ア副市長、本多市議会議長をはじめ27人の訪問団が式典に出席し、愛知県知事や深溝松平家の関係者などの多数の来賓をはじめ、町民など総勢約400人が参加しました。  多くの出席者が見守る中、島原会場では、杉浦あきら幸田町議会議長、馬渡光春市議会副議長の立ち合いのもと、また、幸田町会場では、本多秀樹市議会議長、酒向弘康幸田町議会副議長の立ち合いのもと、両市町の末永い友好親善とますますの発展を願って、古川市長と大須賀一誠幸田町長がそれぞれ提携書に調印しました。その後、お互いの市旗・町旗をそれぞれ交換しました。  式典後に行われたアトラクションでは、調印を祝って、「未来につなごう 島原っ子と幸田っ子の長愛(ながぁ〜い)交流」をテーマに、島原会場では、肥前島原子ども狂言による「子ども狂言」が披露され、また、幸田町会場では、中央小三河万歳クラブによる「三 河万歳」(国の重要無形民俗文化財に指定)が披露され、観客を魅了しました。  その後、訪問団一行は、各市町にある本光寺を訪れ、姉妹都市締結の報告を行うとともに、お互いの交流が末長く続き、両市町が発展していくことを願いました。  今回の幸田町との姉妹都市提携の締結により、歴史と文化をはじめ、産業や観光などさまざまな分野で交流を深めることで、お互いの市町がさらに発展・繁栄していくことが期待されます。 (写真1)島原市会場での姉妹都市調印後の記念撮影(左から馬渡光春(まわたりみつはる)市議会副議長、古川骼O郎(ふるかわりゅうざぶろう)市長、成瀬敦(なるせあつし)副町長、杉浦あきら(すぎうらあきら)町議会議長) (写真2)愛知県幸田町会場での姉妹都市調印後の記念撮影(左から酒向弘康(さこうひろやす)町議会副議長、大須賀一誠(おおすかいっせい)町長、柴ア博文(しばさきひろふみ)副市長、本多秀樹(ほんだひでき)市議会議長) (写真3)調印式終了後、両市町にある本光寺で姉妹都市提携の報告を行いました ○姉妹都市の契りを結び両市町旗を交換 (写真4)幸田町旗を大須賀幸田町長から柴ア副市長へ (写真5)島原市旗を古川市長から成瀬幸田町副町長へ (写真6)提携書に署名する大須賀幸田町長 (写真7)提携書に署名する古川市長 (写真8)肥前島原子ども狂言による「子ども狂言」 (写真9)中央小三河万歳クラブによる「三河万歳」 ○「未来志向の姉妹都市」 市長コラム 古川 骼O郎(ふるかわ りゅうざぶとう)  348年の時を経て松平七万石の歴史的な交流をもとに、愛知県幸田町と本市が正式に姉妹都市を結びました。  江戸時代、藩主が亡くなると、その亡がらを40日余りかけて、島原から三河の地まで運び埋葬しました。交流にも相当な時間とお金が必要だったことでしょう。現代はTT時代、瞬時に情報交換ができます。 幸田町はモノづくりの最先端のまちです。その幸田町と湧水のまち島原市は「未来志向の姉妹都市」です。  これから両市町は家族以上の絆のお付き合いでお互いを高め合って発展を目指していきます。  姉妹都市の提携にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。