◎島原半島ユネスコ世界ジオパーク再認定決定  1月31日、島原半島地域は、ユネスコ(国連教育科学文化機関)のユネスコ世界ジオパークに再認定されました。  ジオパークの認定継続には、4年に一度の再認定審査が義務づけられており、島原半島地域は、昨年夏に、スペインと中国からの審査員による再認定審査が実施され、事務局のほか、認定ジオガイドやジオパークサポーター、高校生などがジオパーク活動の紹介やサイトを案内しました。  審査後の講評では、特に島原半島の人々の熱意や教育プログラムが高評価でした。  島原半島地域は、平成21年に国内で初めて世界認定を受け、平成25年に続いて2回目の再認定となりました。また、この結果を受け、日本ジオパーク委員会では一昨年の2年間の条件付き再認定を解き、通常の4年間の再認定として取り扱うことが決定されています。  今後も、ジオパーク活動を通して、自然、歴史、文化などの素晴らしい地域遺産である「島原半島の宝」を、市民皆さんとともに未来を担う子どもたちのために守り、島原半島の持続可能な発展を目指していきます。 ◎市長コラム古川 骼O郎「島原半島ユネスコ世界ジオパーク」  例年にない寒い冬で日本列島が冷凍庫に入ったような日々が続く中、フランスから「島原半島ユネスコ世界ジオパーク再認定決定」の知らせが届きました。一昨年の国内審査では条件付きのイエローカードだっただけに、うれしい「サクラ咲く」の瞬間でした。ジオガイドやサポーターをはじめとする関係者の皆さんの島原半島を愛する思いが世界へ伝わりました。「大地は動く 人は生きる」島原半島の魅力をこれからも情報発信し、観光客の増 加を目指します。皆さん、ありがとうございました。 (写真1)有明海から望む平成新山と眉山 市内のおすすめジオサイト (写真2)がまだすドーム(雲仙岳災害記念館) (写真3)浜の川湧水 (写真4)白土湖