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旧古町別当・中村家屋敷門

 

旧古町別当・中村家屋敷門

坂本龍馬や勝海舟が訪れた

別当とは、藩から統治を任された町年寄のことで、島原では古町、新町、三会町の三つに別当が置かれており中村家は筆頭別当でした。
別当は大名等の宿舎としても使われる大きな屋敷だったそうで、元治元年(1864年)2月22日、島原湊に上陸した坂本龍馬や勝海舟らがまず訪れたのが「城下本陣古町別当中村家」でした。
今でいう町長の役割を担っていた中村家は公的宿泊や休憩地といった本陣を兼ねていたことから、坂本龍馬らは中村家で朝食をとり、復路では宿泊して、翌朝熊本へ向いました。
龍馬らが訪れた中村家の屋敷は、もともとは中堀町商店街にありましたが、昭和49年(1974年)建物は取り壊され屋敷門が現在地の萩原1丁目に移築保存されました。
木造瓦葺、入母屋造りの堂々たる門構えで、間口10.1メートル、奥行3.1メートル。けやきの門扉は、幅2.85メートル、高さ2.40メートルあります。
門の左手にくぐり戸があり、左右には中間部屋が設けられています。中村家は、代々当主が孫右衛門を名乗り古くから務めたそうです。

 

ギャラリー

旧古町別当・中村家屋敷門 旧古町別当・中村家屋敷門

施設情報

【場所】長崎県島原市萩原1丁目
 

※本記事は、島原観光情報発信サイト「島原旅たより」(平成25~27年)の内容を基に作成しました。

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