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ガンバ(とらふぐ)

 

ガンバ(とらふぐ)

桶を用意しても食べたい

島原地方の方言では、河豚(ふぐ)のことを総称して「ガンバ」と呼びます。
語源は外国語に由来するものを含めて諸説ありますが、あまりに美味しいので、命と引き換えに「龕(棺のこと)桶を用意しても食べたい」(龕ば→ガンバ)との切なる思いを代弁したもの、との説が一般的です。
魚類図鑑等によれば、河豚の種類は100以上あるといわれていますが、日本近海に生息しているのは約50種類。島原地方で食べられているのは主に、「トラフグ」と「ナシフグ」(通称・ムキガンバ)の2種類です。
「ガンバ」料理は秋(彼岸)から春(彼岸)にかけてが、シーズンです。
島原の人々は花見の時に、郷土料理の「湯引き」や「ガネダキ」を持ち込んで酒の肴としています。
最近では島原市漁協で、トラフグの陸上養殖を行っており、すでに出荷もされています。

ガンバの湯引き

ガンバ(とらふぐ)
「トラフグ」は型も大きく、今では高級魚の代名詞となっていますが、そもそも島原では“庶民の味”として親しまれてきました。 「湯引き」は、ガンバ料理の代表格です。
サッと湯通しして、氷水で身を引き締めます。
タレはダイダイ酢(なければポン酢)。薬味には地元で「フクシュ」と呼ばれるニンニクの茎のほか、梅干、ネギ、モミジおろしなどを使います。 皿の絵柄が透けて見えるような「薄造り」の上品さはありませんが、大胆に調理して食らう「ガンバの湯引き」は、まさに島原ならではの“醍醐味”といえましょう。
 

ガンバのガネ炊き

ガンバ(とらふぐ)
ガンバを調理し残った骨はガネ炊きにします。通常の煮魚と異なり、『乾煎り』にするのがポイントです。
その際に出るアブクがまるで蟹のようなことから『ガネ炊き』と呼ばれます。
から煎りしたガンバの肉厚の身を、醤油、酒、みりんに加え梅干しとニンニクで煮込んだ料理です。
昔はトラフグの価格が安く、家庭のおかずとして普通に食べられてきましたが、トラフグの取引価格の上昇に伴い、家庭ではあまり食べられなくなりました。
梅干しの酸味とニンニクの香りがお酒とよく合います。
 

提供店舗一覧

元祖 姫松屋新町店島原市上新町2200957-62-3775
都一 島原市桜町9680957-62-3323
漁人市場とっとっと島原市湊新地町4510957-63-9911
居酒屋・割烹 雲仙島原市高島1丁目4240957-64-2708
会席料理はしもとや島原市城内3丁目9910957-64-0012
(予約制)
有明鮮魚 島原市有明町湯江甲194-10957-68-3489
力寿司島原市下川尻町79220957-64-1116
お食事処まどか島原市万町5160957-64-8677
いけす料理いけだ島原市秩父ヶ浦町3552-340957-62-8920
魚亭島原市西八幡町8405-10957-63-2494
幸楽島原市栄町8640-10957-63-2200
居酒屋大南島原市寺町11630957-64-4473
ほうじゅう島原市新町2-2430957-64-2795
網元島原市弁天町1丁目7080-60957-62-5185
そば幸 島原店島原市田町724-10957-63-6868
どてやき島原市新町1-2380957-64-2740
 
 

※本記事は、島原観光情報発信サイト「島原旅たより」(平成25~27年)の内容を基に作成しました。


 








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