旧庁舎とイチョウの木
平成28年度末となりましたが、いよいよ新市庁舎建設工事の始まりとして、大手広場側の庁舎の解体がまもなく始まります。
昭和27年の建築で64年間、市の様子を見続けて来ました。
戦後、県下で3番目の市政となった島原市の発展、そして、平成の雲仙・普賢岳噴火災害と復興の様子を。私なりに初市のサーカス小屋が玄関前にあったこと、市長として4年間、毎日登庁したことなど、思い出が沢山あります。少し寂しいけれど、「ご苦労様」の言葉を贈ります。
そして、本館裏の中庭にあるイチョウの木は、伐採せずに、島原総合運動公園の高台に移植することとしました。
これからも新しい庁舎や、市街地の様子を見守り続けてくれると思います。
島原市長 古川 隆三郎
解体予定の島原市役所(大手広場側の庁舎) 本館裏の中庭にあるイチョウの木