◎New☆Face 〜島原市地域おこし協力隊〜  こんにちは。10月から島原市地域おこし協力隊の一員となりました綾部です。  南島原市出身ですので方言は通訳不要です。高校卒業後は東京や神奈川におりましたが、上京20 周年目となり長崎にUターンしました。1年半ほど大村市で暮らした後、地域おこし協力隊の存在を知り島原半島に戻ってきました。ようやくただいまという気持ちです。  至る所でUターンの理由を問われますが、錦を飾ったわけでもなく、地元が好き、美味いものを食べて暮らしたい、祖母の目が黒い内に・・・と、いくつかの小さな理由が重なったからです。  些細なことですが、東京にいて季節の変化を楽しめなくなったことも理由の一つです。ここ島原半島では、まちの至る所でふと季節の移ろいを、そして雲仙岳がダイナミックに四季の変化を感じさせてくれます。それがどんなに贅沢なことか。島原半島で生まれ育った者として、この豊かな自然を守っていきたいと思わざるをえません。  私はこれまで国内外でマクロビオティックなどの健康法を学び、セラピスト活動も行っています。ここ島原でも、「いくら体に良くても美味しくないものは食べたくない!」を旗幟(きし)鮮明に、島原健康法を見つけていきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ▼問い合わせ先 政策企画課 (写真右)富山県の立山連峰をバックに写真に写る綾部隊員 (写真左)着任直後の綾部隊員 ◎地域おこし協力隊コラム 地域おこし協力隊 倉林 実央(くらばやし みお)  地域おこし協力隊になり、島原市に移住してから早くも5カ月が経とうとしています。ここに来てから季節の変化に敏感になりました。東京では外に居る時間が少なく、街路樹や公園の木々から一瞬の四季を感じていましたが、島原では日々五感で感じています。  漂う匂いは、青草から金木犀に変わりました。空はもくもくとした積乱雲漂う濃い青色から澄み渡る水色に変わり、眉山がよく見える今日この頃です。移住してから1年経つ頃には枕草子のごとく、島原の四季について詠みあげてしまいそうです。  そんな秋の気配が漂い始めた9月の4連休に、アーケード商店街では21日に万町商店街で「よろず祭り」、22日に「メルシーマルシェ」が開催されました。私も準備から当日の案内所での受付など、お手伝いをさせていただきました。両日とも老若男女で賑わっており、「こんなに商店街が賑やかなのは久しぶりね」とお話しする声も聞こえてきて嬉しくなりました。  今年は新型コロナウイルスの影響で土曜夜市が中止になっていた事もあり、お祭りを心から求めている人が多かったのだと思います。来年はお祭りがまた開催されて、もっと人々の楽しむ顔が見られる機会が増えますように。 ▼問い合わせ先 政策企画課 (写真)アーケードでのイベント開催時に取材を受ける倉林隊員