◎令和2年秋叙勲、褒章受章おめでとうございます 新型コロナウイルス感染症の影響で受章の伝達が遅れていたため、今月号の掲載となりました。 ●旭日双光章(元市医師会副会長)   水田 舜助(みずた しゅんすけ) さん(親和町) (略歴)  昭和44年から現在まで51年余り、小児科医師として尽力し、島原市医師会副会長などの要職を歴任するほか、小児休日診療所の開設、島原病院を除いて唯一の有床の小児科診療所を経営し、地域小児医療を支えることに貢献されています。 (コメント) 「今回、このような勲章をいただいて、自分自身驚き、恐縮しています。これも医師会をはじめ、周囲の皆様のおかげであると感謝しております。高齢になりましたがもうしばらくがんばっていきたいと考え ております。」 ●瑞宝双光章(元公立小学校長)        菅藤 恒平(かんとう こうへい) さん(上の原一丁目) (略歴)  昭和45年から38年間、公立小学校教諭として授業方法、指導方法の研究に尽力し、神代小学校時代には全国保健体育優良校として表彰を受ける。また、市教育委員会では市の教育・芸術・文化の新興にも大きく貢献されました。 (コメント)  「これまでの功績が認められての受章とのことですが、教員としての職務にただ専念してきただけの思いです。この度の受章は私を支え、見守り、お導きくださった方々のおかげと深く感謝しております」 ●瑞宝双光章(元島原地域広域市町村圏組合消防本部 消防司令長)  平野 義信(ひらの よしのぶ) さん(白山町) (略歴)  昭和47年から41年間、発足間もない消防本部のときから業務に尽力されており、雲仙・普賢岳噴火災害時の情報収集活動、また消防本部では通信指令業務の高度化を牽引するなど、消防行政の確立に大きく貢献されました。 (コメント)  「仕事を通じていろいろな経験をさせてもらいました。職員や地域の皆さんの温かい支援などのご協力の賜物と大変感謝しております。」 ●藍綬褒章(保護司)  野澤 正三 さん(有明町湯江) (略歴)  平成9年から24年余り、保護司として尽力し、島原地区保護司会の理事や同保護司会の副会長、更生サポートセンター長などを務め、島原地区の保護司活動の推進に大きく貢献されています。 (コメント)  「保護司会の副会長など、保護司が関わることに先陣を切って携わらせていただきました。良き先輩に恵まれ、多数の対象者を指導できたこと、妻の協力に感謝しております。」 ●藍綬褒章(元調停委員)  光永 涼子 さん(上の町) (略歴)  平成10年から22年間、長崎家庭裁判所家事調停委員、平成20年から12年間、長崎地方裁判所民事調停委員、また島原地区の調停員会の副会長を務めるなど、調停委員活動に大きく貢献されました。 (コメント)  「家事・民事調停の分野で当事者が"幸せになる第一歩になってほしい"との思いで公平に双方の真意を見極めつつ向き合ってきました。今後は地域貢献に努めていきたいと考えております。」 ◎毎年4月に行われる「島原大変遭難者慰霊祭」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から今年は中止となりましたのでお知らせします。 ▼問い合わせ先 眉山治山祈念公苑保勝会事務局(62-2101) (写真)以前実施した「島原大変遭難者慰霊祭」の様子