◎スポーツの力で世界はもっと一つになれる 8月14日~8月28日の間、東京2020パラリンピック競技大会へ出場するドイツパラ陸上選手団が本市で事前キャンプを行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で予定していた市民との交流は残念ながらありませんでしたが、受け入れまでに行った地元高校生と選手とのオンラインでの交流や、市内全小中学校の学校給食でドイツ料理を楽しむことで、ドイツの文化や言語について見識を深めることができました。この事前キャンプを通して得た諸外国への興味関心を高めることや障害があるないに関わらずお互いを認め合いながら生きていく「共生」への思いを未来へ向けて築いていきます。 (写真)8月15日に行われた歓迎セレモニーでの集合写真 ※写真4枚左から (写真)来島したドイツパラ陸上選手団を長崎空港でお出迎え (写真)歓迎セレモニーで選手代表挨拶をするセバスティアン・ディーツ選手 (写真)応援に駆け付けたしまばらんが選手の皆さんと一緒に記念写真 (写真)歓迎セレモニー後、中庭で選手たちと記念写真を撮る古川市長 ○採火式 本市を含め全国から集められた火は、東京でパラリンピック発祥の地、イギリスのストーク・マンデビルの火とともに、東京2020パラリンピックの聖火となります。 (写真上)採火を担当した島原特別支援学校の堀川 雅陽(ほりかわ まさはる)さん(左) (写真下)火打石と着火棒を使って火を起こしランタンへ移す様子 ○選手団激励会・練習見学会 市内陸上部で活動している生徒やオンライン交流会に参加した生徒の中から、コロナ禍のため限られた生徒が参加し、選手団激励会を開催しました。その後も小雨の中、練習見学会が行われ、普段の穏やかな雰囲気の選手から一変し、気迫のこもったトップパラアスリートの姿を目の当たりにしました。 ※写真3枚左から (写真)ヤニス・フィッシャー選手(砲丸投げ) (写真)アルハサーネ・バルデ選手(車いす800/1500/5000m) (写真)激励会へ参加した全員で記念撮影 ※写真6枚左から (写真)マリー・ブレーマー・スコヴロネク選手(砲丸投げ) (写真)マティアス・シュルツェ選手(砲丸投げ) (写真)イザベル・フェーダー選手(100/200m) (写真)ニコル・ニコライツィク選手(100/200m) (写真)リンディ・アヴェ選手(100/幅跳び) (写真)マルティナ・ヴィリング選手(槍投げ) ○事前キャンプ開催までの軌跡~共生社会の実現を目指して~ ・H31.3 事前視察を実施  事前合宿招致に向け、ドイツパラリンピック委員会ペーターズヘッドコーチが市内スポーツ関連施設を視察 ・R2.2 事前キャンプ決定  ドイツ障害者スポーツ連盟と長崎県、本市の三者で覚書を締結 ・R2.5 ビデオレターによる交流  選手から子どもたち宛てのビデオレターが届き、御礼のビデオレターを市内中高校生陸上部員が参加し、制作 ・R3.2 オンライン交流会  市内中高生が市内のスポーツ・観光施設のバリアフリー状況を紹介 ・R3.7 学校給食でドイツ料理を提供  生徒たちも選手を応援 ・R3.8 島農生がおもてなし料理のレシピを開発  選手たちを料理で応援 より詳しい取り組み内容はこちらから確認できます(二次元コード)