◎目指せ!メタボリックシンドロームからの脱却 〜特定健診を受けて生活習慣病の予防・改善〜 本市はメタボリックシンドローム(メタボ)該当者が県内最多! 島原市36.7% 長崎県34.1% 全 国32.1% 県内21市町で、メタボリックシンドロームの割合が4年連続ワースト1位 ※メタボリックシンドローム…内臓脂肪に加えて、高血圧、高血糖、脂質異常を併せ持っている状態 ○メタボの定義 @必須項目 腹部肥満(腹囲)… 男性 85cm以上、女性 90cm以上 A2項目以上 血圧… 収縮期血圧 130mmHg以上 かつ/または 拡張期血圧 85mmHg以上 血中脂質… 中性脂肪が150mg/dL以上 かつ/または HDLコレステロール40mg/Dl未満 血糖値… 空腹時血糖 110mg/dL以上 または HbA1c6.0%以上 特定健診を受けた人の約2.6人に1人がメタボリックシンドローム該当者、または予備群(令和元年度) ※出展:令和元年度島原市国民健康保険特定健診結果 (イラスト)腹囲と体重が増加し、焦る男性 ▼特定健診を受ける理由  メタボの人はそうでない人と比べて糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病になりやすく、生活習慣病が重症化すると、心疾患、脳血管疾患、慢性腎臓病などの病気のリスクが高まります。  特定健診の目的は、運動不足・偏った食事・喫煙などの生活習慣が引き金となる生活習慣病の発症・重症化リスクを早期発見し、生活習慣の改善につなげることです。年に1回、受診して今の自分の健康状態を把握しましょう。 ○特定健診を受けて生活習慣病を予防、改善 ・特定健診を受診する  ↓ ・受診結果を受け取る  ↓ ・生活習慣を振り返る  ↓予防、改善など ・特定健診を受診する ○特定健診(個別健診) ▼実施期間 令和4年2月28日まで ▼対 象 74歳以下の国民健康保険加入者 ※国保以外の人は、勤務先などへ問い合わせてください ▼受診料 無 料 ▼持参品 受診券、保険証 ※病気治療中の人も受診できます (イラスト)笑顔の医師と看護師 ▼問い合わせ先 有明保健センター ◎市長コラム 古川隆三郎  ワクチン接種で日常を取り戻しましょう  深まりゆく秋のころ、新型コロナさえ無ければ、旅行やグルメ、スポーツやファッションにと、秋を満喫していたと思います。11月に入り、県内では感染者が減少し、安定した状態と言えます。少しずつ少しずつ、日常に戻りたいと思います。  久しぶりの飲食や会合が、増えつつあります。もちろん私も、これまでのオンライン会議から、対人での会合へ移っています。市内経済の回復のためにも、飲食店の利用も広がってほしいです。しかしながら、新型コロナウイルスが全滅したわけではありませんので、くれぐれも感染予防はしっかりとお願いします。  12月からは3回目のワクチン接種が始まります。市民の皆さん、社会全体で接種することが、今後の日常生活を取り戻すことにつながります。市民皆さんの協力で、ワクチン接種をお願いします。