●つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク  ▼問い合わせ先 島原半島ジオパーク協議会(65-5540) ◎とっていいのは写真だけ、残していいのは足跡だけ。 「古池や 蛙飛び込む 水の音」 江戸時代の旅の詩人、松尾芭蕉の一句です。 そしてこちらもカエルが登場する、小林一茶が詠んだ一句。 「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」 日本には43種類のカエルがすんでいると言われています。 日本は島国ですが、長い地球の歴史の中では、大陸とつながったり、離れたりしてきました。 そんな長い時間の中でカエルたちは大陸から日本へ分布を広げてきました。 海や高い山をこえられないカエルたちは、一地域に閉じこめられると独自の進化を遂げることになります。 日本のカエルに国内でしか見られない固有種が多いのはそういった理由があります。 カエルはオタマジャクシの頃は水の中で過ごします。やがてあしが生えて陸に上がりますが、水中と陸地だけでなく、湿地や草地、森林など、カエルが生きていくには様々な環境を必要とします。 また、カエルは昆虫やミミズなどを食べ、自らはヘビや鳥などのエサになるという、食物連鎖のちょうど中間にいる生き物です。 そのためカエルの生息数は、生物多様性の「ものさし」になると考えられています。 そんなカエルたちですが、長崎県ではトノサマガエルをはじめとしたいくつかの種が絶命危惧種に指定されているのをご存じでしょうか。 両生類に限らず、爬虫類、哺乳類、鳥類、魚類などにも絶滅が心配される種はあります。 私たち人間も地球の生態系の一部です。まずは自分たちが住む土地の自然環境の現状を知ることが、より良い未来への第一歩になると思います。 うるさいようで、不思議と心が落ち着くカエルたちの大合唱。あの鳴き声がいつまでもずっと聴ける自然を、みんなで力を合わせて守っていきましょう。 (写真)水の中にいるカエル (写真)夕暮れ時の田んぼ ●図書館へ行こう ◎今月の新刊 「0(ゼロ)」 堂場 瞬一 著 河出書房新社 【内容紹介】  ベストセラー作家・岩佐友が死去した。彼は生前、周囲に「すごい原稿がある」と漏らしていた。 岩佐と唯一交友を持っていた作家の古谷悠と担当編集者の仲本美知は、それを「未発表原稿」と推測し、原稿捜索に乗り出すが・・・。 システム更新作業に伴い、島原・有明図書館は臨時休館します。 【臨時休館期間】3月14日(月)~17日(木) ◎島原図書館(64-4115) ▼開館時間 9時~18時 ※金曜20時まで ▼休館日 3月1日(火)・7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)・31日(木) ※3月1日・31日は資料整理日 (二次元コード) ◎有明図書館(68-5808) ▼開館時間 9時~18時 ▼休館日 3月1日(火)・8日(火)・15日(火)・22日(火)・29日(火)・31日(木) ※31日(木)は資料整理日 (二次元コード) ●島原スペシャルクオリティ 島原サフラン   「世界一高級なスパイス」と呼ばれるサフラン、実は有明町の隼田農園で栽培されています! 水に入れると美しいサフランイエローが出るので、お好みで様々な料理に使ってください。 島原百草の郷(三益製薬株式会社)(☎68-0206) (写真)島原サフラン 菌床しいたけ メインディッシュになる濃厚な味わいで歯ごたえがある肉厚な、ごちそうしいたけ! 島原の名水をふんだんに使い、きめ細かい管理で育てています。 がまだす椎茸生産組合(☎64-8040) (写真)菌床しいたけ ▼問い合わせ先 商工振興課