◆P2-3 特集「故郷しまばら二十歳の集い」   ~決意新たに未来へ、飛躍~ 写真(「故郷しまばら二十歳の集い」式典の様子および二十歳の皆さん) 今を生きる喜びと明日に抱く希望。二十歳。 今月号は「故郷しまばら二十歳の集い」の様子、 新しい門出を迎えた「二十歳の気持ち」をお伝えします。 〇新しい門出を自らの手で  昨年4月に施行された成人年齢を18歳に引き下げる民法の改正を受けて、 島原市では今回から成人式を「故郷しまばら二十歳の集い」に名称を変更し、 本年度に19歳~21歳を迎える地元出身者ら20人でつくる実行委員会の主催で、 1月3日に式典が開催されました。  実行委員会のメンバーは、昨年9月から式典の名称決定をはじめ、 企画・運営など準備を進めてきました。  当日は、対象となる男性244人・女性201人のうち、307人が会場の島原文化会館に集い、 旧友との再会に喜ぶ光景や、色鮮やかな振袖を身にまとった皆さんが写真を撮る姿が見られました。  人生の通過点に感謝と決意式典では、はじめに実行委員長を務めた長崎大学2年の村田翔平さんが 『二十歳の集い』という人生の通過点を無事に迎えることができたのは、愛情深く大切に育ててくれた家族、先生方、地域の方々、 そして、助け合い励まし合った仲間たちなど多くの方々の支えのおかげ」と感謝の気持ちを述べたあと、 「将来は『ふるさと島原』の発展のため教員の立場から尽力したい」と決意を述べました。  そして、実行委員の倉本祈京さんが市民憲章を朗読したあと、 最後に、沖縄県の名桜大学でバスケットボール部に所属し九州内での1部昇格を目指し日々練習に打ち込む実行委員の平松裕樹さんが 「一人暮らしで授業に部活動、アルバイトまでしていると、家事がおろそかになってしまうことが多々あり、 改めて仕事で疲れながらも料理をつくり、家事をこなす『親の偉大さ、大切さ』を実感しました。 将来は地元に帰り、スポーツ関係の仕事に就き、今までお世話になった『地元島原・両親・地域の方々』に、 少しでも恩返しができるよう、何事にも一生懸命精進していきたい」と謝辞を述べ、式典を締めくくりました。