◆P04-05 ◎より良いまちづくりについて語り合う 「市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!」を開催しました (写真)「市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!」開催の様子 10 月 6 日から 11 月 25 日にかけて、「市民が主役。地域未来づくりプロジェクト!」を市内7地区で開催しました。例年「市長を囲む地域懇談会」という名称で開催していましたが、地域の課題や市民皆さんの未来像について存分に語っていただくため、今年度から名称を変更しました。持続可能な地域コミュニティに関するテーマ型での開催や地元高校生の参加など新たな内容で開催し、延べ 211 人の皆さんに参加いただきました。各地区の参加者の皆さんから出されたご意見やご提案の中から主な事項を紹介します。 ▼問合せ先 市民協働課 〇地域の課題や未来像、地域コミュニティについて  今回の地域未来づくりプロジェクトでは、冒頭にまちづくり協議会の先進事例や、安中まちづくり協議会設立についての説明があり、主に地域コミュニティに関することを中心とした懇談となりました。参加者の皆さんからは、人口減少やコロナ禍など、現代の社会背景を踏まえた「持続可能な地域コミュニティ」についてさまざまな意見や提案が出されました。 ・まちづくり協議会①  まちづくり協議会を設立するためには、どの団体が中心となっていくのかはっきりしないといけない。  例えば、町内会連絡協議会などが中心となって、周りの団体を取り込んでいく必要があると思う。 ・まちづくり協議会②  安中地区のまちづくり協議会について、現在の活動状況などを逐次、各地区に共有してほしい。ほかの地区でも取り組まなければならない課題であると思うので、「何に悩んでいるか」などを他の地区でも共有できれば、これから取り組む地区にとっては参考になると思う。 ・顔の見える関係  災害時など、有事の際の助け合い、声のかけ合いができるように、顔の見える関係づくりが必要であると思う。 ・持続可能な地域コミュニティ  持続可能な地域コミュニティについて、話の進め方が一方的だと思う。「市民が主役」ということであるが、この話の展開は本当に市民が主役に立ったものであるのか。  年に1回しかないこの場だけで、地域の課題などを出して取りまとめるのは無理があると思うので、改めて地域の課題、地域の良いところや未来像について、お互いに顔を見ながら住民同士で話し合える機会を設けてほしい。 ・人口減少社会、コロナ禍での地域づくり  人口減少が進む中で、自分たちで出来ることは自分たちで何とかするという力が必要であるということを、コロナ禍でより感じている。  地元出身の子どもたちが大人になって故郷に帰ってきたときに、地元で活躍できるような地域づくりをしていきたいと思っている。 (写真)まちづくり協議会の説明(杉谷地区) 〇高校生の意見  地域未来づくりプロジェクトでは、若い人の新しい考えを取り入れるため、市内在住の高校生にも参加していただきました。参加した高校生の意見について紹介します。 ・島原の魅力をアピール  進学をすれば、どうしても市外に出ていくことになる。大学を卒業した後にUターン者などが増えるように、もっと島原の魅力がアピールできればいいと思う。 ・企業の誘致  長崎県内には就職できる企業が少ないので、企業や有名な産業などがあればもっと地元に残りやすくなるのではと思っている。 ・噴火災害とまちづくり  若い人たちからしてみれば、生まれる前に起きた災害のことを学んでも、実際に目にしていないし、体験していないので興味がない人が多いと思う。  例えば、復興アリーナで祭りやイベントを開催することで、他の地域からの集客が見込まれ、かつ災害についても知ってもらえる機会になり、地域が活性化するのではないか。 ・避難訓練  自然災害が多くなっているので、避難訓練などの機会を増やしてほしい。 ・人口減少に対する危機感  人口が減少していることは感じていても、そのことに対する危機感は持っていなかった。危機感をもっと広めていくことで、行動する原動力になるのではないか。 ・地元での起業  将来は起業したいと考えている。食品ロスなど農家の方も困っていると思うので、野菜を使った新しい商品などを開発して、最終的には子ども食堂を経営したい。 ・子育て支援  卒業後も地元に残ろうと思っているが、出産時のお金の面が不安なので、出産や子育てに関する支援が充実すればいいと思う。 (写真)会場で意見を述べる高校生(有明地区) 〇その他一般要望・意見 ・コミュニティバス  事前予約制となっているが、その日に思い付きで行動することも多く、そういった場合にはなかなか予約が取れない。 ・信号機の設置  県道新山本町線と市道上の原球場線の交差点に信号機の設置をぜひお願いしたい。子ども達も通るので危ない。 ・市民清掃  市民清掃に学生など若い方々になかなか参加してもらえない。市民清掃も一つのイベントであり、そのような地域の行事に参加することでコミュニケーションが生まれると思っている。 たくさんの貴重なご意見、ありがとうございました。 皆さんのご意見は今後の市政運営の参考にさせていただきます。 (イラスト)お辞儀をするしまばらん ◎年度末・年度初めの転入・転出手続きのため、市役所一部窓口を開庁します ▼開庁する窓口  市民窓口サービス課(市役所本庁舎1 階) ▼開 庁 する日  3月25日(土)・26日(日)・ 4月1日(土)・2日(日) ▼開 庁 時 間  8 時30 分~ 12 時 ▼受付する内容  転入・転出・転居の手続きのみ ▼問 合 せ 先  市民窓口サービス課 ※住民票や戸籍謄・抄本、印鑑登録証明書などの発行は、「しまばらん窓口 とるっと」を利用してください 「しまばらん窓口 とるっと」 … ▼場 所 イオン島原店内                   ▼営業時間 10 時~ 19 時                  ▼営業日 イオン島原店の営業日(年末年始を除く) (イラスト)受付案内をする人のイラスト