◆P02-03 ●公共交通の未来    あなたは公共交通機関を利用していますか?  市内や島原半島をすみずみまでつなぐ公共交通機関は住みやすいまちに欠かせない移動手段です。  しかし、マイカーの普及とともに鉄道やバスの利用者が年々減少し、路線の縮小や廃止が現実の問題となっており、今から14 年前には島原鉄道南線が廃線という事態となりました。 ●新時代へ受け継ぐために  現在、本市には鉄道やバスに加え、複数の船舶やタクシー会社もありますが、少子高齢化やコロナの影響もあり、公共交通の利用者数は年々減少し、交通事業者の努力や行政の補助金だけでは路線の維持が難しくなっているのが現状です。  利用者が減ると、交通事業者の運賃収入が減少し、交通事業者は運行経費を賄うため、運賃を上げるか便数や路線数を縮小せざるを得なくなります。  その結果、利便性が低下して、さらに利用者が減少するという悪循環に陥ります。  昨年行った地域公共交通に関する市民アンケートでは、「将来車を運転できなくなった時に公共交通は必要」、「車がないと不便なので、免許の返納ができない」といった声が多く聞かれました。  現在は車を運転していても、5年後、10年後の近い将来、車以外の移動手段が必要となった時のことを考えてみましょう。必要な時になくなって困らないように、市民の皆さんで公共交通機関を積極的に利用しましょう。  例えば、月に1回、通勤や買物に公共交通を利用してみるなど、一人ひとりのちょっとした行動の積み重ねが、公共交通の未来につながります。  お出掛けの際には、公共交通機関を利用してみてはいかがでしょうか。 (写真)島原鉄道 (二次元コード)PR動画 船で島原へ行こう!超おすすめスポット!         船と自転車で島原行ってみた。         とある自転車サークルが、高速船とレンタサイクルを使って島原を満喫するPR動画です。