◆裏表紙 P24 長崎県からのお知らせ 熱中症にご注意!! 長崎県環境保健研究センターでは、県内の消防局(消防本 部)管轄地域ごとに、暑さ指数(WBGT)※1と熱中症救急搬 送者数に関する調査を実施しました(R2〜R4)。  その結果、島原地域(島原市、南島原市、雲仙市の一部)は 特に熱中症に注意が必要な地域であることが分かりました。 暑さ指数(WBGT)日最高値が30℃以上の日の出現頻度(7月〜10月)のグラフでは 県全体平均26パーセントに対し、島原地域は35パーセントで、 比較的暑さが厳しい地域※2であり、 暑さ指数(WBGT)の日最高値が30℃以上となった日が県全体平均よりも多いことが分かりました。 病院搬送時に入院が必要と診断された割合を示すグラフでは、 県全体平均44パーセントに対し、島原地域は58パーセントで、 熱中症で入院する方の割合が高いです! 熱中症で救急搬送された方のうち、島原地域では約6 割の方が要入院と診断されています。暑さが厳しいた め症状が重くなる傾向にあると考えられます。 ※1 暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。    人体の熱収支に与える影響の大きい「気温」、「湿度」、「日射・輻射」の3つを取り入れた指標です。単位は[℃]です。 ※2 気象庁協力のもと環境省が公表している暑さ指数(2010年〜2022年)においても、観測地点「島原」および「口之津」は県内の他の地点    よりも高い傾向にあることが示されています。 ○熱中症の主な症状  1.めまいやほてり 2.筋肉痛・筋肉のけいれん 3.体のだるさや吐き気 4.汗のかき方がおかしい 5.体温が高い、皮ふの異常            ↓ 熱中症が疑われる人を見かけたら… 涼しい場所へ! 体を冷やす! 水分・塩分を補給! 高齢者や子どもは特に注意! 自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼びましょう! ○熱中症を予防しよう!!  暑い日は、冷房を利用し、水をこまめに飲んだり、  外に出るときは、帽子をかぶったりして、熱中症を予防しましょう。 (写真)帽子をかぶって遊ぶ子ども「帽子をかぶって飲み物を持って出かけようね!」 (イラスト)水分補給する人、冷房を利用する人、帽子をかぶり日傘をさしてお出かけする人 ○熱中症警戒アラートを要チェック!  暑さ指数(WBGT)の情報を気軽に入手!  (二次元コード)環境省メール配信サービス(令和5年度版)LINE_環境省公式アカウント、PC・スマートフォン用、フィーチャーフォン用 広報しまばら 2023.7.1発行 N0.830 ◆編集・発行/島原市市長公室 〒855-8555 長崎県島原市上の町537番地 TEL0957−63−1111(代表) FAX0957−63−6334