●平成28年度当初予算 〜しまばら創生の加速化を目指して〜  平成28年度当初予算が決まりました。  予算編成に当たっては、「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」の実現を目指し、重点的に取り組む7つの施策を進めるとともに、昨年10月に策定した「島原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、子育てや定住促進・観光・経済に力点を置いた内容としています。 ▼市民目線に立った、オンリーワンの島原市の実現 @市民目線に立った行財政改革の推進 A産業の振興と島原地域ブランドの確立 B歴史と文化を生かした観光都市づくりと交流人口の拡大 C子育てにやさしいまちづくり D高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 E島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 F安全で安心して暮らせる快適なまちづくり (写真)島原市まち・ひと・しごと創生総合戦略パンフレット表紙   ▼平成28年度 一般会計総額 237億9785万円(前年度比1.9%増) ○歳入 地方交付税 65億円 市税    44億8272万9千円 国庫支出金 39億4191万4千円 市債     32億4550万円 県支出金  19億9663万3千円 繰入金   13億4939万9千円 地方消費税交付金 7億9900万円 その他    14億8267万5千円 (グラフ)  自主財源 29.6%  (内訳)市税 18.8%      繰入金 5.7%      その他 5.1%  依存財源 70.4%  (内訳)地方交付税 27.3%      国庫支出金 16.6%      市債    13.6%      県支出金   8.4%      地方消費税  3.4%      その他    1.1% ○歳出 民生費 98億7813万9千円 衛生費 36億7925万4千円 総務費 29億2651万2千円 公債費 21億7147万5千円 教育費 15億210万4千円 土木費 13億3764万1千円 農林水産業費 8億6366万2千円 消防費  6億8472万3千円 商工費  4億9729万3千円 その他  2億5704万7千円 (グラフ) 民生費 41.5% 衛生費 15.5% 総務費 12.3% 公債費  9.1% 教育費  6.3% 土木費  5.6% 農林水産業費 3.6% 消防費  2.9% 商工費  2.1% その他  1.1% ▼市民一人当たりに使われる「予算」  市民一人当たりに使われる金額がいくらになるか、主な費目ごとに表しています。  一人当たりの合計額は、512,476円になります。 ○民生費 212,721円  障がい者福祉、児童福祉、高齢者福祉、生活保護などに必要なお金 ○教育費 32,347円  学校教育・社会教育の振興、文化財保護、文化・スポーツの振興などに必要なお金 ○農林水産業費 18,598円  農林水産業の振興に必要なお金 ○公債費 46,761円  公共施設整備などのために借りた市債の償還に必要なお金 ○衛生費 79,231円  健康増進、母子保健、廃棄物処理、公害対策などに必要なお金 ○消防費 14,745円  消防や防災事業など、市民の安全のために必要なお金 ○総務費 63,021円  市の管理事務や企画、統計事務などに必要なお金 ○土木費 28,805円  道路、公園、市営住宅の管理などに必要なお金 ○商工費 10,708 円  観光事業や商工業の振興、物産流通に必要なお金 ▼「市税」と「市債」の市民一人当たり・一世帯当たりの負担額 ・市税…市民の皆さんから市に納められる税金で、市民税・固定資産税・軽自動車税・都市計画税など ・市債…特定の事業を行うに当たり、その費用を賄うため銀行などから借りるお金のことです  ここでは市税と市債の一人当たりおよび一世帯当たりの負担額がいくらになるかを表しています。  市税・市債   一人当たり  一世帯当たり 市税の負担額   83,136円   198,457円 市債の負担額   465,572円  1,111,384円 ※平成28年4月1日現在の人口と世帯数(人口46,437人、世帯数19,453世帯)で算出 ※市税は、個人市民税・固定資産税(交付金納付金は除く)・軽自動車税・都市計画税の予算額の合計で、滞納繰越分を除いて推計。市債は平成28 年度末残高見込額で推計 ▼平成28年度 特別会計総額 90億5171万円(前年度比5.5%減)  特別会計は特定の事業を行う場合や特定の収入を特定の支出に充てる場合に、一般会計とは別にその経理を明らかにするために設けた会計です。  会計別        予算額 国民健康保険事業 83億9033万円 温泉給湯事業   9313万8千円 後期高齢者医療   5億6824万円 ▼地方創生に向けて 平成28年度の主な事業  「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」を目指す主な事業を7つの施策ごとに説明します。 1.市民目線に立った行財政改革の推進 ◎しまばら創生・企業派遣研修事業【新規】 190 万円  市の若手職員をIT 企業に派遣し、先進企業のスピード感などを体感して、職員の能力向上を図るとともに企業との将来的な連携に向けた関係を構築します。 ◎新庁舎整備事業 4億3987万円 ◎ふるさとしまばら寄付金事業 2億5080万円 2.産業の振興と島原地域ブランドの確立 ◎農林水産業雇用促進事業【新規】 144万円  市内の認定農業者などが新たに正規雇用する際に支援を行い、経営規模の拡大と地域産業の活性化を図ります。 ◎農業競争力強化基盤整備事業 1億470万円 ◎島原ふるさと創生小西紀行プロジェクト 891万円 3.歴史と文化を活かした観光都市づくりと交流人口の拡大 ◎新観光組織体制構築・戦略策定事業【新規】 1050万円  観光プロモーション、観光施設の維持管理などを担う新組織を立ち上げ、戦略的な事業計画の策定を行います。 ◎島原藩主深溝松平家墓所調査事業 1781万円 ◎幸田町との友好親善交流事業 180万円 4.子育てにやさしいまちづくり ◎すこやか子育て支援事業 1億2066万円  多子世帯の保育所、幼稚園、認定こども園入所児の保育料を軽減することにより、児童の福祉の向上や出生率の向上を図ります。  (写真)保育園の園庭で新聞の兜を被った子どもたち ◎乳幼児等福祉医療費 9928万円 ◎すこやか赤ちゃん支援事業 1503万円 5.高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 ◎全国健康福祉祭ながさき大会 3450万円  10月に弓道、サッカーの2競技を開催し、全国の皆さんをおもてなしの心で迎え、島原の魅力を発信します。 ◎高齢者福祉交通機関利用助成事業 2632万円 ◎いきいき健康ポイント事業 109万円 6.島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 ◎放課後子ども教室推進事業 510万円  子どもの自主的な学習習慣を身に付けさせるため、放課後や夏休みに学習指導を行います。  (写真)子どもたちが教室で自主学習をしている様子 ◎小中学校学力向上対策事業 441万円 ◎JFAこころのプロジェクト「夢の教室」公演事業 305万円 7.安全で安心して暮らせる快適なまちづくり ◎汚泥再生処理センター建設事業 16億8113万円  市全体の効率的なし尿処理を図るため、老朽化した浄化苑を建て替えます。  (写真)建設中のし尿処理場 ◎船津地区高潮対策事業 1億3932万円 ◎雲仙・普賢岳噴火災害25年事業【新規】 775万円 ◎しまばら健康体操普及事業【新規】 250万円 ※「平成28年度当初予算概要」および「主要事業説明書」など詳しくは、市ホームぺージをご覧ください   島原市予算 検索 ▼問い合わせ先 総務課財政班 63-1111 内線152