◎つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク92 島原半島ジオパーク協議会(65-5540)  7月3日から7月5日にかけて、世界ジオパークネットワークによる島原半島ユネスコ世界ジオパークの2度目の再認定審査が行われました。 現地審査員は、パブロ・リバス氏(スペイン)と、チェン・ファン氏(中国)の2人。  今回の世界ジオパークの再認定審査では、国や県の関係機関をはじめ、島原半島ジオパーク協議会の会員に加え、認定ジオガイド、民話の語り部、雲仙小学校および口加高校、地元の農家、和ろうそく工房や製塩所のスタッフ、そして、ジオパークサポーターなど、多くの人たちが参加しました。  島原半島に暮らす人が、火山がもたらす災いに対峙しつつ、その恵みを生活の中に採り入れ、独自の文化や歴史を創り上げていることを現地審査員に伝えました。  ジオパークという仕組みを用いて地域を支え、地形や地層、岩石といった地球活動の産物だけでなく、それらに関わりを持つ自然、歴史、文化、伝統といった「地域の宝」を、未来に引き継ごうとしている人がたくさんいることは、審査員にも伝わったようでした。 (写真1)北上木場研修所跡地で説明を受ける審査員2人 (写真2)雲仙岳災害記念館内で説明を受ける審査員2人 (写真3)雲仙岳災害記念館内で説明を受ける審査員2人 (写真4)土石流被災家屋保存公園で説明を受ける審査員2人   ◎第13回島原半島ユネスコ世界ジオパークセミナー ▼と き 9月30日(土) 10時〜12時 ▼ところ 南島原市口之津公民館 ▼参加料 無料 ▼講 師 森 輝隆(もり てるたか)氏 ▼題 目 「地形にみる島原半島の文化」