◎〜もっと身近に、島原ブランドを〜島原スペシャルクオリティ ○「あごだしそうめん茶漬け(梅)」(写真1)  県立島原農業高校の生徒が島原をPR できる新しい特産品を作りたいという思いから、手延べ麺メーカーの「めんの山一」と共同開発した「あごだしそうめん茶漬け(梅)」。市の花である「梅」と特産である「島原手延べ素麺」を組み合わせることで生まれました。  独自配合の梅ペーストは、長崎近海産あごの出汁との相性が抜群。伝統の製法で素麺のコシはそのままに即席麺にし、お湯をかけるだけで食べられるうれしい商品です。 (写真2)農業高校の生徒と「めんの山一」の担当者があごだしそうめん茶漬け(梅)をPRしている写真 ▼めんの山一(65-1110) ○「島原てぬぐい てんげ堂」(写真)  昔ながらの手刷りで、生地には高品質の「岡おかさらし晒」を使用し、糸や織目が細かいため、肌触りが気持ち良く、吸水性、通気性に優れ、何枚あっても重宝します。また、島原扇やかんざらし、桃カステラなど、地域にちなんだものをモチーフに作られた愛らしい デザインのてぬぐいは、季節や気分に合わせた絵柄をインテリアとして飾ることもおすすめです。 ▼山口屋染物店(62-3768) ▼問い合わせ先 しまばらブランド営業課(68-1111 内線573) ◎地域おこし協力隊コラムS 地域おこし協力隊 光野 竜司(みつの りゅうじ)  島原の皆さん、こんにちは。  地域おこし協力隊の光野です。  島原に移住してきて、早くも2年が経ちました。  未来へ向けた新しい形の農業を目指して設立した「株式会社トトノウ」も2期目に差し掛かりました。  この2年間の島原での活動を踏まえて私の中で感じている「地域が盛り上がっていくために必要なこと」をお話ししたいと思います。  結論からいうと「地元の人が地元の良いところ、好きなところを自慢できるようになる」ということです。全国各地の地域づくりの成功事例をみると地域の良さを生かした上でのコンセプトやストーリーが作られています。  しかし、私が島原で暮らしている中で感じたことは、地元の人が島原の良さや自慢できるものがないというマイナスイメージを持っているということです。一方で島原に移住してきた人たちからは良いイメージの意見が大半を占めています。  私自身、島原に移住して農業に関わっているのも、この地域の農業に魅力を感じたからです。まずは自慢できることを探して、その裏側にある物語を知ることからスタートしています。  だからこそ、島原の皆さんにあらためて地元を見つめ直していただきたいです。  日常の景色の中にまだ気付いていない素晴らしさが必ずあると思います。 ▼問い合わせ先 政策企画課(62−8012) (写真)たくさんの島原野菜を持って微笑む光野竜司さん