◎つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク  島原半島ジオパーク協議会(65-5540) 「笑顔」「誇り」「幸せ」をもっと、そして、ずっと 日本ジオパーク認定10周年記念シンポジウム  昨年11月10日、島原半島の日本ジオパーク認定10周年を記念するシンポジウムを開催しました。このシンポジウムは、島原半島で行われてきたジオパーク活動を振り返るとともに、島原半島の未来を考えることを目的に開催したもので、約230人が参加しました。  午前中に行われた基調講演の中で、長年、普賢岳噴火の研究に携わり、国内外のジオパークの審査の経験も豊富な、日本ジオパーク委員会委員長の中田節也先生は、平成24年に島原半島で開催したジオパーク国際ユネスコ会議が、ジオパークプログラムが防災に貢献することを示した最初の会議であったことを紹介するとともに、「今後は島原半島地域ならではのストーリーを海外にも発信し、地域の持続的発展を実現してほしい」と述べました。また、日本ジオパークネットワークの齊藤清一事務局長は、ジオパークは地域や国境に関わりなくお互いにネットワークでつながっていること、そしてそのつながりの活用が、地域が抱える課題の解決と発展に大きく貢献することを強調しました。  午後に行われた分科会では、高校生を含む幅広い年代の人が、地域づくり、防災、観光といったテーマに沿って、島原半島を将来どのような地域にしていきたいかを語り合いました。  シンポジウムの最後に発表された『島原半島の「笑顔」「誇り」「幸せ」をもっと、そして、ずっと』という島原半島ジオパークの基本理念の中には、地域の人が地域を守り、そこにある地域の遺産を主体的に未来に引き継いでいくことへの願いが込められています。今の子ども達が、大人になっても幸せに暮らすことができるふるさとを、みんなでつくっていきましょう。 (写真)シンポジウムで大会宣言をする島原半島ジオパーク協議会長の古川島原市長 ○第27回「ジオ空(ぞら)教室」  島原半島の歴史・文化・自然、そしてそれらをつくりだしたジオの魅力を、専門家が毎回たのしく紹介します。ふるってご参加ください! ▼と き 2月2日(土)10時〜12時 ▼ところ 吾妻町ふるさと会館 調理室(雲仙市吾妻町牛口名537番地1) ▼講 師 鈴木 美智子(すずき みちこ)氏(ジオガシ旅行団代表) ▼題 目 ジオガシキッチン教室〜身近な風景を美味しく学ぼう〜 ▼定 員 20人(先着順)※小学生(低学年)以下は保護者同伴でお願いします ▼参加料 500円(材料費、保険料含む) ▼持参品 エプロン、三角巾(バンダナなどでも可)、手ふき用ハンドタオル ▼申込期限 1月30日(水) ▼申込方法 氏名、住所、生年月日、電話番号を記入したメール(info@unzen-geopark.jp)、または電話で申し込んでください