●図書館へ行こう ◎新刊図書紹介 ▼「発現(はつげん)」阿部 智里(あべ ちさと) 著 NHK出版  平成と昭和、ふたつの時代で起こった不可解な事件。真相に近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。「八咫烏(やたがらす)シリーズ」に続く書き下ろし長編小説。 ▼「ニムロッド(Nimrod)」上田 岳弘(うえだ たかひろ) 著 講談社  やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける・・・。あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。新時代の仮想通貨( ビットコイン) 小説。第160回芥川賞受賞作。 ▼「1R1分34秒 」町屋 良平(まちや りょうへい) 著 新潮社  考えすぎてばかりいる、21歳プロボクサーのぼくは、自分の弱さに、その人生に厭(あ)きていた。駆け出しトレーナーの変わり者、ウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていく。第160回芥川賞受賞作。 ▼「 駒音(こまおと)高(たか)く 」佐川 光晴(さがわ みつはる) 著 実業之日本社  プロを志す中学生、引退間際の棋士、将棋会館の清掃員・・・。将棋の世界に生きる7人の人生を、青春・家族小説の名手が温かなまなざしで描く珠玉の連作短編集。「大阪のわたし」「光速の寄せ」など全7編を収録。 ◎図書館司書のオススメ本 「桜 〜春を告げる日本の象徴〜」 現代用語の基礎知識編集部 編 自由国民社  つぼみから満開、そして散りゆくまで、私たちの目を楽しませてくれる桜。桜が親しまれてきた歴史、文学や古典芸能の名作、いつかは出かけてみたい桜の名所・名木、桜にちなんだ菓子や工芸などを紹介します。日本人に愛されてきた桜の魅力がつまった1 冊です。桜の開花を前に一足先に春を感じてみませんか。 ◎2月イベント情報 ○島原図書館 ・おはなしのじかん     2日(土)11時〜 ・おはなしのじかん     9日(土)11時〜 ・郷土史を学ぼう会      9日(土)14時〜 ※「島原藩日記にみる享保期の暮らし(十)」講師:松尾 司郎(まつお しろう) 先生 「深溝世紀 巻6」 講師:松尾 卓次(まつお たくじ) 先生 ・おはなしのじかん     16日(土)11時〜 ・子ども向け手作り講座「フェルトでつくる 花のブローチ」対象:小学生、定員:10人、参加料:100円 17日(日)10時〜 ※詳しくは図書館に問い合わせてください ・おはなしひろば      23日(土)11時〜 ・おはなしのじかん0・1・2 27日(水)11時〜 ・おはなしのじかん     30日(土)11時〜 ○有明図書館 上映会「おしりたんてい」〜ププッとかいけつ!おしりたんていとうじょう〜 3日(日)10時30分〜※入場無料 除籍雑誌をお譲りします 9日(土)・10日(日)9時〜18時 おはなしポケット 9日(土)11時〜 わくわく本の広場 20日(水)10時30分〜 おはなしのじかん 23日(土)11時〜 ○島原図書館(64-4115) 開館時間…9時〜18時(金曜は20時まで開館) 休館日…3月4日(月)・11日(月)・18日(月)・25 日(月)・31日(日・資料整理日) ○有明図書館(68-5808) 開館時間…9時〜18時 休館日…3月5日(火)・12日(火)・19日(火)・26日(火)・31日(日・資料整理日)