●つなごう!未来へ 島原半島ユネスコ世界ジオパーク  島原半島ジオパーク協議会(65-5540) ○災害と感謝の気持ちを伝え続ける  リニューアルしたがまだすドーム  2002年7月1日に開館した「雲仙岳災害記念館」は、火山噴火を学び、過去に起きた火山災害を次の世代に継承することを目的とした施設で、火山観光の拠点としての役目を果たすとともに、全国から寄せられた温かいご支援への感謝の気持ちも伝えています。  この施設が2018年4月にリニューアルオープンされ、来館者にとってより親しみやすく、わかりやすいものになりました。  新しくなった「がまだすドーム」では、最新の映像技術を駆使した展示が随所に見られます。展示の目玉である「平成大噴火シアター」は、より迫力あるデジタル映像になったほか、島原半島の成り立ちが学べるなど、内容も充実しました。火砕流の流れる速度が光の動きで体感できる「火砕流の道」は、光に加えて火砕流のデジタル映像も同時に流れるようになりました。さらに「平成噴火ジオラママッピング」では、火砕流や土石流の流れた範囲が島原半島の立体模型に投影され、噴火に伴う被害が徐々に地域に拡がっていった様子がわかりやすく学べるようになりました。  子どもたちに大人気の「こどもジオパーク」や、科学実験が楽しめる「ワンダーラボ」が新設されたほか、「島原半島ユネスコ世界ジオパーク情報スペース」もリニューアルされ、夏休みの自由研究などで日本のジオパークと島原半島ユネスコ世界ジオパークの違いを学ぶ事もできるようになりました。様々な世代の人が学び、体験できる施設に生まれ変わった「がまだすドーム」の新しいカフェ「カタコト」で、地元の食材を使ったランチを楽しんでみませんか? (写真)「平成噴火ジオラママッピング」で被害の状況を学ぶ(提供:がまだすドーム) ○第31回「ジオ空教室」 島原半島の歴史・文化・自然、そしてそれらをつくりだしたジオの魅力を、その道のプロが毎回たのしく紹介します。ふるってご参加ください! ▼と き 6月29日(土) 10:00〜12:00 ▼集合場所 霊丘公園(弁天町二丁目) ▼講 師 宮ア 金助(みやざき きんすけ) 先生(島原文化連盟委員長) ▼題 目 ジオさるく「島原の歴史をめぐる」 ▼内 容 市内の天如塔で「からゆきさん」の歴史を説明し、その後、認定ジオガイドによる市内の街歩きを行います ▼参加料 無料  ▼定 員 20人 ▼持参品 飲み物、タオル、その他暑さ対策に必要なもの ※動きやすい服装で来てください ▼申込方法 氏名、住所、性別、生年月日を記入のうえ、メール(info@unzen-geopark.jp) または電話で申し込んでください  ▼申込期限 6月26日(水)