●〜もっと身近に、島原ブランドを〜 島原スペシャルクオリティ 「島原焼」  島原半島の土と釉薬(ゆうやく)には眉山のセレクト土や雲仙普賢岳の火山灰を使うなど地元のものにこだわっています。落ち着いた色合いで、手にする度に心が和みます。 島原焼窯元 陶房「草まくら」 南崩山町  (TEL:64-2187) (写真)島原焼 「とら巻」  つぶあんは、じっくりと練っているからなめら かで艶があり、生地には新鮮な卵とハチミツが入っているので口当たり柔らかで、しっとりした食感を楽しむことができます。印象的なトラ模様の生地は一枚一枚、丁寧に手焼きしています。 株弥光製菓 新馬場町(TEL:62-6101) (写真)とらまき ▼問い合わせ先 しまばらブランド営業課(TEL:68-1111内線573) ●地域おこし協力隊コラム 協力隊、なんしよっと? 地域おこし協力隊 上田 友(うえだ とも)  ふと、妻が「島原って絵になるね。」と呟きました。  私は島原鉄道沿線地域を皆さんに紹介したくて、手描きマップ(鳥瞰図(ちょうかんず))を作成しています。  美しい「山」と「海」が、ずっと続く車窓。豊かな自然に恵まれている沿線風景。人々の暮らしが息づく島原半島。マップを制作している途中、妻の一言に私は「なるほどなぁ」と思いました。  島原半島は、中央に火山があり、その周りに人々が住み、それらが海に囲まれています。この地は約四三〇万年前に早崎半島辺りの海底火山の噴火により生まれたそうです。現在に至るまで活発な噴火活動を繰り返し、地形を変えながら、良質な土壌や湧水、温泉などの自然の恵みを育みました。  島原というこの地から大地の見方やこの街の楽しみ方を教えて頂いている気がします。  数万年単位の自然活動の中、「たまたま」生まれた地形からの恵みが、生活の中に生かされている。そんな「絵になる」島原を、より多くの人と共有できれば嬉しいです。  地域の人々への取材を振り返りながら、今日も描く。  「なるほど、あの人とこの人の話しはここで繋がるのか・・・。」 ▼問い合わせ先 政策企画課 (TEL:62-8012) (写真)手書きマップ(鳥瞰図)制作中の上田隊員