◎平成31年度 全国学力・学習状況調査 今年度の全国学力・学習状況調査が次のとおり実施されました。市内小・中学生の状況についてお知らせします。 ▼調査対象学年 小学6年生、中学3年生(原則として全児童・生徒が対象) ▼調査実施日 4月18日(木) ▼調査結果 ○小学校の教科別に市、県、国を比較した棒グラフ(%) 島原市、長崎県、全国の順 国語の場合、67、61、63.8 算数の場合、67、65、66.6 ○中学校の教科別に市、県、国を比較した棒グラフ(%) 島原市、長崎県、全国の順 国語の場合、74、73、72.8 数学の場合、64、60、59.8 英語の場合、55、54、56 @教科に関する調査(調査区分ごとの平均正答率)から ◎ 小学校国語、算数、中学校国語、数学の平均正答率が全国平均、県平均を上回りました。  とりわけ小学校国語、中学校数学は、高い数値を示しています。 △ 中学校英語の平均正答率が、全国平均をわずかに下回ったものの、県平均を上回りました。   以上のことから本市の小・中学生の学力は、期待される一定の学力が身に付いている状況です。   これは全国、県、市の学力調査の結果をもとに、数値目標を掲げねらいに即した「書く活動」を重視した授業、  補充学習、家庭学習の充実に学校全体で取り組んだ成果と言えます。 A児童生徒質問紙調査(学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面などに関する調査)から ○ 国語の解答を文章で書く問題で、「全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力した」児童生徒の割合が高いです。 ○ 算数、数学の授業で学習したことは、将来社会に出たときに役に立つと思っている児童生徒の割合が高いです。 △ 家で自ら計画を立てて勉強をする児童生徒の割合は高く、授業時間以外に平日(月曜〜金曜)、1日当たり  1時間以上学習している児童生徒の割合は増加傾向にあります。しかし、その割合は小学校で8割、中学校  で7割にとどまっているため、引き続き家庭学習の習慣化や時間の確保、内容の充実について取り組みが必  要です。 ▼学力向上への取り組み @ 各学校で、週1回30分間の学習の補充時間を設定しています A 小学2〜4年生と中学1、2年生を対象に、市の学力調査を行っています B 小学校(国語、算数、理科、社会)、中学校(国語、数学、英語)で、課題に合わせた多くの練習問題を用意し、   取り組んでいます C 各学校で、放課後子ども学習室を開いています ▼問い合わせ先 学校教育課(68-1111 内線643) ◎今月の表紙 ラグビーワールドカップ2019TM日本大会  9月20日に開幕した、ラグビーワールドカップは4年に1度行われる「ラグビー世界一」を決める大会です。本市はトンガ代表の公認チームキャンプ地になっており、地元クラブチーム「島原ラグビーフットボールクラブ」の子どもたちも、トンガ代表選手の来島を喜んでいます。選手たちの熱い戦いを期待します。 (写真)手作りのメッセージカードで、トンガ代表チームの来島を歓迎する、島原ラグビーフットボールクラブの子どもたち