●ニューフェイス 〜島原市地域おこし協力隊〜  昨年12月から島原市地域おこし協力隊として活動している、萩原 大介(はぎわら だいすけ)です。東京都羽村市出身の42歳です。  単身島原市に移り住み、現在は北門町で暮らしています。  成城大学文芸学部芸術学科にて美術史から哲学、音楽史、映画史、演劇史を学びました。  大学卒業後はビデオゲームの製作、システムエンジニア、インターネット関連の仕事に就く傍ら、フリーランスとして翻訳や日本語指導を行ってきました。  島原の印象ですが、水が豊富で、海と山、自然も豊富。島原城や武家屋敷等文化財が豊富。そして、肉、魚、野菜、お菓子などおいしい食べ物も豊富です。お店も一通りそろっていて、なおかつ東京より安価です。観光地と生活圏が一体となっていて、楽しく便利な街だと感じました。  趣味はサイクリングと料理。島原半島一周は108キロメートルあるとのことで、自転車で半島一周をしてみたいです。  また、地元の食材で、料理のレパートリーを増やしたいと考えています。  今後は島原市への移住促進を担当して参ります。島原の魅力と合わせて、生活していく上で必要となる情報を発信していくことで、まずは行ってみたい、そして住んでみたいと思っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。  また、新しいことにチャレンジできる環境が島原市にあることを、私自身の取り組みを通じて地元の皆さまや市外の人たちに伝えていきたいと考えております。  どうぞ皆さまよろしくお願いいたします。 (写真)島原市地域おこし協力隊 萩原 大介(はぎわら だいすけ)さん (42歳)(写真)萩原隊員は日本語指導のために海外を渡り歩いていました(写真はフランス) ●地域おこし協力隊コラム 協力隊、なんしよっと? 地域おこし協力隊 吉岡 慈文(よしおか ひろふみ) 2020年になりました。  オリンピックで日本中が盛り上がる年になりそうです。  さて、昨年の11月9日(土)「文化財ロングウォーキング」を開催し、私は現地で解説をしました。  このウォーキングの趣旨は、貴重な文化財を市民に知ってもらうことです。  各地で開催される街歩きイベントは、一部地域やスポットをかいつまんだものになる場合が多くあります。  今回は、島原市にはこんな文化財があるということを幅広く知ってもらい、文化財保護に繋げたいと考えていましたので観光パンフレットなどには紹介されないマニアックな史跡もコースに取り入れることにしました。  昨年、沖縄県の首里城が焼失するというショッキングな出来事がありました。  私は報道を見るにつけ「あって当たり前の文化財はないんだなぁ。」と改めて痛感しました。先人が守り伝えてきたからこそ、今も目の前にあるのです。  文化財を「あって当たり前」にするためには、従来の方法にとらわれない文化財の活用をし、多くの人に文化財への愛着を深めていただくこと。そして、愛着をもって市全体で話し合い適切な保護を図っていく、たゆまない努力が不可欠です。  今回のウォーキングが文化財パトロールなど、文化財を守っていく活動の礎になればと思います。 ▼問い合わせ先 社会教育課(内線652) (写真)柏野町 旧本光寺墓所で解説する吉岡隊員