平成23年度当初予算 一般会計  231億6600万円 (対前年度比13.4%増) 特別会計  83億6164万円 (対前年度比3.4%増)  市の財政の実状を理解してもらうため、本年度の予算の概要をお知らせします。  本年度予算の編成に当たっては、@島原半島の中心都市づくりA交通・情報ネットワークづくりB安心安全な暮らしづくりC特色ある産業づくりD健康で誇り高く暮らせる「ひとづくり」重視の都市づくり、という5つの都市づくりビジョンの推進を図るとともに、ジオパーク事業や長崎国体に向けた事業、緊急雇用創出事業など経済対策に取り組みつつ、災害記録の伝承や防災意識の高揚を図る取り組みに重点的に予算を配分しています。 平成23年度 一般会計 ■一般会計当初予算の内訳 歳入 歳入総額・・・・・・・・・・・・・・・231億6600万円 地方交付税・・・・・・・・・・・・61億円(26.3%) 市税・・・・・・・・・・・・・・・・・・46億2194万5千円(20.0%) 国庫支出金・・・・・・・・・・・・34億 804万5千円(14.7%) 市債・・・・・・・・・・・・・・・・・・33億7010万2千円(14.5%) 県支出金・・・・・・・・・・・・・・22億3157万9千円(9.6%) 繰入金・・・・・・・・・・・・・・・・14億7313万4千円(6.4%) 地方消費税交付金・・・・・・・4億8000万円(2.1%) その他・・・・・・・・・・・・・・・・14億8119万5千円(6.4%) 自主財源[市税・繰入金ほか]・・・・・・・・・・・・29.9% 依存財源[地方交付税など自主財源以外]・・・・・・・70.1% 歳出 歳出総額・・・・・・・・・・・・・231億6600万円 民生費・・・・・・・・・・・・・・・・79億3675万6千円(34.3%) 総務費・・・・・・・・・・・・・・・・31億7320万9千円(13.7%) 土木費・・・・・・・・・・・・・・・・26億4841万円(11.4%) 公債費・・・・・・・・・・・・・・・・25億2637万8千円(10.9%) 教育費・・・・・・・・・・・・・・・・23億5370万6千円(10.2%) 衛生費・・・・・・・・・・・・・・・・19億2993万9千円(8.3%) 商工費・・・・・・・・・・・・・・・・・8億3946万6千円(3.6%) 農林水産業費・・・・・・・・・・・7億3141万5千円(3.1%) 消防費・・・・・・・・・・・・・・・・・6億9531万4千円(3.0%) その他・・・・・・・・・・・・・・・・・3億3140万7千円(1.5%) ■市税と市債の1人当たりおよび1世帯当たりの負担額  市税とは、市民の皆さんから市に納められる税金で、市民税・固定資産税・軽自動車税・たばこ税などです。  市債とは、特定の建設事業を行うに当たり、その費用を賄うため銀行などから借りるお金のことです。  ここでは、市税と市債の1人当たりおよび1世帯当たりの負担額がいくらになるかを表しています。  ●市税の負担額  1人当たり 85,310円  1世帯当たり 220,319円  ●市債の負担額  1人当たり 364,655円  1世帯当たり 941,747円  ※平成23年3月31日現在の人口と世帯数(人口48,387人、世帯数18,736世帯)で算出  ※市税は、個人市民税・固定資産税(交付金納付金は除く)・軽自動車税・都市計画税の調定額の合計で、滞納繰越分を 除いて推計  ※市債は、平成23年度末現在高見込額より推計 ■市民1人当たりに使われる予算  市民1人当たりに使われる金額がいくらになるか、主な費目ごとに表しています。 民生費 151,399円 障がい者福祉、児童福祉、高齢者福祉、生活保護などに必要なお金 公債費 55,497円 公共施設整備などのために借りた市債の償還に必要なお金 総務費 51,611円 市の管理事務や企画、選挙事務、文化・スポーツの振興などに必要なお金 教育費 43,673円 学校教育・社会教育の振興、文化財保護などに必要なお金 土木費 42,400円 道路、公園、市営住宅の建設・管理などに必要なお金 衛生費 33,737円 健康増進、母子保健、廃棄物処理、公害対策などに必要なお金 農林水産業費 11,509円 農林水産業の振興に必要なお金 消防費 17,530円 消防や防災事業など、市民の安全のために必要なお金 商工費 8,964円 観光事業や商工業の振興に必要なお金 合計金額 416,537円 ■目的税の使いみち  目的税とは、その使い道が特定されている税金のことで、本市では都市計画税と入湯税があります。  都市計画税は、街路や公園など都市計画事業に要する費用の一部として、入湯税は鉱源泉の保護管理施設、観光施設などの整備や観光の振興に要する費用の一部として活用されます。 ○都市計画税 事業名 平成23年度予算額 都市計画総務費 162,459,000円 公園費 264,042,000円 街路整備事業費 359,010,000円 都市下水路費 2,482,000円 街なみ環境整備事業費 24,267,000円 公債費(都市計画事業債のみ) 392,992,000円 合計 1,205,252,000円 財源内訳 都市計画税 367,402,000円 国庫・県支出金 146,057,000円 市債 259,336,000円 その他特財 103,660,000円 一般財源等 328,797,000円 ○入湯税 事業名 平成23年度予算額 鉱泉源の保護管理施設整備費 14,000,000円 消防施設整備費 17,700,000円 観光振興費 529,094,000円 観光施設整備費 20,000円 合 計 560,814,000円 財源内訳 入湯税 14,505,000円 国庫・県支出金 379,267,000円 一般財源等 167,042,000円 平成23年度 特別(企業)会計  特別(企業)会計は、特定の事業を行う場合や特定の収入を特定の支出に充てる場合に、一般会計とは別に、その経理を明らかにするために設けた会計です。 会計別 予算額 国民健康保険事業 7,093,071,000円 温泉給湯事業 72,066,000円 交通災害共済事業 13,330,000円 島原都市計画事業  安中土地区画整理事業 12,043,000円 有明町簡易水道事業  665,742,000円 後期高齢者医療 505,389,000円