まちかどウォッチング エコオフィス実現に向けて オフィスペーパーリサイクル 引渡式  7月19日、市役所内から排出されるコピー用紙をはじめとしたオフィスペーパーがトイレットペーパーとしてリサイクルされたので、横田市長が引き渡しを受けました。  今回、引き渡しを受けたのは20カ月の間に発生したオフィスペーパーがトイレットペーパー1600個にリサイクルされたもので、今後、市役所庁舎などのトイレで使用されます。  この取り組みにより、ごみ減量化・資源の有効利用・ごみ処理費用の抑制・トイレットペーパー購入費用削減の4つの効果があります。 慣れ親しんだ校舎へ感謝の気持ち 三小「本校舎ありがとう式典」  7月24日、老朽化に伴う第三小学校校舎の建て替え工事を前に「本校舎ありがとう式典」が行われました。  建て替え予定の校舎は築83年が経過し、昭和天皇が訪問されるなど歴史と伝統がある校舎で、地域を代表する建物として、皆さんに愛されてきました。  式典には、生徒・卒業生をはじめ、教鞭を振るった人、地域の人、関係者などが参加し、児童による踊りの披露や写真展のほか、梅林次生(うめばやし ひでたか)先生による思い出の授業再現などが行われ、慣れ親しんだ校舎へ最後の別れを告げました。 豊富な湧水でエコ 湧水利用ヒートポンプ空調システム実証実験  8月10日、市内至るところからあふれている湧水を利用した「湧水利用空調システム」の実証実験が武家屋敷売店で開始されました。  この空調システムは、従来の空気熱を利用した空調と違い、1年中17℃と一定した湧水を熱源としたもので、冷房時はエネルギー使用量・CO2共に約70%、同じく暖房時は約20%の削減効果が期待されます。この実証実験は平成24年3月10日まで行われ、検証結果をもとに今後の利用方法などが検討されます。 兄弟の絆、更に深く 豊後高田市児童交流事業  8月8日から10日まで、島原市の兄弟都市でもある豊後高田市から小学校児童や関係者など68人が来島し、お互いの兄弟校・交流校を訪れ交流を深めました。  この交流事業は、平成11年から始まったもので、お互いのまちを交互に訪問し、兄弟都市としての絆を深めてきました。  訪問に際し、横田市長が「兄弟校と交流を深め、帰ったら島原での思い出を友だちに話してください」と歓迎の挨拶を行ったあと、豊後高田市児童を代表して仲井郁穂(なかいいくほ)君が「島原の友だちをたくさん作って、楽しんで帰りたい」と挨拶しました。  このあと、豊後高田市児童は雲仙岳災害記念館を見学したほか、市内にホームステイし、島原市の児童との交流を深めました。最終日はまた会うことを約束し、バスが見えなくなるまでお互い手を振り続けました。 多くの人で賑わいました 土曜夜市  7月23日から8月13日までの土曜日、万町商店街および一番街アーケードを会場に土曜夜市が開催されました。  土曜夜市には、多くの出店が軒を並べたほか、イベント会場ではキャラクターショーなどが行われるなどして賑わいを見せ、皆さん夏の夜を楽しみました。  また、夜市開催当日は水まつりやゆかたまつりの開催期間中でもあり、浴衣姿の人が多く訪れ、夏の夜に彩りを添えていました。 水の大切さをあらためて実感 島原水まつり  8月3日から6日まで、武家屋敷や浜の川湧水をメイン会場に水まつりが開催されました。  今年は、水に感謝すると共に20年前の雲仙・普賢岳噴火災害、東日本大震災により亡くなられた故人の冥福を祈るため、子どもたちの手作り灯ろうが白土湖へ流されました。  また、各会場では夕闇にほんのりと浮かび上がる幻想的な光景が多くの人の目を楽しませ、尺八や胡弓の音色に皆さん酔いしれました。