6月は「 食育月間 」 毎月19日は「 食育の日 」  食べることは、心身ともに健康的な生活を送る基本であり、家族で囲む食卓は、会話によるコミュニケーションや食に関する知識やマナーの学びの場であり、健全で豊かな心の形成に欠かせないものです。家庭での食育に取り組みましょう。         (写真)平成24年1月の「ふれあい給食」の様子 食育とは  「食育」とは、一人ひとりが生涯にわたって生き生きと暮らすことができるように、家庭・地域・学校などでさまざまな経験や活動を通して、自らの食について考えたり、食に関する知識や判断力を身につけることです。  島原市では、平成22年3月に『島原市食育推進計画』を策定しました。その中で、島原の郷土料理である「しまばら具雑煮」を頭文字にした基本方針を打ち出して食育を推進しています。  今後、食育を市民運動として展開し「食から始まる豊かなくらし」を実現しましょう。 「島原の食育」合言葉は し ま ばら ぐ ぞ う に ・しょくいく(食育)で市民の心と身体の健康づくり ・ますます広げよう、体験活動と食への感謝の気持ち ・バランスのとれた食事 ・ぐるっと地域の輪をつなぐ伝統の食文化 ・ぞうに(雑煮)のように粘り強く長く続けよう、食 育推進市民運動 ・うみ(海)の幸、山の幸、島原の豊かな自然の恵み をみんなで楽しくいただきます ・にっこりと、食卓を囲んで家庭の団らん (写真)島原具雑煮 食育トリビア『フードマイレージ』  フードマイレージとは、食材の輸送に環境への影響を数値化したものです。「輸送距離×輸送重量」で表わされる指標です。この値が小さいほど二酸化炭素の排出量が抑えられ、エコにつながります。  フードマイレージを小さくする方法のひとつが、『地産地消』です。島原には、たくさんの農水産物があります。食卓に地元食材を使った郷土の料理を並べてみませんか? 「島原の食育」を実践! バランスのとれた食事  1回の食事に3つのお皿(主食・主菜・副菜)3つの料理を揃えましょう。 にっこりと、食卓を囲んで家庭の団らん  楽しい食事は、食事をおいしくするスパイスのひとつです。また、楽しい食事は『ココロ』を豊かにし、心身ともに健康にする力があります。1日に1回は家族団らんの時間を作りましょう。 地産地消レシピ 郷土料理を味わおう だご汁 〜島原の野菜を使った郷土料理〜 材料(4人分) 小麦粉 100g 鶏肉 50g 白菜 100g 人参 1/3本 ごぼう 1/3本 油揚げ 1枚 ちくわ 1/2本 醤油 大さじ1 塩 小さじ1/2 だし汁 3カップ 作り方 @具材を食べやすい大きさに切る Aだしで@を煮る B小麦粉をボールに入れて、水を少しずつ加えながら、耳たぶの柔らかさになるまでこねる。 CBをちぎりながら鍋に入れて、浮いてきたら完成 エネルギー 148kcal 塩分 1.6g レシピ提供:島原市食生活改善推進員協議会