平成24年度 当初予算  市の財政の実状を理解してもらうため、本年度の予算の概要をお知らせします。  本年度予算の編成に当たっては、@島原半島の中心都市づくり、A交通・情報ネットワークづくり、B安全・安心な暮らしづくり、C特色ある産業づくり、D健康で誇り高く暮らせる「ひとづくり」重視の都市づくり、という5つの都市づくりビジョンの推進を図るとともに、ジオパーク事業や長崎国体に向けた事業、雇用創出事業など経済対策に重点を置いて予算を配分しています。 経済対策を重点とした予算 一般会計 216億3200万円(対前年度比6.6%減) 特別会計  87億2822万円(対前年度比 4.4%増) ■平成24年度 一般会計 歳入 地方交付税(28.8%) 市税(20.7%) 国庫支出金(15.3%) 県支出金(10.6%) 市債(10.1%) 繰入金(7.1%) 地方消費税交付金(2.1%) その他(5.3%) 総額 216億3200万円   地方交付税 62億2200万円   市税 44億8729万4千円 国庫支出金 33億1061万8千円 県支出金 22億9071万7千円 市債 21億8834万3千円 繰入金 15億2841万2千円 地方消費税交付金 4億5000万円   その他 11億5461万6千円 ・自主財源(市税・繰入金ほか)………………31.5% ・依存財源(地方交付税など自主財源以外)…68.5% 歳出 民税費(36.9%) 土木費(11.5%) 総務費(11.2%) 公債費(11.2%) 衛生費(8.9%) 教育費(7.8%) 商工費(4.5%) 農林水産業費(3.3%) 消防費(3.3%) その他(1.4%) 総 額 216億3200万円 民生費 79億7538万8千円 土木費 24億8986万3千円 総務費 24億3066万8千円 公債費 24億1407万6千円 衛生費 19億2395万4千円 教育費 16億9148万4千円 商工費 9億8347万4千円 農林水産業費 7億1367万6千円 消防費 7億1218万9千円 その他 2億9722万8千円 ■市税と市債の1人当たりおよび1世帯当たりの負担額  市税とは、市民の皆さんから市に納められる税金で、市民税・固定資産税・軽自動車税・たばこ税などです。  市債とは、特定の建設事業を行うに当たり、その費用を賄うため銀行などから借りるお金のことです。  ここでは、市税と市債の1人当たりおよび1世帯当たりの負担額がいくらになるかを表しています。  @市税の負担額 1人当たり 79,700円 1世帯当たり 203,182円  A市債の負担額 1人当たり 403,293円 1世帯当たり 1,028,126円 ※平成24年3月30日現在の人口と世帯数(人口48,139人、世帯数18,883世帯)で算出 ※市税は、個人市民税・固定資産税(交付金納付金は除く)・軽自動車税・都市計画税の調定額の合計で、滞納繰越分を除いて推計。市債は、平成24年度末現在高見込額より推計 ■市民1人当たりに使われる予算  市民1人当たりに使われる金額がいくらになるか、主な費目ごとに表しています。1人当たりの合計額は、449,365円になります。 民生費 165,674円(障がい者福祉、児童福祉、高齢者福祉、生活保護などに必要なお金) 公債費 50,148円(公共施設整備などのために借りた市債の償還に必要なお金) 総務費 50,493円(市の管理事務や企画、選挙事務、文化・スポーツの振興などに必要なお金) 教育費 35,137円(学校教育・社会教育の振興、文化財保護などに必要なお金) 土木費 51,722円(道路、公園、市営住宅の建設・管理などに必要なお金) 衛生費 39,967円(健康増進、母子保健、廃棄物処理、公害対策などに必要なお金) 農林水産業費 14,825円(農林水産業の振興に必要なお金) 消防費 14,794円(消防や防災事業など、市民の安全のために必要なお金) 商工費 20,430円(観光事業や商工業の振興に必要なお金) ■目的税の使い道  目的税とは、その使い道が特定されている税金のことで、本市では都市計画税と入湯税があります。  都市計画税は、街路や公園など都市計画事業に要する費用の一部として、入湯税は鉱源泉の保護管理施設、観光施設などの整備や観光の振興に要する費用の一部として活用されます。 ◎都市計画税(単位:千円) 事業名 平成24年度 都市計画総務費 124,846 公園費 181,148 街路整備事業費 191,733 都市下水路費 2,482 街なみ環境整備事業費 30,409 公債費(都市計画事業債のみ) 374,684 合計 905,302 財源内訳 都市計画税 335,367 国庫・県支出金 119,361 市債 145,600 一般財源等 304,974 ◎入湯税(単位:千円) 事業名 平成24年度 鉱泉源の保護管理施設整備費 14,000 消防施設整備費 15,290 観光振興費 568,596 観光施設整備費 20,943 合計 618,829 財源内訳 入湯税 11,883 国庫・県支出金 415,097 市債 37,700 一般財源等 154,149 入湯税…入湯税は、温泉や鉱泉の利用者に課せられる市税です ■平成24年度 特別会計  特別会計は、特定の事業を行う場合や特定の収入を特定の支出に充てる場合に、一般会計とは別に、その経理を明らかにするために設けた会計です。 会計別 予算額(千円) 国民健康保険事業 7,374,695 温泉給湯事業 78,093 交通災害共済事業 13,100 島原都市計画事業安中土地区画整理事業 845 有明町簡易水道事業 721,720 後期高齢者医療 539,774