台風シーズン到来!災害から身を守るために  昨今、国内外を問わず大規模な災害が頻繁に発生しています。災害の被害を最小限に食い止めるために、一人ひとりが災害は突然発生することを認識し、災害に備える心構えが必要です。  これから本格的な台風シーズンを迎えます。避難場所の確認や非常用持ち出し品、各家庭にある防災行政無線の戸別受信機の点検など、もう一度家庭の防災対策を見直しましょう。 (写真)大雨により冠水した国道251号 風水害対策は情報収集から  台風や豪雨(大雨)の被害は、正確な気象情報を集めることで、最小限に食い止めることができます。日ごろから気象情報に関心を持ちましょう。  特に台風は、地震などのほかの災害と比べて早くから情報を入手することができますので気象庁(長崎海洋気象台)などが発表する台風情報をしっかりと把握し、適切な対策に努めましょう。  なお、気象警報などについては、市のホームページにも随時情報を掲載しますので、活用してください。 土砂災害警戒情報  大雨に関して、大雨注意報や大雨警報が出されますが、土石流またはがけ崩れが発生する恐れがある場合に、県と長崎海洋気象台から「土砂災害警戒情報」が発表されます。  この土砂災害警戒情報は、土砂災害による被害の防止や軽減のため、市町村などの防災活動や避難勧告などの判断の支援や住民の自主避難の目安となります。  大雨の場合は、テレビやラジオなどの気象情報、防災行政無線の放送などに注意してください。 土砂災害の予兆  土砂災害は、発生すると大きな被害を引き起こします。次のような現象を確認したら早めに避難し、防災機関に連絡しましょう。 @がけくずれ ・がけからの水が濁る ・がけに亀裂が入る音がする ・小石が落ちてくる A土石流 ・山鳴りがする ・川が濁ったり木が流れてくる ・雨が降り続いているのに川の水位が下がる B地滑り ・地面にひび割れができる ・井戸水などが濁る ・がけや斜面から水が噴き出す風水害・土砂災害への備え  危険を感じたらすぐに避難しましょう。特にお年寄りや子ども、病気の人は早めの避難が必要です。 ・看板やトタン、ビニールシートなどは、風に飛ばされやすく危険ですので、家の周囲の状況を確認しましょう ・非常用持ち出し品(食品、飲料水、救急セット、衣類、貴重品、懐中電灯、携帯ラジオなど)の準備、点検をしておきましょう ・避難する場合は、電気のブレーカーのスイッチを切り、ガスの元栓を閉めましょう ・切れた電線を見つけたら危険ですので、絶対に触らずにお近くの九州電力へご連絡ください 各家庭の防災行政無線の戸別受信機を点検しましょう  電池の寿命は約1年です。 電池の液漏れは故障の原因になります。一年に一度は必ず電池を交換しましょう。 緊急時連絡先 ・生活安全グループ交通防災班(63-1111 内線243) ・有明支所(68-1111 内線521) ・島原広域消防本部司令課(65-5151 緊急時119) ・島原警察署(64-0110 緊急時110) ・西部ガス島原営業所(63-1313) (ガス漏れ通報専用電話 63-0919) ・九州電力島原営業所(0120-986-404) (九州電力ホームページ http://nagasaki.kyuden.co.jp)