つなごう!未来へ 島原半島世界ジオパーク30 島原半島ジオパーク推進連絡協議会(65−5540)  島原半島世界ジオパークは平成21年8月22日に世界ジオパークに認定され、来年8月で認定4周年を迎えます。さらに、4年に一度の再審査の年でもありますので、皆さんにさらにジオパークを身近に感じていただくために、「島原半島世界ジオパーク」の見所である「ジオサイト」を紹介します。 島原半島のはじまり PART1「早崎玄武岩(はやさきげんぶがん)」  ここ島原半島は、日本列島がアジア大陸から分かれてきた1500万年前(日本海が誕生したころ)には、存在していませんでした。その後、430万年前になって現在の南島原市口之津町にある早崎海岸のあたりから、海底火山が噴火を繰り返し徐々に成長していきました。  これが島原島(しまばらじま)(まだ半島ではありませんでした)の誕生と考えられています。この時の噴火で流れ出た溶岩が固まって出来た岩を『早崎玄武岩』と言い、現在でも早崎海岸に行くと見る事ができます。  島原半島の一番古い火山岩を、皆さんも見に行ってみませんか。  次回は、島原半島のはじまりPART2「国崎安山岩(くにさきあんざんがん)」をお届けします。 (写真)島原半島の誕生が分かる「早崎玄武岩」 こぼれ話 ジーナちゃん「現在同じような現象が、スペイン領にあるエル・イエロ島の近くであっていて、海底火山が噴火を繰り返し、新しい島が誕生しそうなんだって。」 ジオを楽しむ旅のガイドブック「全国ジオパーク完全ガイド」  島原半島ジオパークを含む日本ジオパーク全20個所を余すところなく紹介したガイドブックが販売されました。購入は書店などでお買い求めください。 寺井先生と巡る絹笠山(きぬがさやま)サンセットジオさらく 雲仙地獄と沈みゆく夕日を眺めてみませんか  島原半島世界ジオパークの寺井先生と一緒に雲仙地獄をさらこう。  雲仙地獄の移り変わりと地獄の噴気に触れた後は、サンセットヒルとして諸外国に知れた絹笠山に登って、沈みゆく夕日を眺めます。 ・とき 8月18日(土)16時から19時30分まで ※雨天時は「雲仙地獄と銭湯ジオさらく」に変更 ・集合場所 雲仙やまびこ会館駐車場 ・募集人数 20人(人数が4人以上で実施します) ・参加費 500円(ガイド料) ・持参品 動きやすい服装、飲物、タオル、帽子、雨具、懐中電灯 ・申込期限 8月15日(水)まで ・申込方法 メール、ファックスまたは電話で申し込んでください ・申し込み・問い合わせ先 島原半島観光連盟(62-0655、FAX62-0680、E-mail:taiken@gamadas.jp)