つなごう!未来へ 島原半島世界ジオパーク32 島原半島ジオパーク推進連絡協議会(65−5540)  先月号に引き続き島原半島のはじまりを紹介します。430万年前から始まった火山活動は次第に南部から北部へと移っていきます。今月は、その移り変わりの途中でできた「国崎安山岩(くにさきあんざんがん)」を紹介します。 島原半島のはじまり PART2「国崎安山岩」  約150万年前、島原半島南部には安山岩と呼ばれる、やや粘り気のある溶岩を噴出する火山がありました。この火山の噴火による溶岩が初期の島原半島を形作っていくことになります。  現在もその痕跡が島原半島の南西に位置する雲仙市南串山町の国崎半島の海岸で見られます。海岸に見られる厚い溶岩流や、土石流の地層が約150万年前に存在し、今は海中に沈んでしまった火山体のなごりです。 (写真)国崎安山岩 島原半島ジオパークサポーター講座  島原半島を訪れる観光客と接する機会が多い店舗(事業所・飲食店など)を対象にジオパークの基礎知識についての講習会を開催します。  「ジオパークって何だろう?まだよく分からない・・・」という人にぜひ参加していただき、島原半島ジオパークのPRにご協力ください。 ▼日程 日時 場所 9月6日(木)14時〜15時15分 ありえコレジヨホール(南島原市有家町) 9月10日(月)14時〜15時15分 吾妻町ふるさと会館(雲仙市吾妻町) 9月19日(水)14時〜15時15分 霊丘公民館(大ホール)(島原市新町二丁目) ▼講師 寺井邦久(てらい くにひさ)または大野希一(おおの まれかず)(島原半島ジオパーク事務局専門員) ▼ジオパークサポーターの認定  受講した人を「島原半島ジオパークサポーター」に認定し、認定証とのぼり旗などをお渡しします ※半島内に店舗・事業所などを有する人または従業員のみ ▼申し込み・問い合わせ先 島原半島ジオパーク推進連絡協議会(65-5540 FAX65-5542 E-mail:info@unzen-geopark.jp) 防災情報がもっと身近に! スマートフォンを利用した災害・緊急情報の伝達が始まりました  地元コミュニティFM局「FMしまばら」が、スマートフォンなどのアプリを使用した「FM++(えふえむぷらぷら)(IP緊急告知型サービス)」を全国で初めて開発し、8月1日からサービスを開始しました。  これはスマートフォンなどに「FM++」(無料)をインストールするだけで、FMしまばらの通常放送だけでなく、災害・緊急情報をリアルタイムで受信・聴取が可能となるもので、そのほか文字情報としての情報提供も行われ、聴覚に障がいを持った人も災害情報などを入手することができます。 ▼問い合わせ先 FMしまばら(62-0885) ▼入手方法 ・i Phone(アイフォン)(i Pad(アイパッド))  「App Store」で「FMしまばら」で検索し、ダウンロードしてください ・Android(アンドロイド)端末  現在、開発中で8月末から利用できます(予定)  詳しくは、「FMしまばら」ホームページ(http://www.shimabara.fm/)をご覧ください (写真)緊急情報イメージ