広報しまばら 平成25年4月号 APRIL No.707 しまばら芝桜公園  島原の新名所として、昨年4月にオープンした「しまばら芝桜公園」(上折橋町)で「第2回 しまばら芝桜まつり」が開催されます。  芝桜公園には25万株の色とりどりの芝桜が植栽され、「芝桜公園をつくる会」を中心としたボランティアの皆さんにより整備されています。  今は、訪れる人たちの目を楽しませてくれる公園ですが、「雲仙・普賢岳噴火災害」時は、市中心部への土石流到達を防ぐための締切堤防が設置された場所でもありました。  皆さんも、平成新山を一望できる芝桜公園で春を感じるとともに、故郷で起きた自然災害について、考える機会にしてみてはいかがでしょうか。 (写真)色とりどりの芝桜を楽しむ観光客(平成24年4月撮影) ・芝桜公園環境保全・維持管理協力金 300円(高校生以下無料)、駐車場無料、トイレ完備 ・見ごろ 4月上旬〜4月下旬 9時〜17時 ・アクセス 「島原中央道路」島原ICから山側へ約500メートル ・問い合わせ先 芝桜公園をつくる会事務局(島原温泉観光協会内 62-3986) 目次 平成25年度施政方針・・・・・・・・・・・・・・・2 国民健康保険の加入・脱退・変更・・・・・7 「発達障がい」を知っていますか・・・・・・8 男女共同参画について考えてみようほか10 島原半島世界ジオパーク・・・・・・・・・・・11 まちかどウォッチング・・・・・・・・・・・・・12 しまばら子育て情報・・・・・・・・・・・・・・・14 ふるさと再発見ほか・・・・・・・・・・・・・・・15 保健センターだより・・・・・・・・・・・・・・・16 公民館こうざ情報・・・・・・・・・・・・・・・・・18 くらしの情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 平成25年度 施政方針 3月4日に開会した3月市議会定例会において、古川市長が「平成25年度 施政方針」を発表しました。 「島原の持つ個性を生かした取り組み」を基本理念に 島原市は、人口減少や高齢化が全国平均を上回るペースで推移するなど厳しい状況が続いていますが、今こそ島原の持つ個性を生かし、中長期的な発展に向けた取り組みを果敢に実行します。 そのため、重点分野として次の7つの施策を掲げ取り組みを進めます。 ◎7つの施策 @ 市民目線に立った行財政改革の推進 A 産業の振興と島原地域ブランドの確立 B 歴史と文化を生かした観光都市づくりと交流人口の拡大 C 子育てにやさしいまちづくり D 高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 E 島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 F 安全で安心して暮らせる快適なまちづくり 施政方針とは…市政運営に対する基本的な考え方や、主要な施策を示したものです 上記の7つの施策をもとに、平成25年度に取り組む主な内容を各部門ごとに紹介します ▼1 総務部門  行財政運営の見直しは、まず、有明庁舎の有効活用や大手広場の再開発にも留意しつつ、市庁舎建設計画の見直しに取り組みます。  市役所の組織は、分かりやすく親しみやすい窓口を目指し見直しに取り組みます。加えて、平日における各種証明書の早朝発行の導入に努めます。 (写真)市役所窓口の様子  行政改革は、定員管理の適正化や民間活力の導入など、さらなる行政サービスの質の向上を目指します。また、「行政評価委員会」による行政評価を活用して行政の施策や運営などを評価し、事務事業評価と併せて効率的な予算編成に反映させます。  職員提案は、幅広い意見を気軽に提案できるよう現行制度の改善に努めます。  指定管理者制度の活用は、施設利用促進懇話会(仮称)の設置などにより、効果的な運営を目指します。  電子行政の推進は、ITを活用した市民対象の講習会を開催し、フェイスブックや各サイトなどへの積極的な情報の掲載・発信を促します。  地域の活性化は、町内会・自治会の活動や自主防災の必要性、高齢者見守りやごみ出し支援活動などの周知を図るとともに、「島原市がまだす地域づくり補助金・交付金」による支援を継続します。加えて、県の交付金や総務省の「地域おこし協力隊事業」を活用し、地域コミュニティの活性化を図ります。 (写真)各地域で行われているごみ出し支援活動  男女共同参画は、懇話会を中心に、講演会、研修会の開催や民間主導の活動を継続します。  国際化の推進は、英語の中級レベルの講座を新設し、国際的な人材育成に努めます。  半島地域の振興は、地域高規格道路「島原道路」の全線早期整備や「島原・天草・長島架橋構想」などの推進に向け、半島三市の連携を図ります。  京都府福知山市とは、姉妹都市提携30周年を迎え、福知山市への友好親善訪問を実施します。  地域公共交通は、バス停上屋の整備促進とともに、ルート設定や運行時間の改善などを検討します。 (写真)福知山への親善訪問(平成14年11月)  島原鉄道については、「島原鉄道自治体連絡協議会」において、今後の支援方針について検証を行います。  市庁舎の建設は、新庁舎の規模を縮小し、経費の縮減に努めます。  なお、基本構想を策定した後、基本設計業務などに取り組みます。 (写真)島原市庁舎  地籍調査事業は、引き続き安中地区を実施します。  文化振興は、自主文化事業、美術展、音楽祭、文化講座などを開催します。  スポーツの振興は、「平成新山島原学生駅伝大会」の開催や新たに整備した島原市霊丘公園体育館・弓道場などを活用し、交流人口の拡大を図ります。また、世代を超えた交流や地域づくり・人づくり、健康増進が期待される総合型地域スポーツクラブを展開します。 (写真)4月1日にオープンした市体育館・弓道場  国体の推進は、各種リハーサル大会ならびに「全国高等学校総合体育大会」のレスリング競技を開催します。 ▼2 福祉・保健部門  児童福祉対策は、各種相談の充実、きめ細やかな情報提供、講座の開催などにより子育てを支援します。  また、新たに、乳幼児のオムツ代などを助成する「すこやか赤ちゃん支援事業」に取り組むとともに、「すこやか子育て支援事業」を引き続き実施します。 (写真)笑顔を見せる赤ちゃん  障がい者福祉対策は、介護給付事業や訓練等給付事業ならびに地域生活支援事業などを実施します。  高齢者福祉対策は、高齢者福祉交通機関利用助成事業、ねたきり老人等介護見舞金支給事業、ねたきり高齢者等おむつ費助成事業、緊急通報システム事業などを実施します。  ひとり親家庭等対策については、母子自立支援員による相談・指導や就労支援などに努めます。  低所得者対策は、ハローワークおよび社会福祉協議会と連携し支援を強化するとともに、新たに就労支援員を配置します。  医療対策は、長崎県島原病院の医師確保や診療科目の充実を図るため、大学や長崎県病院企業団などに対し要望を行うとともに、島原市医師会看護学校の就学金基金に出資を行います。  救急医療対策は、日曜・休日の在宅当番医制、病院群輪番制、歯科休日診療当番医制に対する助成を実施します。また、小児の休日診療事業も医師会などと共同で実施し、診療体制の確保を図ります。 (写真)小児の休日診療事業  国民健康保険事業は、疾病予防事業を充実させ、事業の円滑な運営に取り組みます。  予防接種事業は、定期予防接種や高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種を実施するとともに、乳幼児インフルエンザ予防接種助成の対象を小学校児童までに拡大します。  母子保健事業は、健康診査や相談・指導事業のほか、むし歯予防のためのフッ素塗布事業などを実施します。  感染症対策は、県や関係機関などと連携しながら、適切な対応を図ります。 ▼3 環境部門  環境保全は、より一層の省エネ推進や資源物の回収に取り組みます。また、一般家庭向けの太陽光発電設備に対する補助を実施します。  生活環境の向上は、野犬捕獲、不法投棄の監視および回収や河川などの水質浄化を行います。  環境衛生は、飲用井戸の水質検査および浄水器購入補助を実施します。  ごみ減量化は、講習会を実施するほか、生ごみ堆肥化による野菜づくりを広げながら、生ごみの減量化、意識改革に取り組みます。  ごみ袋は、「大」・「中」の2種類に加え、新たに「小」を作製し、ごみ減量化につなげるとともに、資源物回収の周知に努めます。 (写真)リサイクルを目的とした拠点回収の様子  し尿処理については、浄化苑の早期整備に向け、計画的に取り組みます。 ▼4 農林水産部門  産業の振興は、「しまばら」が有する地域資源を一層磨き上げ、「島原まるごとブランド化」を念頭に各施策を展開します。また、農業で日本一豊かな産地を目指すため、国・県の制度や補助事業などを積極的に活用します。  経営基盤の強化対策は、農業用施設や農業用機械の導入、農地の基盤整備を推進します。  担い手対策は、「人・農地プラン」制度を推進するとともに、新規就農者への就農奨励金支給や各種農業者団体への研修費助成などを実施します。  農作物の被害対策は、イノシシやカラスの捕獲などを強化します。また、イノシシ捕獲のための箱ワナの増設や侵入防止柵の設置に取り組みます。  畜産関係は、「第10回全国和牛能力共進会」において、長崎県勢初となる日本一の栄誉に輝いた「長崎和牛」のブランド化に向けて、肉用牛の生産頭数の増加や広報・宣伝に努めます。 (写真)長崎和牛が日本一に  耕地関係は、三会原(みえばる)地区および宇土山(うとやま)地区ならびに下辻(しもつじ)地区の基盤整備事業を引き続き支援するとともに、大三東地区においても基盤整備事業の実施に向けた取り組みを県と連携し推進します。 (写真)三会原地区の基盤整備事業  農業用用排水路や農道の改修は、適時、取り組むとともに、ため池の維持管理は、土地改良施設維持管理適正化事業などを活用し整備に努めます。  農地・水保全管理支払交付金の制度は、本市で12組織が環境保全活動に取り組んでおり、継続的な取り組みを支援します。  林業関係は、松林を守るため、湊島(みなとじま)や有明町水之出口(みずのでぐち)地区などの松くい虫防除対策を実施します。  水産関係は、有明海において藻場の再生や、ヒラメやカサゴ、ガザミなどの種苗放流を継続します。また、ヒラメやカサゴなどの中間育成後の放流、抱卵ガザミの保護などを推進します。  養殖漁業は、新たな加工品の研究開発に取り組むとともに、ジオアワビの養殖事業も実施します。 後継者・担い手対策は、新規漁業就業者への奨励金制度や21世紀の漁業担い手確保推進事業を実施します。 三会漁港、松尾漁港の高潮対策は、消波ブロックの製作などに取り組み、湯江漁港は、施設機能保全診断を行います。 ▼5 商工観光部門  本市の商工業については、国・県の支援施策などの積極的な活用を促し、関係機関との連携のもと、商工業の振興に努めます。  新たな企業の立地は、長崎県産業振興財団との連携や島原市企業誘致アドバイザーの活動により取り組みます。  地場企業については、市内中小企業が行う新商品・新技術開発や需要開拓に対して、新商品開発支援事業などによる支援を推進します。  雇用対策は、企業立地促進・雇用創出事業や国の緊急雇用創出事業臨時特例交付金などの活用による雇用の創出や増大に努めます。  中心市街地商店街の活性化対策は、空き店舗等活用促進事業の実施や商店街が行うアーケード改修や観光案内所の設置・運営に対する支援を行います。  金融面は、島原市中小企業振興資金や国・県の融資制度の利用促進を図ります。  物産流通は、島原ブランドの全国展開を図るため、本市産品の知名度の向上、新商品の開発、販路の拡大の3つを基本の柱として事業を推進します。  本市産品の知名度の向上は、物産展を展開し、本市産品の魅力を積極的に紹介します。さらに、都市圏において、「スペシャルブランド」として統一表示した商品を紹介するコーナーの設置に向け取り組みます。 (写真)全国各地で開催している物産展の様子  新商品の開発は、島原市特産品創出事業を推進し、薬草を使用した商品化に取り組むとともに、市内産品を使った料理レシピの開発を推進します。  販路の拡大は、「島原からのおくりもの」としてホームページやフェイスブックなどを活用した紹介や、都市圏における販売を目指します。また、戦略的施設として、ふるさと村「体験型本格的農水産物直売所(仮称)」の設置についても検討し、島原ブランドの開発と情報発信基地としての活用を目指します。  観光は、本市特有の財産を活用した城下町観光の推進を図ります。  島原城は、天守閣の耐震補強工事を施工します。  なお、築城400周年の記念事業は、市民皆様からのご意見もいただきながら取り組みます。また、松平七万石のルーツ愛知県幸田町(深溝松平)との結びつきを検証しながら新たな観光素材の発掘に努めます。  新たな取り組みとして、地域活性化の有効な手段として全国で人気を博している観光屋台村をはじめ、日本の伝統文化が継承され外国人にも人気の高い「観光民宿」を検証します。  島原半島世界ジオパークは、九州内のジオパークをはじめ、済州島(チェジュとう)ジオパークや香港ジオパークなどとの連携に努めます。また、今年は4年に一度の再審査の年であるため、世界ジオパークの再認定を目指します。 (写真)平成新山  九州新幹線効果により熊本市などとの九州横軸連携を図りつつ、誘客対策を推進し、 さらに、九州新幹線長崎ルートの開業を見据えた取り組みを行います。  観光客誘致事業は、九州はもとより首都圏や関西地域などで修学旅行やコンベンション誘致活動に取り組みます。  観光客の受け入れ態勢には、島原観光ボランティアガイドやジオガイドの活用、観光案内所の充実に努めるとともに、島原城での武将隊による演武披露や甲冑体験、市内を巡るシャトルバス運行などの施策を展開します。  スポーツ・コンベンションやキャンプ誘致として、Jリーグなどのキャンプ誘致やがまだすリーグの開催など、宿泊客の増加を図ります。 (写真)島原がまだすリーグ  島原半島「GAMADASU」プロジェクトは、薬草関連商品の開発や海外からの誘客促進、物産の販売拡大やイベントの開催などを進めます。  温泉給湯事業は、燃油価格の高騰や温泉利用量の減少など厳しい状況が続いておりますが、施設の整備および維持管理を図り円滑な運営に努力します。 ▼6 まちづくり部門  活力ある地域づくりと安全で快適 なまちづくりのためには、生活環境の整備促進や産業基盤としての幹線道路の整備は必要不可欠であります。  地域高規格道路「島原道路」の出平町から有明町間については、補助事業化を要望するなど全線早期完成に向け積極的に推進します。 (写真)早期全線開通が待たれる「島原道路」  市道は、歩道のバリアフリー化や交通安全施設などの整備を進めます。  船津地区の高潮対策は、県と連携し、地元と相談しながら抜本的対策の具体的な手法について検討を進めます。  公営住宅は、萩が丘住宅の第7期工事の21戸の建設を行います。  住宅・建築物の耐震性向上を図るため、戸建て木造住宅の耐震診断、耐震改修計画の作成、耐震改修工事および病院・店舗・ホテルなど民間の建築物の耐震診断に対しても助成を行います。さらに、住宅のリフォーム工事に要する費用の助成を行います。  都市計画は、新たな「島原都市計画マスタープラン」の策定と併せて、用途地域および都市計画道路などの見直し作業を行います。  都市計画道路は、霊南山ノ神線の整備を計画的に進めるとともに長池三会線の延伸の要望を行います。  景観の形成保全は、景観計画地区の拡充を進めるとともに、街なみ環境整備事業によるまちづくりに市民と協働で取り組みます。  花いっぱいの街づくりは、市民と協働で取り組むとともに、砂防指定地内についても、利活用の促進に努めます。  汚水処理対策は、本市の財政事情を勘案し下水道計画のさらなる見直しを行い、地域の実情に応じた適切な手法により事業を検討します。 ▼7 消防防災部門  防災対策は、「災害に強い人づくり・まちづくり」を推進するとともに、災害に強い島原市の実現を目指します。また、津波などの災害に備え、ハザードマップの作成や防災行政無線のデジタル化への整備に向けて取り組みます。  消防の体制は、消防車両の整備や消火栓、防火水槽などの消防施設の整備拡充を図ります。  消防団員の確保については、地元町内会・自治会および消防団後援会との連携・協力を図るとともに、事業所などの理解を得ながら取り組みます。 (写真)消防団員(消防出初式)  自主防災組織は、初期消火訓練や救急救命法訓練、役員を対象とした研修会を開催して、一層の組織の育成に取り組みます。  防災避難訓練は、中央地区を対象に実施します。 ▼8 教育部門  教育は、心豊かでたくましく生き抜く力を身につけた人材を育成していくことが大事です。噴火災害復興の体験から学んだ「生命(いのち)・きずな・感謝の心」の精神を引き継ぎ、心豊かで活力ある生涯学習社会の構築に努めます。  学校教育は、習熟度別学習などを積極的に取り入れた少人数授業や、きめ細かな指導を充実させて、教育活動を推進します。  学校司書と連携し、児童生徒の豊かな感性を育む読書活動を一層推進します。また、社会奉仕体験活動や自然体験活動などを通して豊かな心の育成にも取り組みます。  いじめ・不登校問題は、各中学校に心の教室相談員を配置し、未然防止に努めるとともに、いじめ防止条例の制定に向けて検討します。  国際化への対応は、外国語指導助手4名を中学校に配置し、また、小学校の外国語活動の充実を図るために、外国語活動支援員を配置します。併せて、シンガポールへの訪問などを通して国際感覚の醸成に努めます。  特別支援教育の充実のため、特別支援教育支援員を全小・中学校に配置します。  学校体育は、学校の教育活動を通して行い、体力の向上および心身の健康の保持増進に関する指導については、特別活動などにおいても適切に行います。  小・中学校の施設整備は、校舎・体育館などの建物の耐震化については平成24年度で耐震補強工事が完了します。今後は、体育館などの天井部材の落下防止対策など非構造部材の耐震化に取り組みます。(写真)小・中学校の耐震化が完了 平成25年度では、小学校4校、中学校3校の設計を実施します。  教育用コンピュータの整備は、小学校5校の更新を行います。  多世代交流の場としての活用を目指す地域が一体となった低コスト・低管理による小学校校庭のエコ芝生化については、モデル校を選定し取り組みます。  社会教育は、「地域ぐるみの子育て」を目的とした「島原市ココロねっこ運動」の充実などを図ります。  文化財は、松平文庫の整理保存・活用、旧島原藩薬園跡整備事業、島原城石垣調査、伝統的建造物群保存対策事業などに取り組みます。 ▼9 水道部門  有明町簡易水道事業は、有明町簡易水道再編推進事業が平成25年度で最終年度となります。  島原市水道事業は、島原地区簡易水道の統合、民営水道区域の取込みならびに各施設構築物の老朽化に伴う施設の更新・耐震化による新規水源の開発および取水から配水システム再構築のための準備を進めます。  水道事業全体としては、平成26年度から経営統合および統一料金への改定を計画しております。  以上が、平成25年度における各部門の主要な施策です。  厳しい財政状況の中でありますが、全職員一丸となって、時代の要請と市民の期待に応えるため全力を傾注します。  市民皆様には、市政の推進に一層のご支援とご協力をお願いします。 こんなときは届出を! 国民健康保険の加入・脱退・変更  いざというとき、安心して病院へかかれるように、日本に住んでいるすべての人がいずれかの医療保険に加入することが義務となっています。  国民健康保険(国保)も医療保険のひとつで、職場の健康保険などに加入している人以外は、すべて国保の加入者となり、加入者全員で国民健康保険税を出し合い、助け合うという制度です。  ただし、次に該当する人は加入することができません。 @75歳以上の人(後期高齢者医療制度加入者) A65歳以上で後期高齢者医療制度の障がい認定を受けている人(後期高齢者医療制度加入者) B協会けんぽ、健康保険組合、船員保険、共済組合、国民健康保険組合などの被保険者とその被扶養者 C生活保護を受けている人 ▼届出を忘れたら… @資格喪失手続きを忘れると、国民健康保険税と職場の健康保険料と二重に支払うことになります A保険証が無いまま病院などにかかると、全額自己負担となります B国保の資格がさかのぼって無くなった場合、国保が負担した医療費(7割分)を返してもらうこととなります ※ただし、届出後に所定の手続きを行うことで払い過ぎた分が戻ってきます ▼こんなときは市役所へ届出が必要です(早めの手続きをお願いします)  国保に加入したり、脱退するときなどは届出が必要です。届出時に必要なものは次のとおりです。 ◎加入するとき ・転入してきたとき 転出証明書、印鑑(転入前が職場の健康保険の場合、資格喪失連絡票も必要) ・職場の健康保険をやめたとき 資格喪失連絡票、印鑑 ・社保加入者の被扶養者でなくなったとき 資格喪失連絡票、印鑑 ・子どもが生まれたとき 母子手帳、保険証(出産者)、印鑑 ・生活保護を受けなくなったとき 保護廃止(停止)決定通知書、印鑑 ◎脱退するとき ・転出するとき 国保の保険証、印鑑 ・職場の健康保険に加入したとき 国保の保険証、職場の健康保険証(資格取得連絡票)、印鑑 ・社保加入者の被扶養者となったとき 国保の保険証、職場の健康保険証(資格取得連絡票)、印鑑 ・死亡したとき 国保の保険証、印鑑 ・生活保護を受けるようになったとき 国保の保険証、保護開始決定通知書、印鑑 ◎その他 ・退職者医療制度に該当するとき 国保の保険証、年金証書、印鑑 ・住所、世帯主、氏名などが変わったとき 国保の保険証、印鑑 ・就学のため市外へ住所を定めたとき 国保の保険証、在学証明書、印鑑 ▼問い合わせ先 保険・健康増進グループ保険班(63-1111(内線231・237) 「発達障がい」を知っていますか? 〜 発達障がいの早期発見と支援の取り組み 〜  「発達障がい」は、脳機能の発達が関係する生まれつきの障がいで、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。しかしながら、外見的に障がいがあることが分かりにくく、怠けているとか、わがままと思われて誤解を受けがちです。  また、周囲の人は「親の育て方が悪い」とか「愛情不足」、「心の病」、「大人になってから発症した」などといった誤った見方をしてしまうため、幼少期からの支援が必要とされています。症状や困難さは一人一人異なるため、まず周囲の人の理解が必要です。 ▼発達障がいに関する問い合わせ先 市保健センター(64-7713) ◎発達障がいとは(さまざまな症状)  発達障がいは、広汎(こうはん)性発達障がい(自閉症、アスペルガー症候群)、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの脳機能障がいのことで、その症状が通常、低年齢において現れます。また、複数の障がいが重なって現れることもあります。 @広汎性発達障がい ・コミュニケーションの障がい ・対人関係、社会性の障がい ・こだわり、興味、関心が狭い 自閉症…幼児期、言葉の発達の遅れが目立つことがある アスペルガー症候群…言葉の遅れは目立たない、不器用。自閉症のように、幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障がいがあることが分かりにくい A学習障がい(LD)  知的な遅れはありませんが、音と文字の繋がりや、文字の視覚認知の障がいがあったり、算数の概念の理解が困難。聞く、話す、読む、書く、計算するなどのどれかが、極端に苦手な状態です B 注意欠陥多動性症候群(ADHD)  年齢に不釣合いな注意力、衝動性、多動性を特徴とする行動の障がい。うっかり同じ間違いを繰り返してしまうことがある。じっと座っていられない。待つことが苦手で、思いついたらすぐ行動してしまうなど ◎気づき(早期発見と早期支援の必要性)  障がいの克服や症状の改善に向けた一番の決め手は、早く気づき、適切な支援を受けさせてあげることです。障がいがあっても本人が社会や集団の中で生活しやすくする習慣や技術を身につけ、二次的な障がい(不登校や引きこもりなど)の発生を防ぎ、自立や社会参加を可能にしていくことが期待できます。 ・早期発見のために 早期発見の場として、法定健診(1歳6か月健診・3歳児健診・就学児健診)、任意健診(5歳児健診・相談など)、保育園や幼稚園における発見、保護者の気づきなどがあります。 健診などの日程は、保護者に個別に通知しますので、必ず受診させてください。 ▼1歳6か月児 健康診査 @単語が出始める頃→3語以上の発語の確認をしています A非言語的なコミュニケーションの習得 B自閉症の早期発見が可能になる年齢→早期発見のための問診6項目の導入 ▼3歳児 健康診査 @家族以外の人との繋がりができる A1人遊びを好んだり、集団に入れないなどから発達障がいの発見ができる→親と離れて遊べるかどうかを確認しています B広汎性発達障がいなどの早期発見が可能になる年齢→早期発見のための問診8項目の導入 ▼5歳児 健康診査(任意健診) @5歳児の多くが就園しており、日ごろの集団生活の様子を客観的に評価することが可能→保育園・幼稚園の集団での気づきを参考にし、健診を実施しています A就学を控える時期に健康診査ができ、親の困り感の解消へつながる→5歳児健診と就学(教育)相談の連携 B多動や衝動型の障がい発見が可能となる年齢で、発達障がいの大半が発見可能→早期発見のための問診9項目の導入 ・島原市では全国に先がけ、平成19年度から5歳児健診時に「発達障がいスクリーニング」を導入しています。「発達障がいスクリーニング」は、子どもの行動などを医師などが専門的に観察し、早期に発達障がいを発見しようと行うものです。 ◎サポート(発達障がいを疑われたら)  発達障がいが疑われるときは、その症状が環境要因などによる一過性のものであるか、生まれつきの障がいによるものであるか区別が難しいことがあり、障がいの特徴が重なり合っていることも多く、診断がつきにくいとされています。大事なのは、その子にどんな特性があるのか、何が苦手なのかを把握してあげることです。そのうえで、親や周囲の人々がそれぞれの発達障がいの特性を理解し、サポートすることにより、改善できることがたくさんあります。 ▼支援方法 ・相談体制(要予約) 心理相談・言語相談・発達相談など各種相談を受け付けています ・発達支援教室 子どもが遊びを通して、感覚統合などを養うための教室、母親が子どもの特徴をより理解するための気づきや学習の場として開催しています ・療育(訓練) 子どもさんの特徴に合わせた療育のスタイルがあります。医師による指示が必要な場合もあります ▼発達障がいの疑い ・支援あり(フォロー、療育)→(子ども:症状の改善・スムーズな就学、親:対処方法が分かり・家庭でのケアも可能) ・支援なし→(子ども:自尊心の低下・二次障がい、親:子育ての自信の喪失・不適切なしつけ) 「男女共同参画社会」について考えてみよう vol9 「平成24年度 男女共同参画地域力活性化事業」報告会  3月13日、男女共同参画で地域を活性化しようと平成22年度からスタートした県の「男女共同参画地域力活性化事業」に取り組んでいる県内8地域の報告会が、県立美術館ホール(長崎市)で開催されました。  島原半島からは、民間の団体を中心とした「ハーモニークラブ」が参加し、島原市のメンバーからは「アサーティブ・コミュニケーション講座」の報告などが行われました。 ※「アサーティブ・コミュニケーション」とは自分も相手も大切にした、誠実で率直で対等なコミュニケーションの方法です。詳しくは、広報しまばら(平成24年10月号)をご覧ください 平成24年度 実践団体(3グループ) @「ハーモニークラブ」(島原半島三市地域) ・コミュニケーション能力向上を目指した「アサーティブ・コミュニケーション講座」(島原市) ・子育てを通じた世代間の交流事業(真美(しんび)体操など)(雲仙市) ・男女共同参画啓発用DVDの作成、活用 (写真)島原市の発表の様子 A「新上五島町女性団体情報ネットワーク」(新上五島地域) ・地元食材を活用した家庭料理を、男女で学習・開発する ・郷土料理を家庭料理に取り入れ、親から子どもへ、家庭から地域へ、島から全国へ、郷土料理の魅力を発信する ・介護の知識、技術を男女ともに習得し、介護を楽しむ B「どがんかしてみゅうか会」(県央地域) ・男女共同参画をおもしろおかしく伝える「三婆ちゃん(さんばあちゃん)」の寸劇を行い、男女共同参画の必要性に気づかせる ・「父子対象の料理教室」で子どもと男性の生活自立の意識付け活動 ▼問い合わせ先 政策企画グループ政策振興班(63-1111 内線146) 島鉄バス「畜産・水分(みずわけ)線」 一部ルートの変更  過去に実施した実証運行の結果を踏まえ、さらなる利用者の利便性を図るため、畜産・水分線の国道を通るルートを3月16日から一部変更しました。生活、通勤などに是非ご利用ください。 ・島鉄バス「畜産・水分線」の主なバス停 畜産試験場前、水分神社前、大三東、北門、島原駅前、島鉄バスターミナル、島原病院 ▼3月16日から変更となった部分 「北門・島原駅間(国道を通るルート)」 ・変更後 「北門・城内三丁目・柏野入口・南柏野・柿の木・城見・上新丁・島原駅前(柏野〜柿の木〜城見を経緯するルート) ▼運行ルート @7:00発 島鉄BT→(畜産〜水分経由)→島原病院 ※日祝日運休 A9:00発 島鉄BT→(水分〜畜産経由)→島原病院 B11:45発 島原病院→(畜産〜水分経由)→島鉄BT C15:30発 島原病院→(水分〜畜産経由)→島鉄BT ▼問い合わせ先 島鉄鉄道 自動車課(62-2234) つなごう!未来へ 島原半島世界ジオパーク39 島原半島ジオパーク推進連絡協議会(65-5540)  今月は、「ジオパーク 」の仕組みがどのようなものなのかをおさらいしてみましょう。 ジオパークは、2001年にユネスコが世界各国のジオパーク推進活動の支援を決定したことが大きな始まりです。2004年に現在の世界ジオパークネットワーク(GGN)が設立され、GGNは世界各国から申請されたジオパークを審査・認定しています。 ▼ジオパークと世界遺産条約  世界遺産条約は、1972年に始まった取り組みで、正式には「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」といいます。  この条約に批准した国とその地域には、登録された遺産を保護するために、厳しい制約が課せられます。しかし、遺産の保護に要する負担が、地域の財政を圧迫するという事例が生じ始めました。  世界遺産条約は、対象のものを「守る」ことに特化した仕組みでしたが、それをどのように持続させるかについては、きちんと検討がされていませんでした。その不備を補い、「人類にとって大事なものを守りつつ、それをうまく活用して地域を活性化させ、持続的に発展させていく」という仕組みが、ジオパークです。  ジオパークは、貴重な遺産の保護・保全と地域の経済発展を両立させ「地域社会の持続可能な発展」を目指しています。将来的に地域経済が発展することが求められますので、ジオパークに住む私たちが一緒になってジオパークの活動に積極的にかかわることが求められます。 ▼ジオパークがやらなければならないこと  貴重な大地の遺産があるだけでは、ジオパークにはなれません。前提として、大地の遺産が保護されていなければなりません。そのうえで、それらを持続可能な方法で、教育や観光に活用し、地域経済を発展させていく必要があります。  世界遺産条約と異なり、ジオパークの場合は、大地の遺産の保護保全や、それらを活用した地域振興については、その地域独自の方法を取ることが許されています。  そのような手法で本当に遺産が保全され、かつ活用されているかをチェックするため、ジオパークに認定された地域は、4年ごとに再認定審査を受けることが義務付けられています。  島原半島ジオパークでは、GGNから派遣された審査員による再審査が今年の夏ごろ行われる予定です。もし、再審査で審査員からレッドカード(認定をはく奪)を突きつけられたら、その時点で島原半島は世界ジオパークではなくなってしまうのです。 (写真)GGN現地調査の様子(平成21年8月) ▼世界認定がはく奪される?  では、実際に世界認定がはく奪されてしまったジオパークは、これまでにあったのでしょうか。  イギリスの「ロッハーバージオパーク」は、ジオパークを運営するスタッフを確保する予算がなく、ジオパークとしての持続的な活動が維持できないと判断されたために、世界ジオパークの認定がはく奪されました。  このほかにも、イランやオーストラリアなどにあった世界ジオパークが、何らかの理由で世界認定をはく奪されています。  認定を得ることより、その質を維持し、向上させていくことが重視されているのです。  昨年5月、島原半島で「ジオパーク国際ユネスコ会議」を開催し、世界各国の多くの人に島原半島世界ジオパークの素晴らしさを知ってもらいましたが、今後も世界ジオパークとして認めてもらえるよう、引き続き地域全体でジオパークを活用した取り組みを続けていかなければなりません。 (イラスト)ジーオくん「みんなで「島原半島世界ジオパーク」を盛り上げていこう!」 まちかどウォッチング 本市スポーツの発展を願い 有馬スポーツ賞表彰式  3月2日、各種スポーツ大会で優秀な成績を修めた人を表彰する有馬スポーツ賞表彰式が有馬武道館で行われました。  この賞は、本市の名誉市民・故有馬茂(ありま しげる)さんの寄付をもとに、体育やスポーツの振興を目的として昭和56 年に創設され、今回で32回目。  スポーツ振興基金に三代にわたり浄財の寄付を続けられている川崎市在住の有馬良知(ありま よしとも)さんに対し感謝状を贈呈した後、21の個人と4団体に表彰状の授与を行いました。 (写真)21の個人と4団体を表彰 (写真)有馬良知さん 復興・防災活動が評価されての受賞 噴火災害からの復興「安中・夢計画」  2月21日、国土交通省「手づくり郷土賞」を受賞した「安中地区まちづくり推進協議会(代表 大町辰朗(おおまち たつろう)さん)」の受賞式が雲仙復興事務所で行われました。  同協議会は「雲仙・普賢岳噴火災害」時、土石流で被害を受けた地域での、われん川や安中梅林の再生や維持管理を行うほか、かさ上げ事業などで培った住宅再建のノウハウを地震・火山噴火などで被災した地域へ伝承、防災に対する意識高揚を目的とした「安中防災塾」の開催など「噴火災害からの復興『安中・夢計画』」が評価され、今回の受賞となりました。 (写真)安中まちづくり推進協議会の皆さんらによる記念撮影 災害発生時の対応強化 「災害時におけるLPガス供給に関する協定」締結  2月22日、社団法人長崎県LPガス協会島原支部と島原市が「災害時におけるLPガス供給に関する協定」を結びました。  この協定は、大規模な災害が発生した際の迅速かつ的確なLPガスの供給を目的としたもので、今回の協定締結により、災害発生時の対応がなお一層強化されました。 (写真)長崎県LPガス協会 島原支部長 松本洋三(まつもと ようぞう)さん コミュニティ助成事業  住民が行うコミュニティ活動に必要な施設や設備の整備に関して、財団法人自治総合センターからの助成を受けて、「島原・鵜川会(うがわかい)」が和楽器を購入しました。  「島原・鵜川会」は、民謡など伝統文化の保存と継承を行う団体で、今回の備品購入により、「子どもたちから一般の方まで幅広い人たちに伝統文化を普及したい」と意気込みも新たにしていました。 (写真)和楽器 (イラスト)クーちゃん「あなたに夢を。宝くじ 街に元気を」 地域コミュニティの発展 町内会長・自治会長懇談会  2月22日、町内会長・自治会長、市議会、公共機関関係者が出席し、市内ホテルで「町内会長・自治会長懇談会」を開催しました。  懇談会に先立ち行った研修会では、県内各地域の取り組み事例について報告があり、参加者は自分たちの地域に生かせないかと熱心に耳を傾けていました。  また、懇談会では、長年、町内会長・自治会長や防犯連絡所長として貢献した人へ感謝状を贈呈したほか、町内会長・自治会長と市議会、公共機関関係者との懇談が行われました。 (写真)町内会長・自治会長、防犯連絡所長を長年続けてこられた人へ感謝状を贈呈 あなたもわたしも輝いて 男女共同参画社会づくり講演会  2月24日、島原文化会館で、アーティスト エスペランサのお二人をお招きして男女共同参画社会づくり講演会を開催しました。  難病と闘いながら生活する中で経験した「男女がお互いを尊重しあうことの大切さ」を音楽を交えながら語っていただき、参加者は真剣に聞き入っていました。  また、講演会に先立ち、募集していた男女共同参画川柳の表彰式(表彰された川柳は広報しまばら3月号でご覧いただけます)、男女共同参画推進懇話会委員による寸劇も行われました。 (写真)お二人のお話と音楽を通し、参加者は男女が共に輝ける社会づくりについて理解を深めました トップレベルの指導者に学ぶ一日 眞鍋政義(まなべ まさよし)バレーボール教室&講演会  2月24日、島原復興アリーナで、バレーボール全日本女子の眞鍋監督をお招きしてバレーボール教室と講演会を開催しました。  バレーボール教室では、市内中学生と半島内の高校生が参加し、トスやレシーブといった基本動作についてポイントを絞った指導を受け、熱心に取り組んでいました。  また、多くのバレーボール関係者が集まった講演会では、モチベーションに関する映像の紹介やオリンピックでの秘話、自身の指導方針などを語っていただきました。 (写真)約500人が参加した眞鍋監督によるバレーボール教室 一日も早い復興を願い 東日本大震災被災地へ白菊のエール  3月7日、東日本大震災から2年になるのを前に、島原花卉生産組合(組合長 松ア和人(まつざき かずと)さん)および島原市が、陸前高田市(岩手県)など4市町の追悼式典に合わせ、白菊2000本を送りました。  送られた白菊は「雲仙・普賢岳噴火災害」で被害を受け、酪農から花卉農家に転向した松ア慎太郎(まつざき しんたろう)さん家族が生産したもので、島原の復興の証として、被災地の復興を願い送られました。  また、これまで白菊の無償提供を続けてきた島原花卉生産組合に対し、市から感謝状が贈呈されました。 (写真)白菊の発送準備の様子 しまばら子育て情報 ▼問い合わせ先 子育て支援室(62-4015)市保健センター内(霊南二丁目45) E-mail:kosodate@city.shimabara.lg.jp 参加費無料! 育児サークル  育児サークルは、親子で楽しみながら子育てができるよう、情報交換や友だちづくりのきっかけとなる場を設けて、参加者の交流を行っています。  初めての人も大歓迎です。一度遊びに来てみませんか。 ※保健師・栄養士による乳幼児相談(9時30分〜11時)も行っています ※食生活改善推進員の皆さんと児童館(ありあけ母親クラブ)による手作りおやつもあります ▼対象者 市内に住む小学校就学前の子どもとその保護者 育児サークル 曜日 時間 場所 こいこいひろば 第1水曜日 10時〜12時 霊丘公民館 すくすくげんkids 第3木曜日 10時〜12時 杉谷公民館 きららkids 第1火曜日 10時〜12時 有明保健センター にこにこkids 第1木曜日 10時〜12時 安中公民館 のびのびkids 第2火曜日 10時〜12時 三会公民館 ぱぴぷキッズ(自主サークル) 第4木曜日 10時30分〜12時 市保健センター 育児ワンポイント 子どもの眠り  子どもの健やかな育ちのために、夜の睡眠がしっかりとれる環境作りが必要です。夜の睡眠は、成長ホルモンなどの分泌に大きくかかわります。夜間ぐっすり眠るためには、朝起きた時に太陽光を浴び、日中に体を動かして生活リズムを整えることがポイントです。 しまばらの子育て情報(幼稚園編) 市内幼稚園の子育て支援センターを4回にわたり紹介しています。 名称 住所 電話 スターキッズクラブ(認定こども園)ひかわ第一幼稚園 上新丁二丁目2576 62-4420 あんぱんまん教室(認定こども園)島原幼稚園 弁天町一丁目107 62-2955 なかよしクラブ(認定こども園)有明幼稚園 坂上町7528 62-2584 ぶどう組(島原活水幼稚園) 青葉町5436 63-2700 ▼なかよしクラブ(認定こども園 有明幼稚園)  「なかよしクラブ」は、子育て中の親子を対象とした、気軽に立ち寄れる場所です。広い園庭や室内の玩具などで、のびのびと楽しく遊びましょう。 月・水・金 園庭遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、運動遊び、製作(折り紙・お絵描き)など 一時預かり・子育て相談 一時預かりは、有料となります。料金などは電話で問い合わせてください 子育て講座 ベビーマッサージ、絵手紙教室など (写真)絵本の読み聞かせ (写真)ベビーマッサージ ・開設日時 月・水・金曜日 10:00〜11:30 ・問い合わせ先 なかよしクラブ(認定こども園有明幼稚園 62-2584) ふるさと再発見 鉄砲町編 島原城御馬見所(しまばらじょうおんうまみしょ)  御馬見所は、幕末の藩主松平忠和(まつだいらただかず)公の時代に藩士の訓練状況を見るために建てられました。現在は、島原城天守閣の東北方向のほど近いところに建っていますが、もともとは三ノ丸(現在の島原高等学校付近)にありました。明治維新後に口之津町に移築され、その後、昭和41年に再び城内に移築されました。  御馬見所は、木造平屋建で、屋根は切妻造(きりつまづくり)の杉皮葺(すぎかわぶき)、中央の畳廊下を挟んで、四畳半の二室が左右に並んでいます。前面(西面)と左右両側の三方を大きな開口部として障子を立てています。全般に細い木を骨組みに用いた数寄屋風(すきやふう)の建物です。  国の文化審議会は、平成24年9月21日に、島原城御馬見所を国の登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。御馬見所は、島原城の数少ない遺構として貴重な建築物です。登録文化財とは、建築後50年を経た建物のうち、歴史的景観に寄与しているもの、造形の規範となっているもの、再現することが容易でないものが基準とされ、専門家の評価を受け、所有者の同意があるものが登録されます。  御馬見所は、島原城を目の前に臨むロケーションとその風情あるたたずまいから、島原城春のお茶会(4月6日・7日開催)の会場にもなっています。春を感じに、どうぞ島原城までお出かけください。 クローズアップ 安中三味線同好会  三味線の小気味よいリズム、そして伸びやかな歌声が安中公民館から聞こえてきます。  今回の紹介は「安中三味線同好会」です。  「みんなが先生、みんなが生徒」をモットーに毎週月曜日の10時から12時まで安中公民館で活動を行っています。指導者は置かず、メンバーがそれぞれ自宅で練習し、週に1回集まり、三味線の演奏に合せて歌を歌います。  結成のきっかけは、民謡を趣味にしていた橋久義(たかはしひさよし)さん(現在の会の代表)が、三味線が弾ける人に「一緒に何かやってみようか」と声をかけたことです。2年前から活動しており現在5人の会員がいます。毎年公民館まつりに出演していて、依頼があれば慰問演奏なども行っているそうです。  演奏曲は、主に「島原の子守唄」や「長崎ぶらぶら節」、「黒田節」などですが、違うジャンルの曲に挑戦したり、詩吟を挿入するなど、自由な雰囲気の中でお互いにアドバイスしあいながら練習しています。  代表の橋さんは「なかなかうまくいかないことも多く、皆さんの前で披露するには技術不足かもしれないですが、楽しく演奏できればいいなと思いながらやっています。発表する場があると活動に張り合いが出ますので、誘っていただければ発表会や慰問などでもどんどん演奏したいと思っています」と話してくれました。  この会は、現在、民謡好きな会員を募集しています。三味線を持っていなくても、歌ってくれるだけで構わないので気軽に参加してみてくださいとのことです。  興味のある人は、活動している時間に見学してみてはいかがでしょうか。 保健センターだより ■市保健センター 64-7713 ■有明保健センター 68-5335 婦人検診  市では、市医師会指定の医療機関で婦人検診を実施しています。早期発見・早期治療のため年に1回は、がん検診を受けましょう。 子宮頸がん検診 ◆対象者 市内に住所を有する20歳以上の女性 ◆検診内容 頸部、頸体部 ◆負担金 頸部700円、頸体部1000円 乳がん検診 ◆対象者 市内に住所を有する30歳以上の女性 ◆検診内容 視触診と超音波 ◆負担金 500円 ※70歳以上の人や後期高齢者医療被保険者、市民税非課税世帯、生活保護世帯は無料です はり、きゅう 及び あん摩の施術費助成額が変わります  〜1回当たり500円へ〜  市では、40歳以上の市民を対象に、市が指定する事業所で、はり、きゅう及びあん摩の施術を受けた場合、施術に要する費用の一部を助成しています。  4月1日からは、1回当たりの助成額が700円から500円に変更となります。  助成を希望する人は、必ず事前に利用券の交付が必要です。また、後期高齢者医療被保険者は、あん摩のみが対象となります。 ◆助成内容 ・40歳以上(後期高齢者医療被保険者を除く)の人…1日1回500円の利用券を年間48回まで ・後期高齢者医療被保険者…1日1回500円の利用券を年間24回まで ◆申請窓口 市保健センター、有明保健センター、保険・健康増進グループ保険班、三会出張所、有明支所 ◆申請に必要なもの 印鑑と健康保険被保険者証(代理申請の場合は代理者の印鑑も必要)   健康相談  市では、保健師、栄養士による健康相談を実施しています。生活習慣病の予防、食生活に関するこ と、介護予防のことなど相談に応じます。気軽にご利用ください。 ◆とき 毎週水曜日(祝日は除く) 9時から11時まで ◆ところ 市保健センター、有明保健センター ◆内容 健康相談、血圧測定、尿検査、体脂肪測定など 転倒予防教室  市では、おおむね65歳以上の人を対象に、転倒予防体操普及リーダーの協力を得ながら、転倒予防教室を行っています。 ◆実施場所 市保健センター、森岳公民館、安中公民館、三会農村環境改善センター、有明町小原下(おばるしも)公民館・小路(しゅうじ)公民館・神木(じんぎ)公民館・浜西(はまにし)公民館・菅(すが)公民館・甘木(あまぎ)公民館・久原(くばる)公民館・沖之尾(おきのお)公民館・温泉屋敷(おんせんやしき)公民館・境ノ松(さかいのまつ)公民館 ◆実施時間 13時30分から15時まで 月1回程度 ◆内容 血圧チェック、転倒予防体操「まだまだガマダス体操」、レクリエーションなど ◆参加費用 無料 ※参加希望者には詳しい日程をお伝えしますので市保健センターへ連絡してください 産科医療補償制度  この制度は、重度脳性麻痺の子どもとご家族を支援するとともに脳性麻痺発症の原因分析を行い、再発防止に役立てる制度です。 ◆補償内容 補償金は、一時金と分割金をあわせ総額3000万円が支払われます ◆補償対象 平成21年1月1日以降に出生した子どもで、次の基準をすべて満たす場合 @在胎週数33週以上で出生体重2000g以上、または在胎週数28週以上で所定の要件 A身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺 B先天性や新生児期の要因によらない脳性麻痺 ※所定の要件とは、臍帯動脈血中の代謝性アシドーシス、または胎児心拍数基線細変動の消失などの低酸素状況を示す所見があることです ※生後6カ月未満で亡くなられた場合は補償の対象になりません ◆申請期間 子どもの1歳の誕生日から5歳の誕生日まで ◆問い合わせ先 産科医療補償制度専用コールセンター(03―5800―2231) 公民館こうざじょうほう 公民館では各種講座を行っています あなたも参加してみませんか ◆有明公民館 68−1101 ◆三会公民館 62−4505 ◆杉谷公民館 63−2231 ◆森岳公民館 63−2242 ◆霊丘公民館 64−2023 ◆白山公民館 63−2221 ◆安中公民館 63−2253 市ホームページで 市立公民館の情報をチェック! アドレス http://www.city.shimabara.lg.jp/ life/pub/list.aspx?c_id=34#63 ・市立公民館の利用案内 ・市立公民館の施設情報 ・各種講座・イベント情報 ・市立公民館のサークル情報 ・市の社会教育活動報告 ・公民館だより     白山公民館の公民館講座 白山公民館では次の講座を開講します。たくさんの人とふれあいながら、あなたも楽しく学んでみませんか。 各講座とも受講料は無料(材料代などは実費)で開講期間は5カ月間です。 ◎申込期限 4月19日(金)まで ◎申し込み・問い合わせ先 白山公民館 生け花教室  花のある生活を楽しみましょう! ●とき  毎月第2・4水曜日 10時から ●ところ  白山公民館 ●募集人数 20人 絵手紙教室  世界に一枚しかないあなただけの絵手紙をつくってみませんか。 ●とき  毎月第2・4水曜日 13時30分から ●ところ  白山公民館 ●募集人数 25人 園芸教室  花づくりの基礎や季節の寄せ植え・管理・園芸用土の作り方を学べます。 ●とき  毎月第1・3木曜日 9時30分から ●ところ  白山公民館 ●募集人数 30人 料理教室  気軽においしくできる料理を学べます。 ●とき  毎月第2木曜日 19時30分から ●ところ  白山公民館 ●募集人数 20人 すぎたに女性学級 受講生募集 平成25年度に開催する「すぎたに女性学級」の受講生を募集します。 ●応募要件 市内に在住する女性で、年間を通して参加できる人 ●募集人数 20人 ●受講料  無料(材料が伴う場合は、実費負担有り) ●申し込み・問い合わせ先 杉谷公民館 平成25年度 実施予定 開催予定日時と内容 5月16日(木)19:30〜 布で作るコサージュ 6月13日(木)19:30〜 メタボリックシンドローム予防の栄養と運動 7月18日(木)19:30〜 骨盤体操(骨盤を動かしてしなやかな体づくり) 8月22日(木)19:30〜 京都エトセトラ(京都に関する話と落語) 11月28日(木)19:30〜 薬膳茶菓(やくぜんちゃか)(薬草を使ったお菓子つくりに挑戦!) 12月26日(木)19:30〜 フラワーアレンジメント(正月に向けた作品に挑戦!) 1月23日(木)19:30〜 メディカルアロマを知ろう 2月未定(木)19:30〜 終学旅行 ※内容、日時は変更する場合もあります。 くらしの情報 ■市役所 (代表)63-1111 ■有明庁舎 (代表)68-1111 有明支所 産業振興部 教育委員会 農業委員会 水道局 文化・スポーツ振興グループ ■ホームページ http://www.city.shimabara.lg.jp/ ■電子メール info@city.shimabara.lg.jp 募集 がんばらんば体操教室参加者募集  市民の健康増進を図り、長崎がんばらんば国体の機運を高めるために、がんばらんば体操教室を開催します。  ▼とき 毎月第4金曜日 15時  から16時まで ・実施日…4月26日、5月24日、6月28日、7月26日、8月23日、9月27日、10月25日、11月22日、12月27日、平成26年1月24日、2月28日、3月28日 ▼ところ 島原市霊丘公園体育館・弓道場(4月〜平成26年2月)、市立有馬武道館(3月) ▼服装 運動のできる服装 ▼申し込み 事前の申し込みは必要ありません。都合の良い日に気軽に参加してください ▼問い合わせ先 文化・スポーツ振興グループ(内線663) ウォーキングサークル参加者募集  ウォーキングで健康づくりや仲間づくりをしてみませんか。 秋波ウォーキングサークル ▼とき 毎週水曜日と木曜日 10時から ▼ところ 島原文化会館 ▼持参品 飲料水・タオル ※4月3日(水)はひょうたん池公園で実施します ※雨天時は中止します のぎくウォーキングサークル ▼とき 4月5日(金) 9時30分から ▼ところ 有明保健センター ▼持参品 飲料水・タオル ※雨天時も実施します さるいてみゅう会 ▼とき 4月4日(木) 9時から ▼ところ 杉谷公民館 ▼持参品 弁当・飲料水・タオル ※雨天時も実施します 歩いて食べよう会 ▼とき 毎週金曜日 9時30分から ▼ところ 島原文化会館 ▼持参品 タオル、飲料水 ※雨天時は中止します 問い合わせ先  市保健センター(64−7713) 要約筆記奉仕員養成講座受講生募集  難聴者のためにその場の話の内容を要約し、文字通訳する奉仕員の養成講座が開催されます。 ▼とき ・基礎課程…5月11日から7月6日までの毎週土曜日(6月22日は休み) 10時から15時まで ・応用課程…7月13日から8月10日までの毎週土曜日 10時から15時まで ▼ところ 市福祉センター ▼講師 県難聴者・中途失聴者 協会、NPO全国要約筆記問題研究会長崎県支部、島原要約筆記会すまいる ▼受講料 無料(ただし、テキス ト代として基礎課程1500円、応用課程1800円が必要) ▼申し込み・問い合わせ先 市社会福祉協議会(63−3855) お知らせ 「電話お願い手帳」を差し出されたら  耳や言葉の不自由な人が、外出先で電話連絡などの必要が生じた際に、用件や連絡などを書いて近くの人に協力をお願いするためのコミュニケーション用具として「電話お願い手帳」があります。  この手帳は、例えば救急車を呼ぶ場合など緊急時に使用するときや筆談の時のメモ用紙としても使用されます。  手帳を提示されたときは、代わりに電話をかけるなどのお手伝いをお願いします。  なお、この手帳は、福祉保健総務グループと有明支所の窓口で配布していますので、耳や言葉の不自由な人は利用してください。 ▼配布・問い合わせ先 福祉保健総務グループ福祉班(内線273)または有明支所(内線506) 重度心身障害者福祉タクシー利用券の交付 ▼対象者 市内在住(在宅)の人で、自分で運転を行なわず、次のいずれかに該当する人 @療育手帳所持者 A精神障害者保健福祉手帳1級所持者 B身体障害者手帳所持者で、次のいずれかに該当する人 ・1級または2級で車いすを常用している人 ・通院により人工透析を受けている人 ・視覚障害1級でひとり暮らしの人など ▼持参品 障害者手帳、印鑑 ▼受付開始日 4月1日(月)から ▼申請・問い合わせ先 福祉保健 総務グループ福祉班(内線273)または有明支所(内線506) 奨学金の貸し付け 島原市奨学金 ▼貸付対象学校と貸付月額 ・高等学校(専修学校の高等課程およびこれに準ずる課程)… 1万5000円 ・高等学校以外(大学・短大・高等専門学校・専修学校など)… 2万5000円 ※貸し付けは無利子です ▼対象者 次の事項をすべて満たす人 @本人または扶養者が市内在住であること A高校、大学などに在学する人(専修学校などは2年以上の課程に修業する人) B経済的理由で、修学が困難な人 C学業成績が良好で、品行方正な人 D日本学生支援機構・長崎県育英会などの奨学生ではないこと ▼受付期限 6月28日(金)まで ▼申込方法 教育総務グループまたは市民窓口グループに備え付けの願書に必要事項を記入し、必要な書類を添えて教育総務グループへ提出してください ※願書などは市教育委員会のホームページからダウンロードすることができます ▼問い合わせ先 教育総務グループ(内線621) 長崎県育英会奨学金 ▼貸付対象学校と貸付月額(高校生を除く) ・国公立大学など…4万1000円 ・私立大学など…4万7000円 ※貸し付けは無利子です ※高校生は在学校へ問い合わせてください ▼対象者 次の事項をすべて満たす人 @県内に住所を有する人の子など A大学など(大学、短期大学、専修学校など)に在学している人 B経済的理由により修学が困難で、かつ人物、学業とも奨学生としてふさわしい人 C日本学生支援機構の奨学生ではないこと ▼受付期限 4月26日(金)まで ▼申込方法 教育総務グループまたは市民窓口グループに備え付けの願書に必要事項を記入し、必要な書類を添えて教育総務グループへ提出してください ※願書などは長崎県育英会のホームページからダウンロードすることができます ▼問い合わせ先 教育総務グループ(内線621)または長崎県育英会(095ー824ー7501) 農業振興地域整備計画の全体見直し完了について  市では、合併後相当の期間が経過したことや県の農業振興地域整備基本方針の変更などを受けて、今後の農業振興ならびに効率的な土地利用を図るため、農業振興地域整備計画の見直し作業を行っていましたが、平成25年3月15日で農業振興地域整備計画の見直しが完了しました。  それに伴い、一時中断していました個別の農振除外申請などの受付を、平成25年4月より再開します。 ▼問い合わせ先 産業政策グループ企画調整班(内線561) 育成医療と未熟児に関する 担当窓口が変わります  4月1日から育成医療と未熟児に関する窓口が、県から市に変わります。  申請書の受付などは、次の担当グループとなります。 ▼育成医療 身体に障がいのある子どもに対する育成医療の給付など…福祉保健総務グループ福 祉班(内線273) ▼養育医療 養育医療(未熟児が対象)の給付など…こども支援グループこども家庭班(内線278) ▼未熟児の訪問・指導 市保健センター(64−7713) 固定資産税(土地・家屋)価格等帳簿の縦覧  4月1日から、平成25年度の土地・家屋価格等縦覧帳簿を公開します。  この制度は、市内に土地・家屋を所有する固定資産税の納税者が、他の土地・家屋の価格と比較することにより、本人所有の資産の評価が適正であるかどうかを確認できる制度です。  平成25年度は価格の据置年度ですので、昨年中に新・増築などした家屋および地目変更などがあった土地が価格の見直しとなります。 ▼縦覧期間 4月1日(月)から5月31日(金)まで(土曜日・日曜日・祝日は除く)8時30分から17時15分まで ▼縦覧場所 税務グループ固定資産税班 ▼縦覧できる人 土地または家屋を所有する固定資産税の納税者 ▼縦覧できる内容 ・土地…所在、地番、地目、地積、価格 ・家屋…所在、家屋番号、種類、構造、床面積、価格 ▼問い合わせ先 税務グループ固定資産税班(内線173) 島原大変遭難者慰霊祭  島原大変遭難者のご冥福と、眉山の治山を祈念して、慰霊祭が行われます。 ▼とき 4月7日(日) 10時から ▼ところ 眉山治山祈念公苑(総合運動公園内) ▼問い合わせ先 眉山治山祈念公苑保勝会事務局(島原温泉観光協会内62−3986) 島農 春の市 ▼とき 4月27日(土) 9時30分から11時まで ▼ところ 島原農業高校 ▼内容 ・農産物、野菜苗、花苗、ケーキやスープ生姜めんなど加工品の販売 ・動物ふれあいコーナー ・生活福祉科生徒実習品販売 ・和太鼓演奏 ▼問い合わせ先 島原農業高校(62−5125) 国民年金コーナー 平成25年度諫早年金事務所の出張相談日程  平成25年度の諫早年金事務所による出張年金相談の日程が決まりましたのでお知らせします。 ▼相談日 4月17日(水)、5月15日(水)、6月19日(水)、7月17日(水)、8月21日(水)、9月18日(水)、10月16日(水)、11月20日(水)、12月18日(水)、平成26年1月22日(水)、2月19日(水)、3月19日(水) ▼ところ 市民窓口グループ ▼募集人数 各回20人 ▼申込方法 相談開設日の10日前  までに年金相談受付票による予 約(電話予約可)をしてください 平成25年度の国民年金保険料  平成25年4月分からの国民年金の保険料は、60円引き上げられて1万5040円になります。保険料の納付は、日本年金機構から送付される納付書により全国の金融機関やコンビニエンスストアなどでできるほか、口座振替納付、インターネットを利用した納付やクレジットカードでも納付できます。 ねんきんネット稼働中  国民年金、厚生年金の履歴や年金額を確認したい人は、印鑑および本人確認できるもの(運転免許証、保険証など)を国民年金班まで持参してください。 問い合わせ先  市民窓口グループ国民年金班(内線232) 不要品の交換 おゆずりします  国見高校女子制服(夏冬・上下、Lサイズ)、ベビーベッド おゆずりください  チャイルドシート  詳しくは、生活安全グループ市民相談センター(内線184)へ。 狂犬病予防注射  犬(生後91日以上)を飼っている人は、犬を登録し、その犬に毎年1回狂犬病予防注射を受けさせるよう法律で定められています。  市では、次の日程で、犬の登録および狂犬病予防注射を実施します。  都合の悪い人は、最寄りの動物病院で接種後、「注射済証」を環境グループまで持参し、注射済票の交付を受けてください。(注射済票交付手数料550円が必要です) ◎手数料(1頭当たり) ・登録済みの犬 3050円(注射代+注射済票交付手数料) ・未登録の犬  6050円(登録手数料+注射代+注射済票交付手数料) ◎注意  ・食欲、元気がない、妊娠・授乳・治療中の場合は、注射前に獣医師に申し出てください ・注射当日は犬を制御できる人が連れてきてください。また、犬のフンは飼い主が責任を持って処理してください ◎問い合わせ先 環境グループ衛生保全班(内線192) 日時と会場 4月14日(日) 9:30〜12:00 市役所大手浜駐車場 4月15日(月) 10:00〜10:15 長貫(ながぬき)公民館 10:40〜11:30 三会農村環境改善センター 13:30〜13:50 下折橋(しもおりはし)町集合避難施設 14:20〜15:00 杉谷公民館 4月16日(火) 10:00〜10:30 市医師会看護学校 10:50〜11:05 霊丘公民館 13:30〜14:00 白山公民館 4月17日(水) 10:00〜10:35 第二中学校体育館横 11:00〜11:15 外港公園(下川尻(しもかわしり)公民館前) 13:30〜14:30 安中公民館 4月18日(木) 10:00〜10:30 松尾(まつお)駅前 10:50〜11:10 東小路(ひがししゅうじ)公民館 13:30〜13:45 川内(こうち)公民館 14:10〜14:40 戸切(とぎり)公民館 4月19日(金) 10:00〜10:15 浜東(はまひがし)公民館 10:30〜10:55 神木(じんぎ)公民館 11:15〜11:45 城之尾(じょうのお)公民館 14:00〜15:00 有明公民館前駐車場 しまばら食育レシピ 1わかめ 旬を味わおう わかめカツ エネルギー:281kcal たんぱく質:15.1g 脂質:17.8g 食塩:1.2g ポイント ・わかめでボリュームアップ 揚げ物は高カロリーですが、わかめでかさ増ししてボリュームアップ。メタボが気になる方にオススメです。 ・わかめのヌメヌメで健康アップ わかめなどの海藻に含まれるヌメヌメの成分は、がん予防効果や血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。 材料と分量(4人分) 豚ロース(4mm厚さ)8枚 塩 少々 こしょう 少々 塩わかめ(戻して) 40g  小麦粉 A 40g  卵 A 1個  水 A 大さじ1 パン粉 適量 揚げ油 適量 作り方 @豚肉に軽く塩・こしょうをし、戻したわかめをのせ、もう1枚の豚肉を重ねてわかめを肉で包み込む A@を混ぜ合わせたAにくぐらせ、パン粉をつけ、油でこんがりと揚げる。 レシピ提供:島原市食生活改善推進員協議会 スポーツ安全保険へ加入を  スポーツなど団体活動中の万一の事故に備えて、スポーツ安全保険への加入をおすすめします。 ●対象団体 スポーツ活動や文化活動、ボランティア活動、地域活動などを行う5人以上の団体 ●保険期間 加入手続き日の翌日から平成26年3月31日まで ●問い合わせ先 文化・スポーツ振興グループ(内線663) 対象団体 中学生以下の子どものグループ、高校生以上の文化活動団体 一人年額掛金 800円 保障金額:死亡(後遺障害)2000万円(3000万円) 入院日額 4000円 通院日額 1500円 対象団体 高校生以上のスポーツ団体 一人年額掛金 1850円 保障金額:死亡(後遺障害)2000万円(3000万円) 入院日額 4000円 通院日額 1500円 対象団体 65歳以上のスポーツ団体 一人年額掛金 1000円 保障金額:死亡(後遺障害)600万円(900万円) 入院日額 1800円 通院日額 1000円   市民相談センターのご案内  4月の市民相談は、次の日程で市民相談センター(内線184)で行ないます。なお、行政相談のみ有明福祉センターでも受け付けます。 ◆行政相談(行政相談委員)  〈市民相談センター〉   4月2日(火)・9日(火)・16日(火) 13:00〜16:00  〈有明福祉センター〉 4月3日(水)13:00〜16:00 ◆人権相談(人権擁護委員)   4月3日(水)13:00〜16:00 ◆不動産に関する相談(宅建協会)   4月15日(月)13:00〜16:00 ◆弁護士法律相談(弁護士)【要予約】   4月18日(木)13:00〜16:00 ◆公証人法律相談(島原公証役場公証人)   4月24日(水)13:00〜16:00 ◆交通事故巡回相談(県交通事故相談員)   4月25日(木)10:00〜16:00 ◆一般相談(市相談員)   土曜日・日曜日・祝日を除く毎日 8:30〜17:15 図書館通信 島原図書館 64−4115 開館時間 10時から18時まで(金曜日は20時まで) 4月の休館日… 1日(月)・8日(月)・15日(月)・22日(月)・30日(火)・5月1日(水)  有明図書館 68−5808 開館時間 9時から18時まで 4月の休館日… 2日(火)・9日(火)・16日(火)・23日(火)・30日(火)・5月1日(水) 新刊図書紹介 「正義のセ 1」 阿川 佐和子(あがわさわこ) 著  角川書店  子どもの頃から正義感が強かった凛々子(りりこ)は、念願の検事になり意欲に燃えるものの苦戦の連続。周囲に支えられながらひとつずつ難問に挑むが、ついにある大失態をおかして…。 「一路(いちろ)」上・下 浅田 次郎(あさだじろう) 著  中央公論新社  いざ、江戸見参の道中へ。小野寺一路(おのでらいちろ)19歳。父の不慮の死を受け御供頭(おともがしら)を継いだ若者は、家伝の「行軍録(こうぐんろく)」を唯一の手がかりに、江戸への参勤交代を取り仕切る。 ■「蘭陵王の恋(らんりょうおうのこい)」 平岩 弓枝(ひらいわゆみえ) 著 文藝春秋 ■「玉磨き」 三崎 亜記(みさきあき) 著 幻冬舎 ■「桜ほうさら」 宮部 みゆき(みやべみゆき) 著 PHP研究所 ■「パン屋を襲う」 村上 春樹(むらかみはるき) 著 新潮社 4月の催し 島原図書館 ■ おはなしのじかん  6日(土)・13日(土)・20日(土) 11:00〜 ■ おはなしのじかん0.1.2  24日(水) 11:00〜 ■ たんぽぽおはなし会  27日(土) 11:00〜 ■ 郷土史を学ぼう会 「神習処(かんならいどころ) できて百五十年」 「深溝世紀 忠和公編(ふこうずせいきただかずこうへん)」27日(土) 14:00〜       有明図書館 ■ ちいさなおはなしかい 13日(土) 14:30〜 ■ こんねクイズにチャレンジ 〜図書館や本に関するクイズを解いて、全問正解を目指そう〜 24日(水)〜5月12日(日) ■ 春のスペシャルおはなし会 〜「こんね」の皆さんによるおはなし会 〜 27日(土) 14:30〜 ◎図書館のホームページで蔵書の検索ができます 島原図書館・有明図書館ホームページアドレス http://www.shimabara-city-libraries.jp/ 「よしもと新喜劇」が島原にやってくる! 島原市自主文化事業 よしもと新喜劇 & バラエティ 5月19日(日) 14時開演 島原文化会館 ▼出演者(予定) 新喜劇/内場勝則(うちば かつのり)、チャーリー浜、島田珠代(しまだ たまよ)ほか バラエティ/レモンティー、メガモッツ、ひのひかり智(とも)、もりやすバンバンビガロ ▼チケット詳細 ・入場料 3500円(当日4000円) ※3歳以上はチケットが必要 ・チケット発売開始 4月13日(土)から ・チケット取り扱い  島原文化会館、有明総合文化会館、ながせや中堀町店、横浜屋、島原ショッピングモールウィルビー、島原市民劇場、ローソン各店、セブンイレブン各店 ・問い合わせ先 島原文化会館(62-2111)、文化・スポーツ振興グループ(68-5474) 「広報しまばら」がコンビニに  広報しまばらは、町内会・自治会、婦人会、育友会など多くの配布協力者により、各家庭へ配布されています。  広報しまばらが届かない人や市外から訪れる人に手に取っていただけるよう、24時間気軽に立ち寄ることができる市内コンビニエンスストアにも設置することにしましたのでお知らせします。 ・設置日 毎月1日ごろを目安に設置(今月号から) ・問い合わせ先 政策企画グループ秘書広報班(63-1111 内線124) ▼ご協力いただいたコンビニエンスストア各店 ファミリーマート 有明湯江店 ファミリーマート 島原有明店 ファミリーマート グリーンロード店 ファミリーマート 島原本町店 ファミリーマート 城下町店 ファミリーマート 島原港店 ファミリーマート 島原大下店 ファミリーマート 島原アリーナ店 セブンイレブン 島原原口町店 セブンイレブン 島原北門町店 セブンイレブン 島原城見町店 セブンイレブン 島原下川尻町店 ローソン 島原大手原町店 「広報しまばら」は、コンビニエンスストアのほか、市役所本庁舎、有明庁舎、各地区公民館、保健センター、図書館などにも設置しています ◆市ホームページアドレス  http://www.city.shimabara.lg.jp/ ◆島原市の人口(3月1日現在) 人口 48,311人(前月比 −44) 男 22,403人(前月比 −28) 女 25,908人(前月比 −16) 世帯数 19,162世帯(前月比 −9) 出生71件 死亡61件 転入69件 転出71件 ◆携帯電話版市ホームページ  携帯電話版の市ホームページも開設しています。QRコード対応機種の携帯電話では、左のコードからアクセスしてください。また、URLを直接入力してもアクセスできます。 URL http://www.city.shimabara.lg.jp/m/ 広報しまばら 平成25年4月号 ◆編集・発行/島原市市長公室  〒855-8555長崎県島原市上の町537 TEL0957−63−1111 FAX0957−63−6334 ◆毎月1日発行