まちかどウォッチング 本市スポーツの発展を願い 有馬スポーツ賞表彰式  3月2日、各種スポーツ大会で優秀な成績を修めた人を表彰する有馬スポーツ賞表彰式が有馬武道館で行われました。  この賞は、本市の名誉市民・故有馬茂(ありま しげる)さんの寄付をもとに、体育やスポーツの振興を目的として昭和56 年に創設され、今回で32回目。  スポーツ振興基金に三代にわたり浄財の寄付を続けられている川崎市在住の有馬良知(ありま よしとも)さんに対し感謝状を贈呈した後、21の個人と4団体に表彰状の授与を行いました。 (写真)21の個人と4団体を表彰 (写真)有馬良知さん 復興・防災活動が評価されての受賞 噴火災害からの復興「安中・夢計画」  2月21日、国土交通省「手づくり郷土賞」を受賞した「安中地区まちづくり推進協議会(代表 大町辰朗(おおまち たつろう)さん)」の受賞式が雲仙復興事務所で行われました。  同協議会は「雲仙・普賢岳噴火災害」時、土石流で被害を受けた地域での、われん川や安中梅林の再生や維持管理を行うほか、かさ上げ事業などで培った住宅再建のノウハウを地震・火山噴火などで被災した地域へ伝承、防災に対する意識高揚を目的とした「安中防災塾」の開催など「噴火災害からの復興『安中・夢計画』」が評価され、今回の受賞となりました。 (写真)安中まちづくり推進協議会の皆さんらによる記念撮影 災害発生時の対応強化 「災害時におけるLPガス供給に関する協定」締結  2月22日、社団法人長崎県LPガス協会島原支部と島原市が「災害時におけるLPガス供給に関する協定」を結びました。  この協定は、大規模な災害が発生した際の迅速かつ的確なLPガスの供給を目的としたもので、今回の協定締結により、災害発生時の対応がなお一層強化されました。 (写真)長崎県LPガス協会 島原支部長 松本洋三(まつもと ようぞう)さん コミュニティ助成事業  住民が行うコミュニティ活動に必要な施設や設備の整備に関して、財団法人自治総合センターからの助成を受けて、「島原・鵜川会(うがわかい)」が和楽器を購入しました。  「島原・鵜川会」は、民謡など伝統文化の保存と継承を行う団体で、今回の備品購入により、「子どもたちから一般の方まで幅広い人たちに伝統文化を普及したい」と意気込みも新たにしていました。 (写真)和楽器 (イラスト)クーちゃん「あなたに夢を。宝くじ 街に元気を」 地域コミュニティの発展 町内会長・自治会長懇談会  2月22日、町内会長・自治会長、市議会、公共機関関係者が出席し、市内ホテルで「町内会長・自治会長懇談会」を開催しました。  懇談会に先立ち行った研修会では、県内各地域の取り組み事例について報告があり、参加者は自分たちの地域に生かせないかと熱心に耳を傾けていました。  また、懇談会では、長年、町内会長・自治会長や防犯連絡所長として貢献した人へ感謝状を贈呈したほか、町内会長・自治会長と市議会、公共機関関係者との懇談が行われました。 (写真)町内会長・自治会長、防犯連絡所長を長年続けてこられた人へ感謝状を贈呈 あなたもわたしも輝いて 男女共同参画社会づくり講演会  2月24日、島原文化会館で、アーティスト エスペランサのお二人をお招きして男女共同参画社会づくり講演会を開催しました。  難病と闘いながら生活する中で経験した「男女がお互いを尊重しあうことの大切さ」を音楽を交えながら語っていただき、参加者は真剣に聞き入っていました。  また、講演会に先立ち、募集していた男女共同参画川柳の表彰式(表彰された川柳は広報しまばら3月号でご覧いただけます)、男女共同参画推進懇話会委員による寸劇も行われました。 (写真)お二人のお話と音楽を通し、参加者は男女が共に輝ける社会づくりについて理解を深めました トップレベルの指導者に学ぶ一日 眞鍋政義(まなべ まさよし)バレーボール教室&講演会  2月24日、島原復興アリーナで、バレーボール全日本女子の眞鍋監督をお招きしてバレーボール教室と講演会を開催しました。  バレーボール教室では、市内中学生と半島内の高校生が参加し、トスやレシーブといった基本動作についてポイントを絞った指導を受け、熱心に取り組んでいました。  また、多くのバレーボール関係者が集まった講演会では、モチベーションに関する映像の紹介やオリンピックでの秘話、自身の指導方針などを語っていただきました。 (写真)約500人が参加した眞鍋監督によるバレーボール教室 一日も早い復興を願い 東日本大震災被災地へ白菊のエール  3月7日、東日本大震災から2年になるのを前に、島原花卉生産組合(組合長 松ア和人(まつざき かずと)さん)および島原市が、陸前高田市(岩手県)など4市町の追悼式典に合わせ、白菊2000本を送りました。  送られた白菊は「雲仙・普賢岳噴火災害」で被害を受け、酪農から花卉農家に転向した松ア慎太郎(まつざき しんたろう)さん家族が生産したもので、島原の復興の証として、被災地の復興を願い送られました。  また、これまで白菊の無償提供を続けてきた島原花卉生産組合に対し、市から感謝状が贈呈されました。 (写真)白菊の発送準備の様子