解説します 島原市お財布事情 平成25年度予算が決まりました  平成25年度の予算編成に当たっては、「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」の実現を目指し、7つの施策に重点を置いた内容としています。 ▼一般会計 209億9692万円(前年度比 2.9%減) ▼特別会計 88億6965万円(前年度比 1.6%増) ▼市民目線に立った、オンリーワンの島原市の実現 @市民目線に立った行財政改革の推進 A産業の振興と島原地域ブランドの確立 B歴史と文化を活かした観光都市づくりと交流人口の拡大 C子育てにやさしいまちづくり D高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 E島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 F安全で安心して暮らせる快適なまちづくり ▼一般会計歳入(総額 209億9692万円) ・地方交付税…62億7000万円(29.9%) ・市税…45億67万8千円(21.4%) ・国庫支出金…31億4222万円(15.0%) ・県支出金…21億3395万8千円(10.1%) ・市債…16億7940万円(8.0%) ・繰入金…15億6967万5千円(7.5%) ・地方消費税交付金…4億4000万円(2.1%) ・その他…12億6098万9千円(6.0%) ※自主財源(市税、繰入金など)…33.1% ※依存財源(地方交付税、国庫・県支出金など)…66.9% ▼一般会計歳出(総額 209億9692万円) ・民生費…83億2610万1千円(39.7%) ・総務費…28億2961万9千円(13.5%) ・公債費…23億9573万7千円(11.4%) ・衛生費…18億7787万1千円(8.9%) ・土木費…18億4631万7千円(8.8%) ・教育費…11億9124万6千円(5.7%) ・商工費…8億2271万9千円(3.9%) ・農林水産業費…7億4906万4千円(3.6%) ・消防費…6億8171万5千円(3.2%) ・その他…2億7653万1千円(1.3%) ▼市民1人当たりに使われる「予算」 市民1人当たりに使われる金額がいくらになるか、主な費目ごとに表しています。1人当たりの合計額は、437,947円になります。 ・民生費 173,663円(障がい者福祉、児童福祉、高齢者福祉、生活保護などに必要なお金) ・総務費 59,019円(市の管理事務や企画、選挙事務、文化・スポーツの振興などに必要なお金) ・公債費 49,969円(公共施設整備などのために借りた市債の償還に必要なお金) ・衛生費 39,168円(健康増進、母子保健、廃棄物処理、公害対策などに必要なお金) ・土木費 38,510円(道路、公園、市営住宅の建設・管理などに必要なお金) ・教育費 24,847円(学校教育・社会教育の振興、文化財保護などに必要なお金) ・商工費 17,160円(観光事業や商工業の振興に必要なお金) ・農林水産業費 15,624円(農林水産業の振興に必要なお金) ・消防費 14,219円(消防や防災事業など、市民の安全のために必要なお金) ▼「市税」と「市債」の市民1人当たり・1世帯当たりの負担額 ・市税…市民の皆さんから市に納められる税金で、市民税・固定資産税・軽自動車税・たばこ税など ・市債…特定の建設事業を行うに当たり、その費用を賄うため銀行などから借りるお金のこと  ここでは、市税と市債の1人当たりおよび1世帯当たりの負担額がいくらになるかを表しています。 市税・市債 1人当たり 1世帯当たり 市税の負担額 79,790円 200,580円 市債の負担額 391,422円 983,972円 ※平成25年3月末日現在の人口と世帯数(人口47,944人、世帯数19,072世帯)で算出 ※市税は、個人市民税・固定資産税(交付金納付金は除く)・軽自動車税・都市計画税の調定額の合計で、滞納繰越分を除いて推計。市債は、平成25年度末現在高見込額より推計 ▼平成25年度 特別会計  特別会計は、特定の事業を行う場合や特定の収入を特定の支出に充てる場合に、一般会計とは別に、その経理を明らかにするために設けた会計です。 会計別 予算額 ・国民健康保険事業 76億7728万4千円 ・島原都市計画事業安中土地区画整理事業 84万5千円 ・温泉給湯事業 8190万3千円 ・有明町簡易水道事業 5億5265万9千円 ・交通災害共済事業 1421万7千円 ・後期高齢者医療 5億4274万5千円 ▼平成25年度の主な事業  「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」を目指す主な事業を、7つの施策ごとに説明します 1 市民目線に立った行財政改革の推進 ・新庁舎整備事業 5779万円  災害時の防災拠点として、また市民サービスの向上や行政運営の効率化を図るための新庁舎整備を行います (写真)島原市役所本庁舎 2 産業の振興と島原地域ブランドの確立 ・島原市肉用牛導入支援事業 480万円(平成25年度新規事業)  日本一となった「長崎和牛」のブランド化に向けた取り組みを行います (写真)日本一となった長崎和牛 ・地域農業活性化支援事業 500万円(平成25年度新規事業) ・企業立地促進・雇用創出事業 1億3698万円 3 歴史と文化を活かした観光都市づくりと交流人口の拡大 ・武家屋敷駐車場整備事業 1580万円(平成25年度新規事業)  武家屋敷駐車場を新たに整備し、観光客の増加および混雑緩和を図ります (写真)観光客でにぎわう武家屋敷 ・島原情報マイスター養成講座 111万円(平成25年度新規事業) ・島原城整備事業 2200万円 4 子育てにやさしいまちづくり ・すこやか赤ちゃん支援事業 1446万円(平成25年度新規事業)  第2子以降のおむつ購入費用を助成することで、多くの子どもを産み育てられる環境の向上を図ります (写真)赤ちゃん ・すこやか子育て支援事業 4639万円 ・予防接種事業 1億5583万円 5 高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 ・高齢者福祉交通機関利用助成事業 3672万円  高齢者が利用する列車・バス・タクシーの料金を一部助成し、高齢者の自立支援、地域交通の振興を図ります (写真)市内を走るバス ・自立支援医療費(育成医療)事業 200万円(平成25年度新規事業) ・生活習慣病予防対策 4621万円 6 島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 ・校庭芝生化事業 76万円(平成25年度新規事業) (写真)芝生 ・学校司書配置事業 905万円 ・小学校教育用コンピュータ等更新事業 5690万円 7 安全で安心して暮らせる快適なまちづくり ・陸上競技場改修工事 2億円(平成25年度新規事業)  日本陸上競技連盟第二種公認継続に向け、陸上競技場の施設整備を図ります (写真)陸上競技の様子 ・島原市地域おこし協力隊推進事業 509万円 ・新田排水施設整備事業 4500万円 ※「平成25年度当初予算概要」および「主要事業説明書」の詳しい内容は、市ホームページで見ることができます  URL:http://www.city.shimabara.lg.jp/ ▼問い合わせ先 経営管理グループ財政班(63-1111 内線156)