夏本番!熱中症に注意しましょう  高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温の調整機能がうまく働かないと、熱が体内にこもってしまいます。こうした暑さによって引き起こされる症状を「熱中症」といいます。重症の場合、命にかかわることもあるので十分に注意しましょう。 (写真)屋外でのサッカー ▼問い合わせ先 市保健センター(64-7713) ▼熱中症予防に大切な3つの「す」(水分補給、涼しい服装・室内、睡眠) ・すい分補給 のどの渇きを感じる前に早めに水分補給し、汗をかいた時には塩分もあわせて補給しましょう。暑い日には知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、こまめに水分を補給しましょう。 ・すずしい服装 速乾性が高く通気性のよい素材、体を締め付けないような服装を身につけ、帽子や日傘などで日よけ対策をしっかりしましょう。  高温・多湿・無風は要注意です。日陰を選んで行動したり、室内ではすだれやエアコン・扇風機を上手に使いましょう。 ・すい眠 日ごろから栄養バランスのよい食事と体力づくりにこころがけ、十分に睡眠をとりましょう。夏の暑さに負けない体をつくることで、熱中症にかかりにくくなります。 ▼熱中症の症状と対策 ◎重症度(軽度) ・症状 めまい、立ちくらみ、こむら返り、大量の汗 ・対処法 涼しい場所へ移動、安静にする、水分補給 ◎重症度(中度) ・症状 頭痛、吐き気、体がだるい、体に力が入らない、集中力・判断力の低下 ・対処法 涼しい場所へ移動・体を冷やす(首・脇の下・足の付け根を流水や氷などで冷やす)・安静・十分な水分と塩分の補給 ◎重症度(重度) ・症状 意識がない(呼びかけに対し反応がない)、けいれん、運動障がい(普段どおりに歩けない) ・対処法 救急車を呼ぶ・水分、塩分の補給 ※熱中症で意識がない場合は、水分を口から与えないでください。飲んだ物が肺や気管に入り危険です