9月10日から16日は自殺予防週間 あなたの力で 救えるいのちがあります  平成24年の全国の自殺者は約2万8000人で、15年振りに3万人を下回ったものの依然として多くの人が自ら命を絶っています。また、長崎県では、年間284人(平成24年)の方が自殺で亡くなられています。  自殺の多くは、「健康問題」や「経済・生活の問題」、「家族関係」などの人間関係の問題などさまざまな要因が重なり合い「心理的に追い込まれた末の死」です。 ◎自殺の危険性が高いサイン @うつ病の症状がある A原因不明の身体の不調が長引く B飲酒量が増す C自己の安全や健康が保てない D仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う E職場や家庭からサポートが得られない F本人にとって、価値のあるものを失う G重症の身体疾患にかかる H自殺を口にする I自殺未遂におよぶ (参考)厚生労働省「職場における自殺の予防と対応」 ◎してはいけない5カ条 @話をそらす A一方的に話す B常識をのべ、説得する C安易に解決策を示す D励ます ◎では、どうすればいいか… ・話をそらすことなく、しっかり話を聞く ・死んでほしくないと伝える ▼問い合わせ先 福祉保健総務グループ福祉班(63-1111 内線273) ◎相談窓口  いろいろな相談窓口があって困ったときは、一番あてはまりそうな窓口で「どこに相談していいのかわからないのだけど」と聞いてみるといいでしょう。  相談の案内をするのも相談窓口の役割です。その一歩が、うつ病や自殺から守る一歩になります。各種相談窓口が開設されています。ぜひご利用ください。 ・自殺問題やさまざまな心の悩み・自死遺族からの相談  長崎こども・女性・障害者支援センター  095-846-5115  9:00〜17:45 月曜〜金曜(祝日を除く) ・緊急な精神医療受診の相談  長崎県精神科救急情報センター  0957-53-3982 24時間(年中無休) ・こころの健康、医療受診の相談など  長崎県県南保健所  62-3289  9:00〜17:45 月曜〜金曜(祝日を除く) ・長崎いのちの電話  095-842-4343  9:00〜22:00(年中無休)  第1・3土曜日 9:00〜翌日9:00 「わかってくれる人がいる」と思えたら、少し元気になります。 身近な人には話しにくい、相談しづらいと思ったら各種相談窓口をご利用ください。