広報しまばら 平成26年4月号 APRIL No.719 島原城天守閣 復元50 周年  島原城は松倉重政が元和4年(1618)に築城を始め、7年もの歳月を費やし完成しました。  その後、島原の乱や眉山崩壊といった歴史的大事変に遭いながらもその雄姿をとどめました。しかしながら、時代の変遷により、明治9年に惜しまれながら解体され、その後90 年間、石垣だけが残されていました。  昭和35 年、西の櫓の完成を契機とし、市民の間で島原城天守閣復元の機運が高まり、事業費の半分近くに迫る寄付金などを基に昭和39年4月に天守閣が復元されました。  郷土を愛する人たちの心情により復元された島原城。天守閣に登り、美しい郷土を眺めるとともに、復元を願った人たちへ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。 (写真:復元工事中の島原城 昭和38年撮影) 目次 平成26年度 施政方針・・・・・・・・・・・・・・・・・2 島原城天守閣復元50周年記念特集・・・・・・・6 国民健康保険 制度改正のお知らせ・・・・・8 水道料金改正など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 男女共同参画社会について考えてみよう10 島原半島世界ジオパーク・・・・・・・・・・・・・・11 まちかどウォッチング・・・・・・・・・・・・・・・・12 しまばら子育て情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ふるさと再発見・クローズアップ・・・・・・15 保健センターだより・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 公民館こうざじょうほう・・・・・・・・・・・・・・18 くらしの情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 平成26 年度 施政方針(要旨) 「街が賑わい 人がふれあい 支えあう」市民が主役のまちづくり  島原市は、人口減少や高齢化が全国平均を上回るペースで進行するなど厳しい状況が続いていますが、今こそ市民力を結集し、島原の持つ個性を活かしながら、「街が賑わい 人がふれあい 支えあう」市民が主役の島原市を創りたいと考えています。そのため、重点分野として「7つの施策」を掲げ、実現を目指して取り組みを進めます。 【7つの施策】 1.市民目線に立った行財政改革の推進 2.産業の振興と島原地域ブランドの確立 3.歴史と文化を活かした観光都市づくりと交流人口の拡大 4.子育てにやさしいまちづくり 5.高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実 6.島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実 7.安全で安心して暮らせる快適なまちづくり ※施政方針の全文については、市ホームページをご覧ください (写真)島原市長 古川 骼O郎 1 総務部門  行政改革は、定員管理の適正化や民間活力の導入など、行政サービスの質の向上を目指します。  行政評価は、行政評価委員会などを活用し、事務事業評価と併せて効率的な予算編成に反映させます。  公の施設への指定管理者制度の活用は、施設利用者懇話会(仮称) を開催し、サービス水準の向上と制度の効果的な運用に努めます。  電子行政の推進は、フェイスブックを活用し、市民と行政が一体となった情報発信に努めます。  地域の活性化は、町内会・自治会の加入促進を図るとともに「地域おこし協力隊事業」により都市住民を協力隊員として受け入れるなど、地域力のさらなる向上を目指します。  婚活支援は、地元で頑張る若者達に「めぐり逢いの場」を提供します。  いじめ問題は、「いじめ防止条例」を制定し、いじめ根絶を目指します。  半島地域の振興は、「島原道路」の全線早期整備など要望を続けるとともに、半島振興法の延長に向け、離島振興法に準じた支援制度の構築を強く国に訴えます。  地域公共交通は、地域の実情に合った公共交通のあり方を検討し、公共交通の確保と利用促進に取り組みます。  島原鉄道は、鉄道事業の存続と安全性の確保に向け、関係自治体と一体となって支援します。  姉妹都市である京都府福知山市とは、友好親善訪問を実施します。また、大分県豊後高田市との兄弟都市交流も継続して実施します。  市庁舎の建設は、基本構想を策定した後、設計プロポーザルにより設計者を選定し基本設計業務などに取り組みます。  市税などの収納は、収納率の維持・向上に努めます。その一環として、ファイナンシャルプランニング委託事業(家計診断の専門家が生活設計の見直しなどの相談や提案)を実施します。  地籍調査事業は、平成26年度から白山地区に着手します。  窓口業務は、さわやかな接客サービスを追求し“おもてなし”の心を持ってお迎えいたします。  消費生活センターは、消費トラブルの未然防止に向け啓発活動を推進します。 (写真)市民窓口サービス課の窓口の様子(親しみやすい窓口を目指します) 2 福祉保健部門  障がい者福祉対策は、介護給付事業や訓練等給付事業などを実施するとともに、障がい者就労施設などからの物品などの調達を推進します。  重度心身障害者福祉タクシー助成事業は、鉄道、バスへの拡大を実施します。  高齢者福祉対策は、高齢者福祉交通機関利用助成事業などを実施します。  児童福祉対策は、子育て世帯臨時特例給付金の支給や、「すこやか子育て支援事業」、「すこやか赤ちゃん支援事業」を実施します。また、「島原市子ども・子育て支援事業計画」の策定に取り組みます。  低所得者対策は、「臨時福祉給付金」の支給や、ハローワークおよび社会福祉協議会と連携し支援します。  医療対策は、島原病院の医師確保や診療科目の充実を図るため、長崎大学や長崎県病院企業団などに要望を行います。  救急医療対策は、日曜・休日の在宅当番医制と病院群輪番制や歯科休日診療当番医制に助成します。  小児の診療体制の確保・充実は、小児の休日診療事業を医師会などと共同で実施するとともに、小児医療学講座を開設し島原病院の小児科の再開を図ります。  国民健康保険事業は、適正な事業運営を心がけるとともに、滞納処分を含めた収納対策に取り組みます。  市民皆様の健康増進を目的に、各種がん検診や人間ドック、高齢者の方の介護予防事業などに取り組みます。  母子保健事業は、健康診査や相談・指導事業のほか、むし歯予防のためのフッ素塗布事業に取り組みます。  予防接種事業は、定期予防接種、高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種や乳幼児・児童に対するインフルエンザ予防接種の助成を実施します。 (写真)赤ちゃん(すこやか赤ちゃん支援事業) 3 環境部門  環境保全は、より一層の省エネ推進や資源物の回収に取り組みます。  新エネルギーの導入促進は、バイオマスエネルギー実証事業の成果を基に、メタン発酵処理施設などの事業化を目指します。  生活環境の向上は、野犬捕獲、不法投棄の監視および回収、河川などの水質浄化対策を行うほか、小・中学生を対象に環境教育を推進します。  廃棄物処理は、生ごみ堆肥化講習会を実施するほか、保育園や小学校などで実施している生ごみ堆肥化による野菜づくりを拡充するとともに、古紙類など資源物回収の周知に努めます。  し尿処理は、3カ年の計画で汚泥再生処理施設を整備します。 (写真)島原市浄化苑 4 農林水産部門 農業は、日本一豊かな産地を目指し、生産基盤の整備を推進します。  担い手対策は、青年就農者の確保や農地集積・集約化を進めます。  イノシシによる農作物被害は、進入防止柵と箱ワナを設置します。  なお、捕獲されたイノシシ肉の利活用についても調査を行います。  畜産関係は、「長崎和牛」のブランド確立に向けて、広報・宣伝に努めます。  耕地関係は、三会原第3地区や宇土山地区の基盤整備事業を支援するとともに、三会原第4地区、大三東地区についても新規採択に向け取り組みます。  林業関係は、松林を守るため、湊島や有明町水之出口地区などの松くい虫防除対策・被害木駆除を引き続き実施します。  水産関係は、藻場の再生や、新田町地先のスクイにアマモ場の造成に取り組みます。  養殖漁業は、トラフグやノリ、ワカメ、コンブなどの品質や生産性の向上を目指し、ジオアワビの養殖にも取り組みます。  漁港海岸の高潮対策は、三会漁港、松尾漁港において消波ブロックの製作と設置に取り組みます。大三東漁港は、産地水産業強化支援事業を活用して、漁港の適正な水深を確保します。  猛島漁港は、施設機能保全診断を行います。 なお、平成26年度は、新穀を宮中に献上する伝統の「宮中献穀」を、長崎県の代表として本市が実施することになっております。 (写真)漁港海岸の高潮対策(三会漁港) 5 商工観光部門  商工・物産および観光の振興は、若者の定住化と交流を推進する「しまばらまるごとブランド化」を念頭に、各施策に取り組みます。  本市経済の発展は、新たな企業の立地や既存地場企業の活力増大のため、企業立地促進・雇用創出事業をさらに推進します。  中心市街地商店街の活性化対策は、観光客の誘客に対応できる商店街を目指す研究事業に後継者と一体となって取り組みます。  金融面は、島原市中小企業振興資金の利用促進を図ります。また、新たに島原市中小企業振興利子補給事業を創設します。  しまばらの物産流通は、本市産品の知名度の向上、新商品の開発、販路の拡大の3本柱を基本に、事業の展開を推進します。  本市産品の知名度の向上は、大手百貨店などにおいて物産展を開催します。  新商品の開発は、農畜水産物を活用し「島原地域ブランド確立事業」を実施します。  販路の拡大は、都市圏において開催される「オープンマーケット」を活用します。  観光行政の推進は、市を上げて“おもてなし”の心を持って取り組みます。  島原城は、天守閣復元50周年記念事業を展開します。今後は、築城400周年に向けて、松平七万石のルーツの掘り起しを行います。  島原半島世界ジオパークは、韓国済州島と姉妹ジオパーク提携、香港ジオパークと協力協定を締結しました。今後、外国人観光客の誘致などに取り組みます。  交流人口の拡大は、九州新幹線を視野に入れた誘客対策や九州新幹線長崎ルートの開業を見据えた取り組みを行います。  観光客の受け入れ態勢は、“おもてなし”の意識高揚や気運の醸成を図ります。さらに、島原城七万石武将隊による“おもてなし”や甲冑体験、しまばら湧水館における郷土料理の調理体験などを展開します。  スポーツ・キャンプやコンベンションの誘致は、Jリーグなどのキャンプ誘致やがまだすリーグの開催などを積極的に行います。  各種まつり・イベントは、本市独自のまつりを目指して、調査・検討チーム「(仮称)100年まつりをつくる会」の発足に向け取り組みます。   温泉給湯事業は、「島原市温泉給湯事業審議会」の提言を踏まえ、加温設備の見直しと給湯管の全面的な布設替えに取り組みます。 (写真)物産展の様子(全国各地で物産展を開催) 6 建設部門  活力ある地域づくりと安全で快適なまちづくりのためには、幹線道路の整備は必要不可欠であります。  「島原道路」の出平町から有明町間は、国土交通省や長崎県と連携を図り、全線早期完成に向け積極的に推進します。  船津地区の高潮対策は、高潮堤防案の早期事業化に取り組みます。  公営住宅は、第7期工事の21戸の完成を目指します。  建築物の安全性の確保は、戸建て木造住宅、不特定多数者や身体に障がいをお持ちの方などが利用する民間の建築物の耐震診断、住宅のリフォーム工事費用の助成を行います。  都市計画道路は、霊南山ノ神線の整備を計画的に進めるとともに、長池三会線の延伸の要望を行います。  景観の形成・保全は、街なみ環境整備事業によるまちづくりに住民と協働で取り組みます。  鯉の泳ぐまちでは、地域の中核となる施設の整備を行います。  水無川、中尾川などの砂防指定地内の利活用は、ジオを体感できるウォーキング・ランニングコースなどを整備します。  生活排水対策は、「島原市生活排水処理基本計画」による浄化槽整備を推進します。  下水道計画の見直しは、国の制度や財政措置の状況を見極めながら取り組みます。 7 消防防災部門 防災対策は、「災害に強い人づくり・まちづくり」を推進するとともに、災害に強い島原市の実現を目指します。特に、溶岩ドームは、雲仙復興事務所と九州大学地震火山観測研究センターなどと連携し防災監視・観測体制の強化に努めます。また、防災行政無線のデジタル化へ向けた整備を行います。  防災避難訓練は、安中地区を対象に溶岩ドーム崩落を想定して実施します。  消防団員の確保は、地元町内会・自治会および消防団後援会との連携・協力を図るとともに、事業所などの理解を得ながら取り組みます。  自主防災組織は、自主防災会ごとに地域防災マップを作成します。 (写真)防災行政無線 8 教育部門  教育は、噴火災害復興の体験から学んだ「生命(いのち)・きずな・感謝の心」の精神を引き継ぎ、心豊かで活力ある生涯学習社会の構築に努めます。  学校教育は、知・徳・体の調和のとれた児童生徒の育成を目指します。  具体的には、少人数授業などを充実させ、確かな学力を身につけさせる教育活動を推進します。さらに、市独自の学力テストを実施します。  いじめ・不登校問題は、各中学校に心の教室相談員を配置するなど、早期発見・早期対応、未然防止に努めます。  国際化への対応は、外国語指導助手や外国語活動支援員を配置し、国際理解教育および外国語教育を推進します。「中学生海外訪問交流事業」は、シンガポールを訪問します。  特別支援教育の充実は、全小・中学校に特別支援教育支援員を配置します。  小・中学校の施設整備は、非構造部材の耐震化について、小学校5校、中学校2校の設計および小学校4校、中学校3校の工事を実施します。  小学校校庭の芝生化は、第四小学校において、エコ芝生化に取り組みました。今後も、小学校の校庭の芝生化に努めます。  社会教育は、「島原市ココロねっこ運動」 の充実を図ります。また、「スクールキッズ」事業を、小学生を対象に夏休み期間中に実施します。  文化財は、松平文庫の整理保存・活用などに取り組みます。特に、島原城は、石垣調査や石垣復旧に伴う発掘調査の成果を活かし、長崎県の文化財指定を目指します。さらに、愛知県幸田町との歴史・文化交流を図るとともに、深溝本光寺の島原藩主の墓地から出土した貴重な宝物展の開催を検討します。  文化振興は、自主文化事業、美術展、音楽祭などを開催します。  スポーツ振興は、平成新山島原学生駅伝などを開催するとともに、有名なスポーツ選手が直接学校を訪問し、児童生徒との交流を深める「夢の教室」を開催します。そして、総合型地域スポーツクラブを展開し、誰もがスポーツに親しめる社会づくりの実現に努めます。  国体の開催は、全市民による“おもてなし”の心で、コンパクトな中にも魅力あふれる大会開催を目指します。 (写真)校庭芝生化(四小) 9 水道部門  市民の皆様に、100%天然地下水の水道水を、安心して使用してもらうため、島原市水道事業基本計画に基づき事業を推進します。  今後は、島原地区簡易水道の統合、民営水道区域の取込みならびに施設の更新・耐震化、新規水源の開発および取水から配水システム再構築のための事業を進めます。  水道料金は、平成26年度から市内水道事業において統一料金とします。  以上が、平成26年度における各部門の主要な施策です。    厳しい財政状況の中でありますが、全職員一丸となって、時代の要請と市民の期待に応えるため全力を傾注します。市民皆様には、市政の推進に一層のご支援ご協力をお願い致します。 島原城天守閣復元50 周年記念特集  島原を象徴するランドマーク「島原城」の天守閣が昭和39年に復元され、本年4月で50周年を迎えます。そこで今月号では島原城を特集します。  まず、郷土の歴史家で、現在、島原城専門員として展示資料の解説などを行っている松尾卓次(まつおたくじ)さんによる寄稿記事。島原城の築城から現在までの変遷について、その歴史的背景や裏話も交えた解 説となっています。(今月号から3回に分けて掲載します)  また、広報しまばらの昭和39年4 号の記事も掲載しましたので、復元当時をご存知の人には懐かしく、生まれた時からそびえ立つ島原城を目にしてきた世代には、当時の島原市民の天守閣復元にかける熱意を感じていただけるのではないでしょうか。  私たち市民にとっては「いつもそこにあるのが当たり前」ですが、毎日、多くの観光客が訪れる「島原城」。  今年の復元50 周年記念事業が島原城の価値を見つめ直す好機となり、今からさらに50 年、100 年後まで、変わらぬ姿であり続けてほしいと願います。 (写真)島原城専門員 松尾 卓次さん 「島原城復元50周年」 @島原城の築城  島原城、それは島原人にとってふるさと島原を強く感じるシンボルである。島原で暮らす者にとって、朝夕お城を眺めてはここに生まれ育った喜び、幸せを噛み締める。遠く離れて暮らす者には、帰省のたびに城を見てはふるさとに帰った思いを実感する。この島原城も今年の4月10日で、復元されて50周年を迎える。我らが島原城も半世紀を迎えた。  島原の城と町は今から約400年前に建設された。この時期、日本全国に130余の城が築造されたが、その中でも島原城は城郭と武家屋敷街、町人町の縄張りがよく残されている極めて珍しい存在である。  島原城の築造年には諸説がある。松平家の記録をまとめた『深溝世紀』によれば、「元和元(1615)年、(松倉重政)封を肥前有馬に移さる。明年請うてその城に移り、さらに城を島原に築く。7年にして成るといい、或いは4年という」とある。いずれにしろ1620年代の初めには完成したであろう。  松倉重政が新領主として入封した。関ヶ原合戦や大坂の陣で武功を立てたので徳川家康から取り立てられて、4万3千石の大名となり、新しい居城として島原に大きな城を構える。7年かけて築き、その頃城下町も完成させたようである。  外郭は周りに2060間の塀を巡らし、瓦葺きの練塀で取り囲んでいた。内郭は南に偏って本丸。そこには高さ17間余の五層の天守閣がそびえる。北隣に二の丸、その北に三の丸があり、御殿が建つ。城郭の北側に上級武士の屋敷街を組み込み、西側には下級武士街を配置した。天守閣の構造は、総高17間1尺5寸。それに3つの三階櫓、二階櫓が7と平櫓が6箇所。その面積は城郭部11町余、上士屋敷部30町余、下士屋敷街18町余となる。  ここに新興大名としての意気込みを感じる。それを可能にしたのが有馬氏の遺産で、長く続いた南蛮貿易の利潤であったろう。さらに重政が近畿地方の出身であり、当時の先端技術および技術者の取り入れが容易であったからである。また、戦国の世を切り抜けてきた武将であるから、築城には思いのほか肩入れが多かったであろう。築城の名手と言われた所以である。  以来松倉氏、高力氏、松平氏13代(途中25年間戸田氏と交換統治)の居城としてそびえてきた。 (次月号は「A島原城の解体」を掲載予定です) 昭和39年の出来事 1 島原城天守閣落成を紹介した「昭和39年4月号広報しまばら表紙」 2、3 東京オリンピック開催を前に、市内を聖火ランナーが走り、当時の記録によると市内外から約10 万人が沿道に詰めかけました (昭和39年9月13・14日)  今年は、4月6日(日)「城の日」に行うオープニングセレモニーを皮切りに、島原城をメイン会場とした特別イベントのほか、毎年開催しているイベントも50 周年にふさわしい趣向を凝らした内容で実施します。 皆さんで島原城天守閣の50 歳をお祝いしましょう。 問い合わせ先 しまばら観光おもてなし課(内線213) 【今年開催予定の特別イベント】 ・島原城市民展(随時) ・島原城とジオパーク(7〜8月夏休み期間中) ・時代を超えて記念写真(9〜11月) ・島原城写真展(10〜11月) ・島原城菊花展(11月) ・深溝本光寺宝物展(10〜11月) ・しまばら江戸まつり(平成27年3月) 島原城入館料 大人540円、小人270円 下記割引券持参で島原市民は50%割引になります ※車で入場する際は駐車場代が別途必要です 島原城の特別入館割引券(50%割引)4枚 有効期限平成27年3月末まで有効 ※本件の利用は島原市民に限ります ※1枚につき1名様ご利用できます ※他の割引との併用は不可 ※コピー不可 島原市 島原市国民健康保険の制度改正のお知らせ 自己負担割合が変わります  70 歳から74 歳までの人がお医者さんや歯医者さんにかかった時に支払う医療費の自己負担割合は、原則2割ですが負担を軽減するために1割に据え置かれてきました。  平成26年4月から、すでに70 歳の人は引き続き1割に据え置かれ、4 月2 日以降に新たに70 歳になる人は2割となります。  一定の所得がある人の自己負担割合は3割のままで変更ありません。 昭和19年4月1日以前に生まれた人 平成26 年4 月以降も医療費の窓口負担は1割のまま変わりません ※一定の所得がある人は、これまでどおり3割負担です ・平成26年4月以降も、引き続き特例措置の対象になります 昭和19 年4 月2 日以降に生まれた人 70 歳の誕生月の翌月(ただし、1日が誕生日の人はその月から2割になります)から医療費の窓口負担が2割になります ※一定の所得がある人は、これまでどお  り3割負担です 医療費を削減するために、ジェネリック医薬品を活用しましょう  国民健康保険では、薬代の軽減と医療費抑制につながるジェネリック医薬品の利用促進に取り組んでいます。その一環として、皆さんが「ジェネリック医薬品」をさらに利用しやすくなるよう、「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証更新に併せて同封しています。 このシールを保険証に貼って、窓口などで提示していただくことにより、口頭では言いにくいジェネリック医薬品への切り替えを、医師や薬剤師に伝えることができます。  保険健康課などの窓口でも配布していますので、希望する人は気軽に申し出てください。 問い合わせ 保険健康課 国民健康保険班(63-1111 内線231) 年に1回、特定健診を受けましょう 特定健診を受診して、病気の予防・早期発見に努めましょう。 実施時期 6月〜 11月 内 容 問診、身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査、心電図検査、内科的診察 場 所 集団健診(保健センター、公民館など)個別健診(市内指定医療機関) 費 用 無料※同時に肝炎ウイルス検査(平成14 年度以降未受診の人)、PSA 検査、胃がんリスク検診(※平成26 年度新規事業、40・45・50・55・60・65・70 歳の人)が受けられます 問い合わせ先 有明保健センター(68-5335) 平成26 年4月から水道料金を改定します  島原市上水道事業と有明町簡易水道事業を平成26年4月から事業統合し、市全体で一つの島原市水道事業として新しく運営していきます。安全でおいしい水をいつまでも給水できるよう、新規水源の確保や災害に強い施設整備などを行います。 ≪新料金表≫ 実施時期 平成26年4月1日(5月請求分から) 体系区分 料金区分 基本料金(1カ月あたり) 口径13o・20o 25o・30o 40o 50o以上 金 額(税抜き) 800円 1,500円 4,000円 4,800円 従量料金(1立方メートルあたり) 使用水量1〜5立方メートル 6〜10立方メートル 11〜20立方メートル 21〜30立方メートル 31〜100立方メートル 101立方メートル〜  単 価(税抜き) 50円 80円 110円 120円 130円 140円 ※料金は、水道メーターの口径による「基本料金」と、使った水量に各区分の単価を乗じた「従量料金」の合計額に「消費税」を加えた額になります  ◎メーター検針が毎月になります   これまで偶数月検針だった有明町も毎月検針に変更し、料金を毎月請求します  ◎口座振替日が毎月25 日に変わります   これまで、旧島原地区では毎月27 日、有明地区では偶数月の末日に口座振替にて納付いただいておりましたが、4月からは統一して毎月25 日に変更します。振替金額の準備をお願いします。 ※詳しくは広報しまばら3月号の折込みチラシまたは、水道課ホームページをご覧ください 問い合わせ先 水道課業務班(68-1111 内線591 〜 593) 島原〜大牟田航路「島鉄高速船」運行継続中! 福岡方面の近道! 福岡市内まで2時間15分!  島鉄高速船は、島原と福岡を最短で結ぶルートとして、また、三池港との唯一の旅客航路として利用されています。島原鉄道では、近年の利用者減少と燃料価格の高騰などにより非常に厳しい経営状況が続いていることから事業の存続について検討していましたが、世界ジオパークである島原半島との連携や本年10 月開催の長崎がんばらんば国体、また、関係機関や利用者からの存続を望む声を受け、運賃の見直しや減便による経費削減策を実施し、当面、事業継続の道を探ることになりました。  観光に、お買い物に、そしてビジネスに高速船を利用しましょう。  4月1日からの運賃および時刻表は次のとおりです。 (写真)島鉄高速船 運賃 区分 片道 往復    大人 2,300円 4,370円    小人 1,150円 2,190円 時刻表(島原港〜福岡(天神)発着抜粋)※ ( )は土曜・休日の時刻 島原発 便 島原港発 福岡(天神)着     1   7:40   9:58(9:53)     2  10:05   12:23     3  14:05   16:23     4  17:05   19:23 福岡発 便 福岡(天神)発 島原港着     1    7:30      9:45     2   10:00     12:10     3   14:00     16:10     4   17:00     19:10 問い合わせ先 島原鉄道島原港営業所(64-1515) 「男女共同参画社会」について考えてみよう VOL.21 『『平成25 年度男女共同参画社会づくり講演会』  島原市では、一人一人の意識啓発と広く「男女共同参画」という言葉を知ってもらうきっかけとなるように「平成25 年度 島原市男女共同参画社会づくり講演会」を開催しました。  今回は心の健康(座禅と歌)をテーマに新しい感覚の説法に取り組む南慧昭さん(南陽山勝光寺住職・歌手の南こうせつさんの実兄)を講師に迎え、人に対する思いやりや、ありがとうの一言を言える強さを持つことについてご講演頂き、約300 人の参加者は男女共同参画について理解を深めました。  皆さんは感謝の気持ちを素直に相手に伝えることができますか。  相手を尊重し、お互いに良い関係を築くことが男女共同参画社会につながります。 (写真)南慧昭さん 男女共同参画社会啓発の寸劇 『男女共同参画川柳表彰式』 講演会に併せて、昨年10 月に募集した「男女共同参画川柳」で優秀賞を受賞されたお二人の表彰式も行いました。  受賞作品は、どなたでも使用できますが、事前に政策企画課政策班までご連絡ください。  応募していただいた皆さん、ありがとうございました。 ◎家庭における男女共同参画部門 優秀賞 助け合う 親の背を見て 子は育つ 石山敏郎(いしやま としろう)さん(城西中の丁) 入賞  ありがとう その一言で 疲れ飛び 伊藤紀美子(いとう きみこ)さん(南崩山町)     見直した エプロン姿が 似合う父 本村真実(もとむら まみ)さん(新湊二丁目)     かたづけは 俺の仕事だ 腕まくり 松田康子(まつだ やすこ)さん(南安徳町) ◎職場・学校における男女共同参画部門 優秀賞 拭き掃除 男女なかよく  磨き上げ 野田耕起(のだ こうき)さん(城内二丁目) 入賞 差別ない 男女協助の よい社会 出田英雄(いでた ひでお)さん(有明町大三東) 問い合わせ先 政策企画課政策班(63-1111 内線146) つなごう!未来へ 島原半島世界ジオパーク51 島原半島ジオパーク推進連絡協議会(65-5540) 巨大噴火と歴史との関わり―原城跡―  今月号から、島原半島ジオパークの見どころ「ジオサイト」を紹介していきます。  ジオサイトとは ジオサイトは、地形や地層、岩石を観察するだけでなく、地球活動と人々との関わりを楽しむ場所の事です。  原城跡 第1回目は、1938(昭和13)年に国の史跡に指定され、現在、世界文化遺産の本登録を目指している、南島原市南有馬町の「原城跡」です。  原城は、島原半島を治めていた有馬氏の本城・日野江城の出城として、安土・桃山時代に築城されました。江戸時代に入ってすぐの1604年には、城はさらに新しく作り直されましたが、1616年には有馬 直純が日向延岡に転封され、代わって松倉重政が入封。重政の命により、1618年に島原城の築城が始まると、「一国一城令」に倣い、原城は日野江城と共に廃城になりました。  1637年には、有名な「島原・天草一揆」が勃発。唐津藩天草領の領民と合わせて約3万人(諸説あります)の一揆軍と、12万ともいわれる幕府軍との戦闘は80日間にもおよび、最後は内通者一人を除いて全員が討死する、という悲劇を招きました。  徳川幕府を震え上がらせ、日本の鎖国政策を加速させるきっかけとなった大事件の舞台となった原城は、「原の島」と呼ばれる海に突き出た高さ約30mの高台を利用して建てられたものです。この高台の上半分 は、およそ9万年前、現在のカルデラを造った阿蘇山の巨大噴火で生じた大規模火砕流の堆積物です。もし、この火砕流が発生していなかったら、この一揆はどのような経緯をたどったのでしょうか。  次月号は「眉山と島原大変」を紹介します。 (写真)原城があった高台 上半分は阿蘇山の巨大火砕流の堆積物で出来ています (写真)原城跡の海岸沿いに露出する地層 阿蘇山からの巨大火砕流の堆積物が、間近に観察できます (写真)原城の本丸跡 突き出た石垣は砲台の跡です (写真)「幻の一夜城」 毎年4月中旬に行われる「原城一揆まつり」では、一揆で亡くなった人を、約4万本のキャンドルの灯で追悼します まちかどウォッチング よりよいまちづくりを目指して 町内会長・自治会長懇談会  2月17日、町内会長・自治会長、市議会、公共機関関係者が出席し、市内ホテルで「町内会長・自治会長懇談会」を開催しました。  懇談会に先立ち行われた施設見学では、参加者はおもてなしの心で国体を盛り上げようと、今年10 月に開催される「長崎がんばらんば国体」の競技会場となる、平成町人工芝グラウンド(サッカー会場)、市霊丘公園体育館・弓道場(弓道会場)を熱心に見学していました。  また、懇談会では、長年、町内会長・自治会長や防犯連絡所長として貢献した人へ感謝状を贈呈したほか、町内会長・自治会長と市議会、公共機関関係者との懇談が行われました。 (写真)感謝状贈呈の様子 活躍をたたえる 有馬スポーツ賞表彰式  3月1日、各種スポーツ大会で優秀な成績を修めた人を表彰する有馬スポーツ賞表彰式を有馬武道館で行いました。  この賞は、本市の名誉市民・故 有馬茂さんの寄付をもとに、体育やスポーツの振興を目的として昭和56 年に創設され、今回で33回目。  スポーツ振興基金に三代にわたり浄財の寄付を続けられている川崎市在住の有馬良知さんに対し感謝状を贈呈した後、15 の個人と7団体に表彰状の授与を行いました。 (写真)15 の個人と7団体表彰 (写真)有馬良知(ありまよしとも)さん (写真)集合写真 島原の春の風物詩 島原初市  3月2日から10日までの9日間、島原初市が霊丘公園で開催されました。  初市は、江戸時代初期から始まった歴史ある「市」で、今回は、飲食店、植木、鍛冶屋、陶器、食品など約150 店舗が軒を並べたほか、各種団体による歌や踊り、演奏などのステージイベントが開催され、多くの人出で賑わいを見せていました。 (写真)初市の様子2枚 一日も早い復興を願い 東日本大震災被災地へ白菊送付  3月6日、東日本大震災から3年になるのを前に、島原花卉生産組合(組合長 松ア和人さん)および島原市が、陸前高田市(岩手県)など4市町の追悼式典に合わせ、白菊2000 本を送りました。  送られた白菊は、雲仙・普賢岳噴火災害で被災した農業者らでつくる「島原花卉生産組合」が生産したもので、島原の復興の証として、被災地の復興を願い送られました。  また、これまで白菊の無償提供を続けてきた島原花卉生産組合に対し、市から感謝状を贈呈しました。 (写真)白菊の発送準備、感謝状贈呈 100歳おめでとうございます (写真)平方シツエ(ひらかたしつえ)さん(2月22日) (写真)大曲ソノ(おおまがりその)さん(3月9日) しまばら子育て情報 問い合わせ先 子育て支援室(62-4015) 市保健センター内(霊南二丁目45) E-mail:kosodate@city.shimabara.lg.jp 育児ワンポイント 生活リズムを身につけよう ◎早寝・早起き   一日元気に過ごすためには、朝は7時に起き、夜は9時に寝せましょう。(0〜1歳は十分な睡眠が必要です。できれば8 時ごろから寝る用意をしてあげましょう)  寝ている間に成長ホルモンなどの分泌が多くなり、日中の体の疲労を回復してくれます。 ◎朝ご飯を食べる  一日の元気の源は朝食です。よくかんでしっかり食べさせましょう。 IPPO(いっぽ)講座 6カ月未満の乳児母子の育児支援プログラム  IPPO講座とは ベビーとママの子育てが楽しくなる、はじめのはじめのIPPO講座  第一子で生後2 〜 6 カ月の赤ちゃんとママのためのプログラムです。  初めて子育てをするお母さんが、子育てが楽しくなるためにベビーマッサージやあやし歌などを行います。  お茶を飲みながら、子育てのヒントもいっぱい。  赤ちゃんもママもお友だちを作りましょう! IPPOプログラムを年に3コース開催しました 市では、平成25年度に3コース(1コース6回)のIPPO講座を開催しました。  参加者から一様に「参加してよかった」との声が聞かれました。  平成26 年度は4コース開催します。  ママ達の参加を待ってますので、ぜひ、ご参加ください。 (IPPO講座の様子 3枚) 参加者の声 ◎同じ悩みなど話し合え共感できた。外に出て いく機会になった。 ◎父親もあやし歌をうたってくれた。 ◎あやし歌をたくさん教えてもらい、子どもと触れ合うことがさらに楽しくなった。色んなママさんの話を聞けた。 ◎色んなママと関わりながら情報交換ができ、子どもともゆったり関われるようになった。 ◎同じ悩みを持っている人もいたので気持ちが楽になった。 ◎毎週、IPPOに参加する日を指折り数えていた。それまで毎日が漠然と流れていたが、日にち、時間の感覚ができた。 ◎一人で悩みを抱え込まないないようになった。 ◎親子で楽しめて、相談もできるリラックスできる場所。 問い合わせ先 子育て支援室(62−4015) ふるさと再発見 「島原城天守」  島原城天守閣は、昭和39年(1964)に復元され、今年、50周年を迎えます。  島原城を造ったのは、元和2年(1616)に大和五条(やまとごじょう)(奈良県五條市)から島原に入封した松倉重政です。元和(げんな)4年に島原城建造に着手し、7年の歳月をかけ、自ら理想とする城を完成させました。  その島原城の天守については、築城当時の資料が残っておらず、正確な姿はわかりませんが、藩政時代の古記録や聞き取り調査により現在の天守閣は復元されたといいます。  しかしながら、「島原半島史」(林銑吉(はやし せんきち)編 長崎県南高来郡教育会 昭和29年)に掲載されている「普請方(ふしんかた)記録」の天守の柱の数の分析や、これまで天守復元に使用されてこなかった江戸時代の絵図、明治時代の記録の研究により、1階と2階の平面が同じ大きさで、壁面が下見板張である新たな島原城天守復元案も、近年示されています。  松倉重政が島原城を築城して、まもなく400年となります。まだまだ謎も多い島原城。皆さんも、島原城の探究を始めてみませんか。 (写真)島原城 (イラスト)島原城天守 桁行(けたゆき)立面復元図 クローズアップ 「ハピネスサークル」  今回、紹介するのは、しなやかな体と健康づくりを目的にピラティスを行う「ハピネスサークル」の皆さんです。  ピラティスは、体全体のバランスを整えたり、筋肉を鍛えるなどのメリットがあるほか、年齢を問わず誰でも安全にできるとして、近年注目を集めているエクササイズです。  ハピネスサークルは、平成23年にスタートし、20人の会員が毎週火曜に活動を行っています。  島原のほか福岡や産婦人科でもピラティス講師を務めるHIROMI(ひろみ)さんは「ピラティスを行うことで、筋肉を鍛えると共に関節の可動域を広げ、正しい姿勢を取り戻したり、肩こりや腰痛を予防することができます。産前・産後の人にもお勧めです」と話してくれました。  会員の人に話を伺うと「背筋が伸び姿勢が良くなった」、「肩こり・腰痛がなくなった」、「疲れにくくなった」という声があり、皆さんピラティスによる効果を実感されているようです。  背筋が伸びると姿勢がよくなり、気持ちも前向きになります。皆さんも、ピラティスで健康づくりを始めてみてはいかがでしょうか。 ▼問い合わせ先 白山公民館(63−2221) (写真4枚)ピラティスを行う様子 保健センターだより 市保健センター 64−7713 有明保健センター 68−5335 ○4月の「乳幼児相談」  「おっぱい足りているかな?」、「離乳食が進まない」など、子どもの成長・発達、育児について、気軽に相談してください。 ▼日 程 ・4月1日(火) 有明保健センター ・4月8日(火) 三会公民館 ・4月15日(火)市保健センター ▼受付時間 9時30分〜11時 ▼持参品 母子健康手帳 ○麻しん風しん混合ワクチンを受けましょう  感染力の強いはしか(麻しん)、三日はしか(風しん)は、せきやくしゃみなどでうつりますが、手洗いやマスクだけでは予防できません。  感染を防ぎ、十分な免疫をつけるためには、麻しん風しん混合ワクチンの2回の接種が必要です。  1歳になったら1回、小学校入学前の1年間にもう1回受けましょう。 ○「がん検診」の支払い方法が変わります  平成26年度から、市が行うがん検診を医療機関で受けた場合、自己負担金は、医療機関の窓口で、直接支払うことになりますので、注意してください。  なお、70歳以上の人は、無料で検診を受けられます。各がん検診の実施時期・受診方法など詳しい内容は、市保健センターへ問い合わせてください。 ○平成26年度「はり、きゅう及びあん摩等利用券」の申請受付  市では、40歳以上の市民を対象に、市が指定する事業所で「はり・きゅう及びあん摩」の施術を受けた場合、施術に要する費用の一部を助成しています。  助成を希望する人は、必ず事前に利用券の交付が必要です。なお、後期高齢者医療被保険者は、あん摩のみが対象となります。 ▼助成内容 ◎40歳以上(後期高齢者被保険者を除く)の人…1日1回500円の利用券を年間48回まで ◎後期高齢者被保険者…1日1回500円の利用券を年間24回まで ▼申請窓口 市保健センター、有明保健センター、保険健康課、三会出張所、有明支所 ▼持参品 申請者の印鑑および健康保険被保険者証(代理申請の場合は代理者の印鑑も必要) ○4月2日〜8日は「発達障害啓発週間」です  発達障がいは親の育て方に関係なく、脳の発達の仕方の違いにより、人の気持ちや感情を理解することや言葉を適切に使うこと、新しいことを学習することなどが苦手で、一般的な「常識」と思われることを身に付けることも苦手だと言われています。幼児期での早期発見が早期支援につながり、子どもへ良い結果をもたらします。このような悩みを持つ人を対象に市では「すこやかこども発達相談」を実施しています。詳しい内容や日程は、市保健センターへ問い合わせてください。 ○長崎県島原病院小児科再開のお知らせ  4月7日(月)から、入院・外来患者に対応する診療を再開します。 ▼診療時間 月曜〜金曜日 9時〜17時(受付時間 8時45分 〜11時) ※時間外の救急診療は、偶数日のみ(17ページ記載の「小児の日曜診療時間帯」を除く)で、奇数日の診療はできません ▼問い合わせ先 長崎県島原病院(63-1145) ○「食生活改善推進員」養成講座 受講生募集 「食改さん」として親しまれている「食生活改善推進員」の養成講座を5月から開催します。  料理が好きな人、自分や家族のための健康づくりについて学びたい人、ボランティア活動に興味がある人の参加をお待ちしています。 ▼募集期間 4月1日(火)〜4月30日(水) ▼応募方法 市保健センターへ電話で申し込んでください  講座の日程など詳しい内容は、申込者に直接お知らせします (写真)食改さんの活動の様子(現在、市内には94人の食改さんがいます) 健康UP大作戦 健康しまばら21 今月のテーマ「身に付けよう!早寝・早起き・朝ごはん」  子どもの頃から基本的生活習慣を身につけておくことは、心と体の豊かな成長・発達を遂げるための第1歩です。 ・早寝…成長に必要なホルモンは、夜10時から深夜2時ごろ深い眠りについた時に最も多く分泌されます ・早起き…朝起きて、太陽の光を浴びることで、心を安定させたり集中力を高めるセロトニンという物質が活性化されま す ・朝ごはん…朝ごはんを食べることで、体中の細胞の働きが活発になり、体が活動を始める準備を整えます ○島原市のこどもの現状(平成24年度調査) Q1 毎日、朝ごはんを食べていますか? ・5歳児   はい(99.4%) いいえ(0.6%) ・小学5年生 はい(88.4%) いいえ(11.9%) Q2 夜10時までに寝ていますか? ・5歳児   はい(69.4%) いいえ(30.6%) ・小学5年生 はい(47.8%) いいえ(52.2%) お父さん・お母さんへのお願い ◎寝る時間のルールを決め、夜ふかしをさせないようにしましょう ◎朝起きたら太陽の光を浴びて、体を目覚めさせましょう ◎元気に活動するために、朝ごはんをしっかり食べさせましょう  保健センターでは、乳幼児健診の際、食事の時間や生活リズムについて、保護者に保健指導や栄養指導を行うほか、小児生活習慣病予防のための教室や食育への取り組みを行っています。 4月 休日当番のお医者さん 歯医者さん ・島原市内当番医 診療時間 9時から18時まで ・島原市外当番医 診療時間 9時から17時まで ・当番歯科医   診療時間 9時から12時まで 4月6日(日) ・貴田病院      有明町大三東 68-0040 ・土井外科胃腸科医院 中町   62-6305 ・安藤病院      雲仙市吾妻町 38-2152 ・松井歯科医院    有明町大三東 68-0011 4月13日(日) ・柴田長庚堂病院   中堀町    64-1111 ・酒井外科胃腸科医院 宮の町    62-6655 ・長田医院      雲仙市瑞穂町 77-3622 ・清水歯科医院    亀の甲町   63-4848 4月20日(日) ・松岡病院      江戸丁    62-2526 ・稲田整形外科医院  片町     62-6355 ・永吉医院      雲仙市吾妻町 38-2015 ・松藤歯科      北安徳町   62-7355 4月27日(日) ・木下内科医院    中野町    64-5851 ・いとう整形外科   広馬場町   61-0110 ・安藤病院      雲仙市吾妻町 38-2152 ・大場歯科医院    浦田一丁目  62-4579 4月29日(火) ・わたなべ内科クリニック 中安徳町 62-1515 ・水田小児科医院   親和町    62-7177 ・池田病院      湖南町    62-5161 ・愛野ありあけ病院  雲仙市愛野町 36-0153 ・喜多歯科医院    中町     62-4745 5月3日(土) ・かわはら内科胃腸科医院 坂上町  62-5413 ・石橋こどもクリニック 新町一丁目 65-0008 ・高城病院      中野町    62-3105 ・愛野記念病院    雲仙市愛野町 36-0015 ・吉田歯科医院    上の町    62-5026 ※3月17日現在の内容です 小児の日曜診療所 63-0202(受付時間のみ) ※必ず電話受付後、来院をお願いします ●対象者  中学生以下の小児(内科疾患のみ) ●診療場所 長崎県島原病院小児科外来室 ●診療時間 土曜日の18:00〜日曜日の17:00 ●受付時間 土曜日の17:30〜日曜日の16:30 健康テレホンサービス 0120−555−203 095−826−5511 4月 月曜 肺炎球菌ワクチン 火曜 ばね指 水曜 ぎょう虫 木曜 急性喉頭蓋炎(きゅうせいこうとうがいえん) 金曜 むし歯になりやすい子など 土曜・日曜 出生前診断について 公民館こうざじょうほう 公民館では各種講座を行っています あなたも参加してみませんか ◆有明公民館 68−1101 ◆三会公民館 62−4505 ◆杉谷公民館 63−2231 ◆森岳公民館 63−2242 ◆霊丘公民館 64−2023 ◆白山公民館 63−2221 ◆安中公民館 63−2253 〜 白山公民館 公民館講座 〜  白山公民館では、5月から次の4講座を開講します。  たくさんの人とふれあいながら、楽しく学んでみませんか。各講座とも受講料は無料(材料代などは実費)で、開講期間はいずれも5カ月間です。 ●申込期限 4月18日(金)まで ●問い合わせ先 白山公民館 @生け花教室  花のある生活を楽しんでみませんか。 ●と き 毎月第2・4水曜日 10時〜 ●ところ 白山公民館 ●募集人数 20人 A絵手紙教室  世界に一枚しかないあなただけの絵手紙を描いてみませんか。 ●と き 毎月第2・4水曜日 13時30分〜 ●ところ 白山公民館 ●募集人数 25人 B園芸教室  花づくりの基礎や季節の寄せ植え・管理・園芸用土の作り方を学んでみませんか。 ●と き 毎月第1・3木曜日 9時30分〜 ●ところ 白山公民館 ●募集人数 30人 C料理教室  いろんな料理を楽しく学んでみませんか。 ●と き 毎月第2木曜日 19時30分〜 ●ところ 白山公民館 ●募集人数 20人 「コスモス女性学級」受講生募集  コスモス女性学級は、霊丘公民館を生涯学習の拠点とし、さまざまな活動を行う公民館講座です。昨年度は、時事問題や健康などの講座、軽い運動、簡単な小物作りなどを実施しました。 ●と き 5月〜平成27年2月 第2水曜日(全9回)10時〜11時30分 ※8月は休み ●ところ 霊丘公民館 ●対象者 市内在住の女性で、年間を通して参加できる人 ●受講料 無料(材料が必要な場合は、実費負担があります) ●応募方法 4月25日(金)までに霊丘公民館へ申し込んでください(※応募者多数の場合は抽選となります) ●問い合わせ先 霊丘公民館 「ゆうすい女性学級」 受講生募集  ゆうすい女性学級は、森岳公民館を生涯学習の拠点とし、学級生全員で意見を出し合いながら企画運営を行う自主学級です。 身近な問題に関する学習、調理実習や小物作りなど、楽しい雰囲気の中で和気あいあいと活動しています。 ●と き 4月〜平成27年3月 10時〜12時 (年13回程度) ※内容により変更となる場合があります ●ところ 森岳公民館 ●対象者 市内在住の女性  ●受講料 年間1500円(材料が必要な場合は、実費負担があります) ●応募方法 4月10日(木)までに森岳公民館へ申し込んでください ※年度途中からの参加も可 ●問い合わせ先 森岳公民館 くらしの情報 ■市役所 (代表)63-1111 ■有明庁舎 (代表)68-1111 有明支所 産業部 教育委員会(教育総務課、学校教育課、社会教育課、スポーツ課) 農業委員会 水道課 ■ホームページ http://www.city.shimabara.lg.jp/ ■電子メール info@city.shimabara.lg.jp 募集 ○放課後子ども教室「寺子屋・武家屋敷」参加者募集  日本人の心を培ってきた「論語」を素読することで、論語の言葉と漢文のリズムを学びます。素読とは、言葉の意味や内容を考えず、先生の後に続いて大きな声で文章を読むことです。 ▼と き 毎週月曜 15時45分〜16時15分(初回は4月14日) ※祝日・長期休暇中を除く ▼ところ 武家屋敷 山本邸 ▼対象者 幼稚園年長〜小学生※幼稚園児は、保護者の同伴が必要です ▼参加費 無料 ▼申し込み・問い合わせ先 社会教育課(68−5473) ○「第6期介護保険事業計画作成委員会委員」募集  島原地域広域市町村圏組合(広域圏)では、平成26年度に「第6期介護保険事業計画(平成27〜29年度の3年間の事業計画)」を策定する作成委員(被保険者代表者)を募集します。 ▼活動内容 平成26年度中に開催する委員会(5回程度)への出席 ▼募集人数 3人(島原市、雲仙市、南島原市の介護保険被保険者からそれぞれ1人ずつ) ▼応募条件 次の要件をすべて満たす人 @介護保険に理解と熱意のある人 A広域圏の介護保険被保険者で満65歳以上(平成26年4月1日時点)の人 B島原市、雲仙市、南島原市の附属機関などの委員、職員および介護保険事業所関係者でない人 ▼応募方法 広域圏、保険健康課、有明支所に備え付けの申込書に必要事項を記入の上、提出または郵送してください ▼応募期限 4月25日(金)必着 ▼応募・問い合わせ先 島原地域 広域市町村圏組合介護保険課総務企画係(〒859‐1492 島原市有明町大三東戊1327 61−9101) ○要約筆記奉仕員養成講座 受講生募集  要約筆記は、聴覚に障がいを持つ人のコミュニケーション方法の一つで、会話の内容を文字として書くことにより通訳するものです。  耳の不自由な人のために、少しでも役に立ちたいと思う人の参加をお待ちしています。 ▼講座内容 時間はいずれも10時〜15時(12時〜13時は休憩) @基礎課程 5月10日(土)〜7月5日(土)の毎週土曜日 ※6月21日(土)を除く A応用課程 7月12日(土)〜8月9日(土)の毎週土曜日 ▼ところ 市福祉センター ▼対象者 要約筆記に興味がある人 ▼受講料 無料 ※テキスト代3400円が必要  ▼講 師 島原要約筆記会すまいる ▼申し込み・問い合わせ先 島原市社会福祉協議会(63−3855) ○労働基準監督官の募集 ▼受験資格 次の@、Aいずれかを満たす人 @昭和59年4月2日〜平成5年4月1日生まれの人 A平成5年4月2日以降生まれの人で次の条件を満たす人 ・大学を卒業した人および平成27年3月までに大学を卒業する見込みの人 ・人事院が前項と同等の資格があると認める人 ▼試験程度 大学卒業程度 ▼受付期間 ・郵送 4月1日(火)〜4月2日(水) ・インターネット 4月1日(火)〜4月14日(月) ※詳しい内容は国家公務員試験採用情報ナビ(http://www.inji.go.jp/saiyo/saiyo.htm)を確認してください ▼問い合わせ先 長崎労働局総務課人事係(095‐801‐0020) お知らせ ○燃やせるごみの代替収集日のお知らせ  4月30日(水)は火曜日収集地区の燃やせるごみを収集します。決められた時間までに指定の場所へ出してください。 ▼問い合わせ先 環境課クリーン資源班(内線193) ○重度心身障害者福祉交通機関利用券(タクシー券)の交付  4月1日から平成26年度の重度心身障害者福祉交通機関利用券の交付申請を受け付けます。  今年度から、これまでタクシーだけに限定していた利用を「市内に本店または営業所を有するタクシー・鉄道・バス」に拡充するとともに利用券の名称を「重度心身障害者福祉タクシー利用券」から「重度心身障害者福祉交通機関利用券」に変更しました。詳しくは福祉課障害福祉班へ問い合わせてください。 ▼対象者 市内在住(在宅)の人で、自分で自動車の運転を行わず、次の@〜Bのいずれかに該当する人 @療育手帳所持者 A精神障害者保健福祉手帳1級所持者 B身体障害者手帳所持者で、次のいずれかに該当する人 ・1級または2級で車いすを常用している人 ・通院により人工透析を受けている人 ・視覚障がい1級でひとり暮らしの人など ▼持参品 障害者手帳、障がい者本人の印鑑 ▼受付期間 4月1日(火)〜平成27年3月31日まで ▼申請・問い合わせ先 福祉課障害福祉班(内線273)または有明支所(内線506) ○がんばらんば体操教室  市民の健康増進を図り、長崎がんばらんば国体の機運を高めるために、がんばらんば体操教室を開催します。申し込みは不要ですので都合の良い日に気軽に参加してください ▼と き 4月〜平成27年3月の毎月第4金曜日 15時〜16時 ※9月・10月は実施しません。12月は第2金曜日(12日)に実施 ▼ところ 市霊丘公園体育館・弓道場  ▼持参品 運動のできる服装、体育館シューズ ▼問い合わせ先 スポーツ課(内線663) ○スポーツ安全保険への加入を  スポーツなどの団体活動中の万が一の事故に備えて、スポーツ安全保険への加入をお願いします。 ▼対象団体 スポーツ活動や文化活動、ボランティア活動、地域活動などを行う5人以上の団体 ▼保険期間 加入手続き日の翌日から平成27年3月31日まで ▼掛金および補償金額 対象団体 掛金(年額)1人につき 傷害保険((補償金額)死亡(後遺障害)、入院(日額)、通院(日額)) ・中学生以下のグループおよび高校生以上の文化活動団体 800円 2000万円(3000万円) 4000円 1500円 ・高校生以上のスポーツ団体             1850円 2000万円(3000万円) 4000円 1500円 ・65歳以上のスポーツ団体             1000円  600万円( 900万円) 1800円 1000円 ▼問い合わせ先 スポーツ課(? 内線663) ○固定資産税(土地・家屋)価格等帳簿の縦覧  4月1日から、平成26年度の土地・家屋価格等縦覧帳簿を公開します。  縦覧制度は、市内に土地・家屋を所有する固定資産税の納税者が、他の土地・家屋の価格と比較することにより、自己所有の資産の評価が適正であるかどうかを確認できる制度です。  平成26年度は価格の据置年度ですので、昨年中に新・増築などをした家屋および地目変更など価格修正があった土地が価格の見直しとなります。 ▼縦覧期間 4月1日(火)〜6月2日(月)まで(土曜・日曜日・祝日は除く) 8時30分〜17時15分 ▼縦覧場所 税務課固定資産税班 ▼縦覧できる人 土地または家屋を所有する固定資産税の納税者 ▼縦覧できる内容 ・土地…所在、地番、地目、地積、価格 ・家屋…所在、家屋番号、種類、構造、床面積、価格 ▼問い合わせ先 税務課固定資産税班(内線173) ○島農春の市 ▼と き 4月26日(土) 9時30分〜11時 ▼ところ 島原農業高校 ▼内 容 花苗・野菜苗・野菜・洋菓子・生徒実習品の販売、和太鼓演奏、茶道部のお手前、動物ふれあいコーナーなど ▼問い合わせ先 島原農業高校(62−5125) 国民年金コーナー ○平成26年度の国民年金保険料  平成26年4月分からの国民年金の保険料は、月額1万5250円です。 ○国民年金後納制度で将来の年金額を増やせます  後納制度は、過去10年間に納め忘れた保険料を納付することにより、将来の年金額を増やすことができる制度です。  過去10年以内に納め忘れがある人は、ぜひ後納制度を利用してください。  なお、後納制度が利用できる期限は平成27年9月30日までとなっています。希望する人は早めに申し込んでください。 ※すでに後納制度を申し込んだ人 で平成16年4月以降分の後納保 険料の納付が済んでいない人は、 納付書に記載された使用期限 (平成26年3月31日)までに納 付してください。 ▼申込場所 諫早年金事務所 ○諫早年金事務所出張相談日程  平成26年度の諫早年金事務所職員による出張年金相談の日程が決まりましたので、お知らせします。 ▼相談日 4月16日(水)、5月21日(水)・28日(水)、6月18日(水)、7月16日(水)・23日(水)、8月20日(水)、9月17日(水)・24日(水)、10月15日(水)、11月19日(水)・26日(水)、12月17日(水)、平成27年1月21日(水)・ 28日(水)、2月18日(水)、3月18日(水)・25日(水) ▼ところ 市民窓口サービス課ロビー ▼募集人数 20人 ※奇数月の2回目は10人 ▼申込方法 相談日の10日前までに年金相談受付票による予約(電話予約可)をしてください ※予約は相談日の2カ月前から可 ○年金に関する問い合わせ先  諫早年金事務所(0957‐25‐1663)または市民窓口サービス課国民年金班(内線232) 不用品の交換 おゆずりします  ランドセル(黒色) おゆずりください  卓球台、島原商業高校女子制服(夏・冬上下Lサイズ)、ベビーカー(1人用・双子用) ▼問い合わせ先 市民安全課市民 相談センター(内線184) ○感電事故防止のお願い  感電事故防止のため、電線付近での鯉のぼり掲揚や魚釣りは絶対に行わないでください。  万一、電線に鯉のぼりや釣り糸がかかった場合は、自分で取ろうとはせず、九州電力へ連絡をお願いします。 ▼問い合わせ先 九州電力島原営業所(0120-986-404) ○平成新山を眺める特等席「しまばら芝桜まつり」  九州最大級、島原特産市同時開催 (写真)平成新山と咲き誇る芝桜 ▼見ごろ 4月上旬〜4月下旬 9時〜17時 ▼ところ 上折橋町 砂防締切堤防内(駐車場無料) 島原中央道路島原ICから山側へ約500m ▼環境保全・維持管理協力金 300円(高校生以下無料) ▼問い合わせ先 芝桜公園をつくる会事務局(島原温泉観光協会内 62-3986) ▼「芝桜公園前」まで路線バスが運行されます  島鉄バス「島原病院⇔(島鉄バスターミナル・島原駅経由)⇔辰元口」線が「芝桜公園前」まで乗り入れます。 ・運転開始日 4月5日(土)〜 ・運賃・時刻などの問い合わせ先 島原鉄道(?62-4707) ○狂犬病予防注射(集合注射)を実施します  犬(生後91日以上)を飼っている人は、犬を登録し、その犬に毎年1回狂犬病予防注射を受けさせるよう法律で定められています。次の日程で、犬の登録および狂犬病予防注射を実施しますので、犬を飼っている人は必ず、注射を済ませてください。 ▼手数料(注射手数料+注射済票交付手数料) ・登録済みの犬(1頭)3250円 ・未登録の犬(1頭) 6250円(※登録費用含) ▼注射時の注意  @食欲や元気がない、妊娠・授乳・治療中の場合は、注射前に獣医師に申し出てください A犬を制御できる人が連れてきてください B犬のフンは飼い主が処理してください ▼狂犬病は全世界で毎年5万人が亡くなる大変怖い感染症です  狂犬病…近年、国内での死者は出ていませんが、昨年、台湾での発生が確認されており、決して対岸の火事ではありません。発症後の有効な治療法が無いため、犬の登録と狂 犬病予防注射による対策が不可欠です。 ▼日 程  日時 会場 4月13日(日)9:30〜12:00 市役所大手浜駐車場 4月14日(月)10:00〜10:15 長貫公民館        10:40〜11:30 三会農村環境改善センター        13:30〜13:50 下折橋町集合避難施設        14:20〜15:00 杉谷公民館 15日(火)  10:00〜10:30 市医師会看護学校    10:50〜11:05 霊丘公民館    13:30〜14:00 白山公民館 16日(水)  10:00〜10:35 第二中学校体育館横        11:00〜11:15 外港公園(下川尻公民館前)        13:30〜14;30 安中公民館 17日(木)  10:00〜10:30 松尾駅前        10:50〜11:10 東小路公民館        13:30〜13:45 川内公民館        14:10〜14:40 戸切公民館 18日(金)  10:00〜10:15 浜東公民館        10:30〜10:55 神木公民館        11:15〜11:45 城之尾公民館        14:00〜15:00 有明公民館前駐車場 都合の悪い人は、最寄りの動物病院で接種させ、「注射済証」を環境課環境班へ持参し、注射済票(手数料550円が必要)の交付を受け、愛犬の首輪に付けてください。 ▼問い合わせ先 環境課環境班(内線194) ○しまばら食育レシピ 〜新生活は朝食から〜 具だくさんみそ汁でバランスを整えよう「減塩具だくさん みそ汁」 ▼材料(4人分) @だし…………600ml  ・昆布……………6g  ・花かつお……12g  ・水………4カップ A厚揚げ…………80g Bにんじん……1/3本 C玉ねぎ………1/2個 Dキャベツ………2枚 Eえのき………1/2袋 Fねぎ……………適量 Gみそ……………40g (写真)減塩具だくさん みそ汁 ▼作り方 @だしをとる  (1)鍋に水と昆布を入れ、火にかけ、気泡が出てきたら、取り出す  (2)花かつおを入れて沸騰したら、火を止め、下に沈むまで待ち、こす A具材を切る  (1)厚揚げは油抜きをしておく  (2)にんじん・玉ねぎは皮をむき、えのきは石づきをとる  (3)キャベツ・にんじん・玉ねぎ・えのき・厚揚げを食べやすい大きさに切る  (4)ねぎは小口切りにする Bだし汁に、人参を入れて煮立て、その後に玉ねぎ、厚揚げ、えのきを加えて火を通す C最後にキャベツを入れて火を通し、みそをたてる Dお椀に注ぎ、ねぎを散らす ▼朝食は生活の基本です  朝食は体温を上げ、体の代謝を高めます。朝食を取ることにより、体内のリズムが整い、新しい環境による体調変化やストレスへの抵抗力を高めることにもつながります。まずは朝食を食べることから始め、主食・主菜・副菜を揃えましょう。具だくさんみそ汁の目安は、野菜が70g以上です。根菜類や葉野菜を上手に取り入れましょう。忙しい朝には、具だくさんみそ汁で食事のバランスを整えましょう。 ○第39回 島原大変遭難者慰霊祭  寛政4年(1792)、普賢岳の噴火に伴い眉山が大音響とともに崩壊し、島原はもとより、対岸の熊本、天草を含め、1万5000人ともいわれる尊い生命が奪われました。島原大変遭難者諸霊のご冥福と、眉山の治山ならびに島原市の繁栄を祈念して、次のとおり慰霊祭が執り行われます。 ▼と き 4月6日(日) 10時〜 ▼ところ 眉山治山祈念公苑(総合運動公園内) ▼問い合わせ先 眉山治山祈念公苑保勝会事務局(島原温泉観光協会内(62-3986)) ○市民相談センターのご案内  4月の市民相談は、次の日程で市民相談センター(内線184)で無料相談を行います。なお、行政相談のみ有明福祉センターでも受け付けます。 ◆行政相談 〈市民相談センター〉  4月1日(火)13:00〜15:00 古瀬行政相談委員  4月15日(火)13:00〜15:00 大隅行政相談委員 〈有明福祉センター〉   4月2日(水)13:00〜15:00 宇土行政相談委員 ◆人権相談(人権擁護委員)  4月2 日(水)13:00〜16:00 ◆不動産に関する相談(宅建協会)  4月21 日(月)13:00〜16:00 ◆弁護士法律相談(弁護士)【要予約】  4月17日(木)13:00〜16:00 ◆相続・遺言・任意後見・各種契約など公証人法律相談(島原公証役場公証人)  4月23日(水)13:00〜16:00 ◆交通事故巡回相談(県交通事故相談員)  4月24日(木)10:00〜16:00 ○図書館通信 ▼島原図書館(64−4115) 開館時間…10:00〜18:00(金曜日は20時まで)  4月の休館日…4月1日(火)・7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)・30日(水) ▼有明図書館(68−5805) 開館時間…9:00〜18:00  4月の休館日…4月1日(火)・8日(火)・15日(火)・22日(火)・30日(水) ▼新刊図書紹介 ■「祈りの証明 3.11の奇跡」 森村 誠一(もりかわ せいいち) 著 KADOKAWA  職場カメラマンの長井は、東日本大震災に巻き込まれた妻の行方を捜しながら被災地を取材していた。やがて彼は被災地に蔓延する新興宗教「まほろば教」の暗部に肉薄してゆくが…。 ■「あなたへの歌」 楊 逸(やん いー) 著 中央公論新社  日本で働く中国出身のメイは、紆余曲折の末に日本人の彼と結婚する。ある日、彼の赴任先の天津(てんしん)で人捜しを頼まれて…。現代の日本と中国を舞台に描く「結婚」小説。 ■「日本橋本石町やさぐれ長屋」 宇江佐 真理(うえざ まり) 著 講談社 ■「嗤(わら)う名医」 久坂部 羊(くさかべ よう) 著 集英社   ■「愛の国」 中山 可穂(なかやま かほ) 著 KADOKAWA ■「スリーパー」 楡 周平(にれ しゅうへい) 著 KADOKAWA ○4月の催し 島原図書館 ■ おはなしのじかん     5日(土) 11時〜、12日(土) 11時〜、19日(土)11時〜 ■ おはなしのじかん0.1.2  23日(水) 11時〜 ■ おはなしひろば      26日(土) 11時〜 ■ 郷土史を学ぼう会 26日(土) 14時〜  ◎ 開講式  ◎「島原の明治維新」  講師:松尾卓次 先生  ◎「深溝世紀」     講師:松尾卓次 先生 有明図書館 ■ 「こんねクイズ」にチャレンジ  図書館や本に関するクイズを解いて、目指せ!全問正解 4月23日(水)〜5月11日(日) ■ ちいさなおはなしかい   12日(土)14時30分〜 ■ 春のスペシャルおはなし会 26日(土)14時30分〜 図書館からのお知らせ 図書館の本は、みんなの本です。決められた日までに返却をお願いします。 島原城跡公園災害復旧工事竣工記念式典 平成24年6月24日の大雨により崩落した島原城西側石垣の復旧工事が、平成26年3月に完成しました。  工事竣工を記念して島原城の石垣についての講演会および記念式典を次のとおり開催します。  講演会の講師は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の土木監修をされている北垣聡一郎(きたがきそういちろう)先生(島原城石垣復旧対策検討委員長)です。  記念式典に併せて餅まきも行いますので、皆さんのご来場をお待ちしています。 ◎基調講演「島原城の石垣について(仮題)」  と き 4月20日(日)10時〜   ところ 森岳公民館  講 師 北垣聡一郎先生 ※都合により内容が変更となる場合があります (写真)北垣聡一郎先生 ◎シンポジウム「石垣復旧について(仮題)」  と き 4月20日(日) 10時30分〜  ところ 森岳公民館 ◎島原城跡公園災害復旧工事竣工記念式典  と き 4月20日(日) 12時〜  ところ 島原城西側石垣前 問い合わせ先 都市整備課公園緑地班(内線225) (写真)全国で初めて発見された石列状遺構 (写真)崩落状況 (写真)復旧完成後 (写真)工事ヤード全景 (写真)城郭専門石工による石積状況 ◆市ホームページアドレス  http://www.city.shimabara.lg.jp/ ◆島原市の人口(3月1日現在) 人口 47,892人(前月比 −12) 男 22,192人(前月比 −1) 女 25,711人(前月比 −11) 世帯数 19,223世帯(前月比+21) 出生29件 死亡45件 転入64件 転出64件 ◆携帯電話版市ホームページ  携帯電話版の市ホームページも開設しています。QRコード対応機種の携帯電話では、左のコードからアクセスしてください。また、URLを直接入力してもアクセスできます。 URL http://www.city.shimabara.lg.jp/m/ 広報しまばら 平成26年4月号 ◆編集・発行/島原市市長公室 〒855-8555長崎県島原市上の町537 TEL0957−63−1111 FAX0957−63−6334 ◆毎月1日発行