平成26年度予算 島原市のお財布事情 平成26 年度予算が決まりました。 平成26 年度の予算編成に当たっては、「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」の実現を目指し、次に掲げる「7つの施策」に重点を置いた内容としています。 市民目線に立った、オンリーワンの島原市の実現  @市民目線に立った行財政改革の推進  A産業の振興と島原地域ブランドの確立  B歴史と文化を活かした観光都市づくりと交流人口の拡大  C子育てにやさしいまちづくり  D高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実  E島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実  F安全で安心して暮らせる快適なまちづくり 【一般会計】 231億9200万円(前年度比10.5%増) 【特別会計】 89億3330万円(前年度比 7.6%増) 平成26年度 一般会計 一般会計歳出 民生費 38.1% 衛生費 14.9% 公債費 10.3% 総務費 10.1% 教育費  9.0% 土木費  6.5% 農林水産費 3.9% 消防費 3.3% 商工費 2.7% その他 1.2% 総額 231億9200万円 民生費 88億3322万2千円 総務費 23億5166万1千円 公債費 23億9385万6千円 衛生費 34億6582万5千円 土木費 14億9816万2千円 教育費 20億9158万9千円 商工費 6億2463万円 農林水産業費 9億12万8千円 消防費 7億6242万2千円 その他 2億7050万5千円 一般会計歳入 地方交付税 28.5% 市税 19.5% 国庫支出金 16.1% 市債 10.0% 県支出金 9.7% 繰入金      8.9% 地方消費税交付金 2.4% その他 4.9% 総額 231億9200万円 地方交付税 66億円 市税 45億2520万3千円 国庫支出金 37億3948万8千円 県支出金 22億5470万5千円 市債 23億1950万円 繰入金 20億5302万7千円 地方消費税交付金 5億6000万円 その他 17億7万7千円 自主財源(市税、繰入金など)・・・・・・・・・・・32.3% 依存財源(地方交付税、国庫・県支出金など)・・・・67.7% ■市民一人当たりに使われる「予算」 市民一人当たりに使われる金額がいくらになるか、主な費目ごとに表しています。 一人当たりの合計額は、488,530 円になります。 民生費 186,068円 障がい者福祉、児童福祉、高齢者福祉、生活保護などに必要なお金 衛生費 73,006円 健康増進、母子保健、廃棄物処理、公害対策などに必要なお金 公債費 50,426円 公共施設整備などのために借りた市債の償還に必要なお金 総務費 49,537円 市の管理事務や企画、統計事務などに必要なお金 教育費 44,058円 学校教育・社会教育の振興、文化財保護、文化・スポーツの振興などに必要なお金 土木費 31,558円 道路、公園、市営住宅の建設・管理などに必要なお金 農林水産業費 18,961円 農林水産業の振興に必要なお金 消防費 16,060円 消防や防災事業など、市民の安全のために必要なお金 商工費 13,158円 観光事業や商工業の振興、物産流通に必要なお金 ■「市税」と「市債」の市民一人当たり・一世帯当たりの負担額 ・市税…市民の皆さんから市に納められる税金で、市民税・固定資産税・軽自動車税・都市計画税など ・市債…特定の建設事業を行うに当たり、その費用を賄うため銀行などから借りるお金のこと  ここでは市税と市債の一人当たりおよび一世帯当たりの負担額がいくらになるかを表しています。 市税・市債 一人当たり 一世帯あたり 市税の負担額 81,557円  202,317円 市債の負担額 439,548円 1,090,382円 ※平成26年4月1日現在の人口と世帯数(人口47,473人、世帯数19,137世帯)で算出 ※市税は、個人市民税・固定資産税(交付金納付金は除く)・軽自動車税・都市計画税の予算額の合計で、  滞納繰越分を除いて推計。市債は平成26年度末現在高見込額で推計 平成26年度 特別会計 特別会計は特定の事業を行う場合や特定の収入を特定の支出に充てる場合に、一般会計とは別に、その経理を明らかにするために設けた会計です。 会計別予算額 国民健康保険事業 76億8226万8千円 温泉給湯事業 6億8100万円 島原都市計画事業安中土地区画整理事業 79万6千円 後期高齢者医療 5億6923万3千円 平成26年度の主な事業 「市民目線に立った、オンリーワンの島原市」を目指す主な事業を、7つの施策ごとに説明します。 1.市民目線に立った行財政改革の推進  ◎新庁舎整備事業 5699万円   災害時の防災拠点、市民サービスの向上および行政運営の効率化を図るため、新庁舎の整備に向けて、設計および測量調査業務を  行います  ◎有明庁舎空調設備改修事業 6780万円 (写真:市役所本庁舎写真) 2.産業の振興と島原地域ブランドの確立  ◎温泉給湯施設整備事業(特別会計)5億9600万円   温泉加温施設を改修し、運転費用を削減するとともに配管敷設替えにより安定した供給を行い健全な事業運営を図ります  ◎起業支援型雇用創出事業 1億1384万円  ◎企業立地促進・雇用創出事業 3348万円 (写真:温泉給湯所) 3.歴史と文化を活かした観光都市づくりと   交流人口の拡大  ◎鯉の泳ぐまち市有地整備事業  2億1627万円   島原の歴史と湧水を活かした鯉の泳ぐまちの街並みにふさわしい施設などを整備します  ◎浜の川「銀水」整備事業 520万円  ◎島原城天守閣復元50周年事業 1700万円  (写真:鯉の泳ぐまち) 4.子育てにやさしいまちづくり  ◎すこやか赤ちゃん支援事業 1499万円  第2子以降のおむつなどの購入費用を助成することで、多くの子どもを産み育てられる環境の向上を図ります  ◎すこやか子育て支援事業 5321万円  ◎予防接種事業 1億5470万円  (写真:こどもたち) 5.高齢者や障がい者などを思いやる福祉の充実  ◎島原地域小児医療学講座 540万円   小児医療の研究、教育活動のための講座開設により懸案の島原病院小児科を4月8日から再開しました  ◎高齢者福祉交通機関利用助成事業 3422万円  ◎障害者自立支援事業 14億4655万円 6.島原の将来を担う子どもを育てる教育の充実  ◎小中学校学力向上対策事業 189万円   学力向上を図るため、成果を上げている先進地を視察するとともに、本市独自の学力調査を実施します  ◎夢の教室公演事業 119万円  ◎第五小学校鉄骨校舎改修事業 2000万円 7.安全で安心して暮らせる快適なまちづくり  ◎汚泥再生処理センター整備事業 15億5767万円   本市全体の効率的な、し尿処理を図るため、老朽化した浄化苑を建て替えます  ◎消防ポンプ自動車整備事業 2800万円  ◎島原総合運動公園整備事業 9715万円 ※「平成26年度当初予算概要」および「主要事業説明書」の詳しい内容は、市ホームページ(URL:http://www.city.shimabara.lg.jp/)で見ることができます    問い合わせ先 総務課財政班(63-1111 内線152)