JFA こころのプロジェクト 夢の教室 (写真)夢先生の三浦淳寛さんとゲームを楽しむ湯江小児童  5月9日、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と島原市は「JFA こころのプロジェクト『夢の教室』」についての協定を結びました。  このプロジェクトは、各種競技で有名な現役スポーツ選手やOB・OGが、『夢を持つことの素晴らしさ』や『夢に向かって努力することの大切さ』などを子どもたちと語り合う「夢の教室」を開催することで、子どもの情操教育の充実を図ることを目的とするものです。  JFA と自治体が協定を結んで取り組むのは、長崎県内で島原市が初めてです。  夢先生は、さまざまな種目のアスリートのほか、タレントなどにも広がっており、現在655人が登録しています。夢先生による夢の教室は、小学校の正規の授業2時間(90分間)を利用して行うもので、前半は「ゲームの時間」として35分、後半は「トークの時間」の55分となっています。  協定を締結した日、湯江小学校の小学5年生を対象とした三浦淳寛さんらによる「夢教室」が開催されました。  前半の35 分間は「ゲームの時間」。ボールを使ったゲームです。最初こそ緊張していた子どもたちですが、ゲームが進むにつれ、みんな笑顔になり、三浦さんと一緒に楽しそうに走り回っていました。このゲームではチームワークの大切さや頭を使うことについて学んだようです。  後半の55 分間は「トークの時間」。教室での夢先生による講話。三浦さんがサッカーを始めた小学3年生からこれまでの体験談を通し、「常に夢や目標を持つことの大切さ」を話されました。子どもたちは熱心に耳を傾け、話を聞いた子どもたちは早速、自分の夢や目標を夢シートに書き、実現するにはどうしたらいいかを考え、みんなの前で発表しました。  警察官になりたい…。数学者になりたい…。農家になりたい…。みんなそれぞれ夢を持っており、そのためにどうすればいいかも考えているようです。生き生きした目で夢を話す子どもたちがとても頼もしく思えました。  今日の経験は、これからの人生できっと役に立つことと思います。夢の実現に向けた皆さんの活躍を期待しています。 (写真)『夢の教室』協定締結式 (写真)古川 骼O郎市長(左)、JFA最高顧問 川淵三郎さん(右) (写真)子どもたちの満面の笑み (写真)ゲームを楽しむ子どもたち (写真)三浦先生による講話 (写真)夢を記入する子どもたち (写真)湯江小 5年1組 (写真)湯江小 5年2組  今後、数年かけて市内全小学校を対象に夢教室を開催する予定です。  問い合わせ先 スポーツ課こどもスポーツ班(68-1111 内線662)