「松平家歴史ゆかりのサミットin 島原」が開催されました  10 月11 日、島原文化会館で「松平家歴史ゆかりのサミットin 島原」が開催され、約1200人の市民らが参加しました。  このサミットは、島原城天守閣復元50 周年記念の一環で、松平家にゆかりのある京都府福知山市、大分県豊後高田市、愛知県幸田町、そして島原市の3市1町の市長・町長が一堂に会し、関係都市の今後の交流と地域の発展について語り合い、それぞれの地域の絆を深め、より発展していくことを目的として開催されたものです。  サミットは三河万歳(幸田町)と七万石踊り(島原市)の郷土芸能披露で幕を開けました。  第一部の首長セッションでは、コーディネーターに、タレントの麻木久仁子さん、歴史家で作家の加来耕三さんをお招きし、「島原藩と松平家のゆかり これからの交流」と題して行われ、パネリスト(3市1町の市長・町長)からは「郷土の生い立ちや自治体間の交流の現状」の紹介をはじめ、それぞれの立場から活発な意見が述べられました。  セッション終了後には、3市1町の市長・町長で「これからの交流を通して新たな歴史や文化を創造し、地域活性化に貢献する」というサミット宣言が行われ、幸田町と島原市で初めてとなる「歴史と文化の友好交流推進協定」を結びました。  第二部では、「歴史に学び未来を読む 黒田官兵衛に学ぶ戦略と人材活用」と題し、コーディネーターによるトークショーが行われ、会場の皆さんは熱心に耳を傾けていました。  そのほか、屋外では「島原藩ジオ・マルシェ」、「3市1町の物産展」、「甲冑隊による親子ようかい体操第一」のイベントが行われ、多くの親子連れなどで賑わいました。 松平家歴史ゆかりのサミット宣言  私たち松平家ゆかりの都市は、松平家でのつながりをご縁として、お互いの歴史や文化を理解し合い、相互に連携しながら、各地域の魅力を活かしたまちづくりを継続して行っていくことの大切さを確認しました。  このサミット開催を契機に私たち関係自治体は、脈々と受け継がれる地域資源をあらためて再認識し、継承するとともに、これからの交流を通して新たな歴史や文化を創造し、地域の活性化に貢献することをここに宣言します。 平成26年10月11日 松平家歴史ゆかりのサミットin島原 (写真)郷土芸能 七万石踊り(島原市) (写真)郷土芸能 三河万歳(幸田町) (写真)サミット宣言 (写真)3市1町の写真パネル展 (写真)コーディネーターによるトークショー (写真)「友好交流推進協定」締結 (写真)3市1町物産展 (写真)甲冑隊による親子ようかい体操第一 (写真)島原藩ジオ・マルシェ 8月豪雨災害に対するお礼 福知山市長 松山 正治 (写真)福知山市長 松山 正治  本年8月15日からの「平成26年8月豪雨」災害につきましては、島原市長様、島原市議会議長様によるお見舞い、述べ94名に亘る職員の派遣、市民ボランティア団の訪問など様々な形で多大な御支援を賜り、心から感謝申し上げます。  本市は住宅の床上浸水1791棟、床下浸水1845棟、農地の浸水680ヘクタールという甚大な被害を受けましたが、島原市をはじめとした全国各地からの御支援をいただき、お陰をもちまして少しずつではありますが、復旧してきております。  引き続き市民・職員一丸となって、一日も早く復旧できますように努力してまいりますので、今後とも、これまでと変わらぬ御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  また、島原市と福知山市が姉妹都市として更に友好の絆を深め、ともに発展していくことを念願いたしますとともに、島原市の今後益々の御発展を心より祈念申し上げ、お礼のことばとさせていただきます。 姉妹都市の京都府福知山市で起きた8月豪雨災害に対して、市民の皆さんから寄せられた義援金約45万円は、古川市長、本田順也市議会議長から松山正治福知山市長に手渡されました。 (写真)左から本田議長、古川市長、松山市長