姉妹都市提携30周年記念事業 福知山市への友好親善訪問の旅  京都府福知山市とは昭和58年3月1日に姉妹都市を提携し、長きにわたり交流を続けてきました。   今回、姉妹都市提携30周年を記念し、古川市長を団長とする友好親善訪問団100人が、福知山市を訪問し、互いに交流を深め、両市の絆がさらに深まりました。  11月8日、島原市民訪問団を乗せたバスが福知山市役所に近づくと、沿道に詰めかけた福知山市民の皆さん約400人が島原市章が入った小旗を振り、約12年振りとなる市民訪問団を笑顔で歓迎してくれました。  歓迎式では、松山正治(まつやま まさじ)福知山市長から「遠くから多くの人に来ていただき、感謝しています。また、昨年と今年発生した大雨災害時には、多くの市民ボランティアや職員に支援していただき感謝しています。今後も絆を深め、互いに発展していきましょう」と歓迎とお礼のあいさつがありました。  また、京都府立工業高校のマンボウ・ジャズバンドと福知山高校書道部がコラボした書道パフォーマンスでは、作品が完成し披露されると、大きな拍手が送られました。  その後の交流会では、両市それぞれの記念品贈呈が行われたほか、福知山市・島原市の参加者約200人が初対面とは思えないほど会話が弾み、福知山踊り・島原音頭を参加者全員で踊ったり、歌うなどして交流を深めました。  翌9日は、福知山市の観光ボランティアガイドの案内で福知山城を見学したり、丹波生活衣館で藍染めの説明を受けたほか、お茶でのおもてなしを受けました。  福知山市を後にする際には、小雨にも関わらず福知山市民の皆さん約200人が見送りに駆けつけ、再会を約束し、別れを惜しみながら、バスが見えなくなるまで、互いに手を振り続けました。  今回の訪問で、市民訪問団は一様に「距離は離れていても、心はそばにある」との思いを強くし、両市の絆がさらに深まりました。 (写真)福知山市民約400人の熱烈な歓迎を受ける島原市民訪問団 ○歓迎式 (写真)島原市民訪問団を乗せたバスが会場に着く前から島原市章が入った小旗を振り、出迎えてくれました。熱烈な歓迎に、中には「涙が出そう」と言う声もありました (写真)昨年と今年、福知山市で発生した大雨災 害に対する島原市の支援(市民ボランティア、 市職員の派遣、義援金)に感謝の気持ちを示す横断幕が掲げられました (写真)福知山高校書道部による書道パフォーマンス ○交流会 (写真)古川市長から松山市長へ「和ろうそく」 などの記念品が贈られました (写真)松山市長(左)から市民訪問団(野田隆義(のだ たかよし)訪問の旅実行委員長)へ「藍染のハンカチ」などの記念品が贈られました (写真)福知山踊りの披露 (写真)福知山・島原両市の参加者が輪になり、福知山踊り・島原音頭を一緒に踊りました (写真)福知山高校書道部による書道パフォーマンス作品(縦3m×横5m) (写真3枚)参加者は時が過ぎるのも忘れ、交流を深め合いました ○福知山市内観光 (写真)観光ボランティアガイドの案内で福知山城を見学 (写真)お茶のおもてなし ○福知山市  江戸時代初期1669 年(寛文9年)、当時の福知山城主の松平忠房公が国替えとなって島原へ移り住んだという歴史的な縁をきっかけとし、福知山市との交流が始まりました。  福知山市は、日本海に注ぐ近畿北部最大の由良川の流れをはじめとした豊かな自然に恵まれ、活気あふれる産業に栄える歴史の古い素晴らしいまちです。 福知山市民の皆さん、ありがとうございました。また、お逢いしましょう!