島原で採れる薬草の中から代表的なものをピックアップしてみました
カキドオシ
生育場所−山林、野原
利用部位−全草
採集・処置−春〜夏に全草を採集し、水洗いし陰干し。
薬効・用法
1.小児の疸
2.糖尿病
3.腎臓病・強壮
4.胆石
カキドオシ写真
キランソウ
生育場所−山林、野原
利用部位−茎、葉
採集・処置−春の開花期に採集し乾かす。
薬効・用法
1.胃腸病・胆石症・高血圧
2.肩こり・神経痛
キランソウ写真
クコ
生育場所−山林、野原
利用部位−葉、果実
採集・処置−葉は5〜6月と冬霜雪のおりる前に摘み取る。実は赤く熟した柄をつけて採集する。
薬効・用法
1.高血圧・低血圧・動脈硬化の予防
2.強壮・強精
ゲンノショウコ
生育場所−野原、山
利用部位−全草
採集・処置−花の咲く頃に採集し、2〜3日日干し、あと陰干しして乾燥。6月〜8月頃、樹皮を剥ぎ日干し。
薬効・用法
1.下痢止
2.便秘
3.健胃・整腸剤
スイカズラ
生育場所−山林、原野
利用部位−花、茎、葉
採集・処置−草を採集し乾燥。
薬効・用法
収れん・利尿・浄血・解毒・関節等の痛み・痔
ドクダミ
生育場所−山林、野原
利用部位−茎、葉
採集・処置−夏に採集し陰干しする。
薬効・用法
毒消し・緩下・利尿
ナルコユリ
生育場所−山林、野原
利用部位−根、茎
採集・処置−秋になって地上が枯れかかった頃、根茎を掘り一度蒸して乾かす。
薬効・用法
精力減退・腰痛
ニワトコ
生育場所−山林、野原
利用部位−花、葉、茎
採集・処置−花は開花直前に採集し陰干し。葉は夏に採集し陰干し。
薬効・用法
1.利尿・緩下
2.骨折・関節痛・捻挫・打撲
マタタビ
生育場所−山林
利用部位−果実、つる
採集・処置−果実は8月末〜9月上旬頃採集する。沸騰した湯にしばらくおいて数珠繋ぎにし陰干し。
薬効・用法
神経痛・リウマチ・脚腰の痛み・冷症
アロエ
生育場所−畑、栽植
利用部位−多肉の葉
採集・処置−年中。生葉を利用。
薬効・用法
1.胃腸薬
2.やけど・ひび・あかぎれ・水虫
3.咳、喘息、便秘
4.神経痛
5.切傷
6.虫刺され
クコ写真
ゲンノショウコ写真
スイカズラ写真
ナルコユリ写真
ニワトコ写真
マタタビ写真
アロエ写真