メールマガジンしまばら
平成22年1月15日 第10号 
 
市長のコラム


有明海でつながる熊本市とのこれから

 寅の年が明けて、早や2週間が過ぎました。
 皆様も、お正月気分も終わって、毎日をお元気でお過ごしのことと拝察いたします。
 私にとりましても、様々な仕事に積極果敢に取り組む日々でありますが、来週、21日(木)に、島原の賑わいと九州の明るい展望に向けてのイベントの企画があり、そこに大きな夢と希望の、熱い、熱い思いがこみ上げてまいります。
 それは、対岸の幸山政史・熊本市長様と私が、有明海を航行する船上で、新春対談を行う、という企画です。
 テーマは、3つ。1.九州新幹線の全線開業 2.世界ジオパーク認定等を踏まえた両市の観光振興 3.農林水産物・温泉・史跡・グルメなどの地域ブランドの確立の予定です。
 島原と熊本のつながりは、中九州に面した、長崎県の海の玄関口にあたる島原港と熊本新港の間に、九州商船フェリーと熊本フェリー(オーシャンアロー) が、両社合わせて毎日16〜17本も往来しています。また、福岡県の大牟田・三池港と結ぶ島鉄高速船は毎日10本も往来していることは皆様ご承知のとおりです。
 歴史的には、寛政4年(1792年)の雲仙普賢岳噴火と群発地震、眉山大崩壊により、島原・熊本双方で1万5千人もの犠牲者を出した「島原大変肥後迷 惑」という、我が国最大の火山災害がありました。また、この1月に始まったNHKの大河ドラマ『龍馬伝』の主人公、坂本龍馬が初めて長崎入りしたのは、元治 元年(1864年)の2月22日の明け方、熊本から船で有明海を渡って島原に上陸した時のことでした。
 そして今・・・。
 来年(平成23年)春には、九州新幹線・鹿児島ルートが全線開通します。それに先立ち、まず昨年8月には、熊本新港と島原港のターミナルビルに本市と熊 本県双方の観光案内所を設け、連日、多くの観光客の皆様にご利用いただいております。
 船上から観る眉山と海に浮かぶ九十九島、そして平成新山の雄大な姿に、訪れる人は誰しも息を呑みます。
 島原の雄大な自然とその恵み、島原城をシンボルとする歴史や文化、さらには島原半島ジオパークの中核施設としての雲仙岳災害記念館、平成新山ネ イチャーセンター、大規模なスポーツコンベンション施設である島原復興アリーナや多目的広場など、他の地域にない、それら島原の素晴らしい資源や設備を 磨き、生かしつつ、有明海を活用した様々な交流の推進と賑わいの創出に尽力してまいりたいと思います。


島原市長 横田 修一郎


 
トピックス


平成22年1月6日(水)
消防出初式

 消防団員や消防署、婦人防火クラブなど総勢938人が参加し、新春恒例の消防出初式が島原文化会館を主会場に行われました。
 式典では、消防活動に功績があった人や団体などの表彰のあと、場所を白土湖通りに移し、幼年クラブのかわいい園児たちを先頭に、消防 団などの分列行進が勇壮に行われました。その後、白土湖で放水訓練を行い、今年一年の無火災を祈りました。




平成22年1月10日(日)
平成22年 島原市成人式

 成人の日とは、大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ますことを趣旨とする日です。本市でも、島原吹奏楽団 の祝賀演奏の後、成人式が厳粛に開催されました。
 新成人の出席者は499人。式典もスムーズに進行し、成年証書を受け取った各地区の代表者、市民憲 章朗読や謝辞を述べた新成人の代表者も立派な様子でした。これからのまちづくりの主役は新成人の皆さんです。ぜひふるさと島原に愛着を持っていただきたい と思います。
 式典終了後、会場の外では晴れ着姿で友人との久しぶりの再会を楽しむ様子が見られました。




 平成22年1月14日(木)
職員研修結果のプレゼンテーションに参加して

 
「職員の自己啓発及びプレゼンテーション研修」に参加しました。この研修は、昨年12月の開 催に引き続き2回目で、平成21年度中に各種研修に参加した市職員が、研修の成果とその後の実践内容等を様々な職場の職員の前で口頭発表するもので、7分間 という限られた時間内での発表という、職員のプレゼンテーション能力を磨く意味も込めています。様々な研修結果に感想を織り交ぜながら話す10名の研修職 員の話に、約40名の職員と特別参加をいただいた2名の市議会議員も熱心に聞き入りました。今後の改善点も明らかとなる大変有意義な研修会となり、今後も 開催していきたいと考えております。
 



主な行事案内
平成22年1月後半の主な行事予定表

※この表は、12月22日現在の予定です
時間 内容 場所 担当課
16 13:00 親子読書の集いin島原 島原文化会館 社会教育課
18 13:00 不動産に関する相談 市民相談センター 市民課
19 12:40 島原商工会議所女性会1月定例会 九十九ホテル 商工観光課
19 13:00 行政相談 市民相談センター 市民課
20 10:00 社会保険出張相談所 市民課ロビー 市民課
20 13:00 行政相談 有明福祉センター 市民課
21 13:00 弁護士法律相談 市民相談センター 市民課
22 11:00 島原城下ひなめぐりオープニングセレモニー 島原城観光復興記念館 商工観光課
23 13:00 島原市PTA連合会研修会 有明総合文化会館 社会教育課
25 12:00 学校給食週間「ふれあい給食」 高野小学校 学校教育課
27 13:00 公証人法律相談 市民相談センター 市民課
28 10:00 交通事故巡回相談 市民相談センター 市民課


 お知らせ
島原温泉の利用者を募集しています。
 (島原市温泉給湯事業)


 ご自宅や事業所で島原の天然温泉を楽しみませんか。
市の温泉給湯事業で新たに温泉の供給を受けられるご家庭や事業所の皆さまを募集しています。

島原市では昭和42年から温泉給湯事業を開始し、集中管理方式により、下川尻町にある温泉給湯所から市内のホテル・旅館や、一般家庭・事業所等の皆さまに温泉を供給しています。

【泉質】 ナトリウム・マグネシウム 炭酸水素塩温泉

【浴用の適応症】 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進・きりきず・やけど・慢性皮膚病

【飲用の適応症】 慢性消化器病・糖尿病・痛風・肝臓病


給湯区域や温泉使用料など詳しくはコチラ(PDF)をご覧ください。



【本件に関する問い合わせ】

島原市役所 商工観光課
TEL:0957-62-8019
fax :0957-62-8006
メールアドレス:
shokan@city.shimabara.lg.jp



新型インフルエンザワクチン接種について(VOL.6) 

 新型インフルエンザワクチン接種に関する情報を更新しました。
 ※別紙チラシをご覧ください。


〜更新の主な内容〜

●「中学生」、「高校生」、「高齢者(65歳以上)」の方が、1月8日(金)から接種開始となります。   
    ※中学3年生、高校3年生は、すでに接種が始まっています。


●優先接種対象者以外の『健康成人』も接種できるようになります。
  ※ただし、現在のところ、接種スケジュールは決まっていません。

●接種回数が決まりました。
○1歳から小学校6年生に相当する方(ただし1歳未満の乳児を除く)は2回   
○上記以外の方は1回
ただし、
・基礎疾患を有する方で著しく免疫反応が抑制されている方は2回接種も可
・中学1年生に相当する年齢の方で、接種時に13歳未満の方は2回接種

厳しい寒さが続いています。
これからは、新型インフルエンザのみならず、季節性インフルエンザの流行にも注意が必要です。

インフルエンザに感染しないため、または感染を拡げないために、
・手洗い、うがいの励行
・マスクの着用
・できるだけ混雑する場所への外出は避ける
など、引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

【本件に関する問い合わせ】
島原市保健センター
TEL:0957-64-7713
fax :0957-64-7714
メールアドレス
hocen@city.shimabara.lg.jp



有明文化会館開館10周年記念「N響メンバーによる木管五重奏」公演

 平成22年2月14日(日)有明文化会館において、本市自主文化事業の「N響メンバーによる木管五重奏」を開催します。木管楽器の優しい響きによる魅力を、最高レベルの演奏でお届けします!
 多くの皆様のご来場をお待ちしております。

公演名  「N響メンバーによる木管五重奏」 
日時

平成22年2月14日(日)開場13:30 開演14:00

ところ 島原市有明文化会館
島原市有明町大三東戊1382   【地図】
入場料 全席自由席
 一般 1,500円(当日500円増)
 高校生以下 500円(当日500円増)
チケット取扱 島原市有明文化会館・島原市教育委員会ほか市内プレイガイド
チケット
発売開始日
平成21年12月26日(土)

コンサートチラシ表面(jpg形式)はこちら
コンサートチラシ裏面(jpg形式)はこちら

【本件に関する問い合わせ】
島原市教育委員会 社会教育課
TEL:0957-68-5473
FAX:0957-68-5480
メールアドレス:shakyo@city.shimabara.lg.jp
島原市有明文化会館 
TEL:0957-68-5800




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                       島原市市長公室 広報係  ⇒ shiko@city.shimabara.lg.jp

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