5月9日、日本サッカー協会（JFA）と「こころのプロジェクト『夢の教室』」について協定を結び、同日、三浦淳寛さんが湯江小学校を訪問しました。

　このプロジェクトは、アスリートを夢先生として講師にお招きし、子どもたちに「夢を持つことの大切さ」や「仲間とのチームワーク」などを運動や体験談を通して伝えるもので、長崎県内の自治体では初の協定締結となりました。

　今回の協定締結にあたり、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎様にご来島いただき、「人との出会いで人生が変わることがあります。今回の活動を通して、これからの人生に活かしてください」とお話いただきました。

　締結式後、湯江小学校で、５年生を対象に三浦淳寛さんらによる「夢の教室」が開催されました。
　まずは、ボールを使ったゲーム。最初こそ緊張していた子どもたちですが、ゲームが進むにつれ、みんな笑顔になり、三浦さんと一緒に楽しそうに走り回っていました。このゲームでチームワークの大切さや頭を使うことについて学んだようです。

　次は、教室に移っての講話。三浦さんがサッカーを始めた小学３年生からこれまでの体験談を通し、「常に夢や目標を持つことの大切さ」を伝えていただきました。話を聞いた子どもたちは早速、自分の夢や目標を紙に書き、実現するにはどうしたらいいかを考え、みんなの前で発表しました。
　警察官になりたい…　数学者になりたい…　農家になりたい…　みんなそれぞれ夢を持っており、そのためにどうすればいいかも考えているようです。生き生きした目で夢を話す子どもたちがとても頼もしく思えました。

　今日の経験は、これからの人生できっと役に立つことと思います。夢の実現に向けた皆さんの活躍を期待しています。