メールマガジンしまばら |
平成23年1月17日 第34号 |
市長のコラム
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新成人との座談会に臨んで
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島原市長 横田 修一郎 |
本市では、市の成人式の前日に、恒例の「市長と新成人者との座談会」を開いております。今年、1月8日(土)に有明総合文化会館で開いた座談会には、市内7地区から男女各1名ずつ、
合計14名の新成人の皆さんにご参加いただきました。
今年、新成人を迎えた皆さんは、平成2年4月2日生まれから3年4月1日の間に生まれた方々で、平成2年といえば、その年の11月17日に雲仙・普賢岳が突如198年の眠りから覚めて噴火を
始め、翌年6月3日には43名もの犠牲者を出し、その後、約5年間にわたって甚大な被害を引き起こしたことは周知の事実であります。
座談会の冒頭、私から新成人の皆さんに、噴火やその後の災害について記憶があるかどうか、尋ねてみましたが、覚えていると答えた方はいませんでした。そうした皆さんとの、1時間
半の短い時間ではありましたが、凝縮した懇談の中、平成3年・大火砕流惨事から丸20年を迎える節目としての本年、追悼と、全国からのご支援に対する感謝の意を表す事業等の実施に
より、噴火災害の辛い経験や復興過程、様々な教訓を後世にきちんと伝えていくこと、そして、湧水や温泉、豊富な産物等々、火山や自然がもたらす恵みを次代に継承し、若者が多く
住むまちづくりへと真につなげていくプロジェクト、「島原半島ジオパーク」の取り組みを着実に推し進めていく必要性を再確認いたししました。
新成人の皆さんにおかれても、一度きりのかけがえのない人生を、自分自身で、積極・果敢に切り拓いていかれるよう、切に望んでおります。
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市長と新成人者との座談会の様子
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トピックス
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平成23年1月6日(木)
安心・安全なまちづくりを目指して
日ごろから皆さんの生命・財産を火災から守っていただいている消防団員、婦人防火クラブの皆さんなどが参加し、消防出初式を行いました。
出初式では、功績があった人や永年勤続者を表彰した後、島原商業高校バトン部・ブラスバンド部を先頭に、幼年クラブ、消防団員、婦人防火クラブの皆さんが白土湖通りで分列行進を行い、今年一年の無火災を祈り白土湖において放水訓練を行いました。
消防団をはじめ関係機関の方々のおかげで安心して生活することができますが、昨年、市内では15件もの火災が発生しています。
皆さん一人ひとりが火災を起こさないよう心掛けていただきたいと思います。
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平成23年1月9日(日)
島原市成人式
今年は雲仙普賢岳噴火災害の被災20年にあたります。今回成人式の対象者は、まさに被災があったころに生まれた人たちです。私たちはあのような大惨事を二
度と繰り返してはならないこと、また、後世に伝えて行かなければならないという「祈り」と島原が見事に復興したのは全国からの支援があったからという「感謝の気持ち」を忘れる
ことなく引き継いでいってもらいたいということを式辞でお願いしました。
そして、次の時代を支える立派な人材へと成長し、一緒にふるさと島原づくりに立ち上がってほしいと思います。
新成人の前途洋々たる未来を祝します。
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平成23年1月12日(水)
自衛隊による城壁清掃
陸上自衛隊第16普通科連隊第一中隊約110人の皆さんにより、12日・13日の2日間の日程で島原城の城壁清掃をしていただきました。隊員の訓練を兼ねて昭
和52年から毎年実施されており、島原城の美観の維持にはなくてはならない行事となっています。大変ありがたいことです。
また、この作業にあわせて、森岳地区の婦人会と環境美化推進員の皆さんにも堀端の清掃を行っていただきました。ありがとうございました。
寒い中、皆さん大変ご苦労様でした。
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主な行事案内
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平成23年1月後半の主な行事予定表
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月 |
日 |
曜 |
時 |
内容 |
場所 |
担当グループ |
1 |
18 |
火 |
13:00 |
行政相談 |
市民相談センター |
市民生活G |
1 |
19 |
水 |
10:00 |
年金出張相談所 |
市民窓口Gロビー |
市民窓口G |
1 |
19 |
水 |
10:00 |
島原半島地区青年農業者連絡協議会実績発表大会 |
有明総合文化会館 |
産業政策G |
1 |
19 |
水 |
13:00 |
行政相談 |
有明福祉センター |
市民生活G |
1 |
19 |
水 |
13:30 |
市地域交通協議会 |
市役所大会議室 |
政策企画G |
1 |
20 |
木 |
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島原鉄道沿線地域公共交通活性化協議会総会 |
市内 |
政策企画G |
1 |
20 |
木 |
9:00 |
ねんきん定期便等相談所 |
市民窓口Gロビー |
市民窓口G |
1 |
20 |
木 |
13:00 |
弁護士法律相談 |
市民相談センター |
市民生活G |
1 |
21 |
金 |
11:00 |
第7回島原城下ひなめぐりオープニングセレモニー |
島原城観光復興記念館 |
観光ジオパークG |
1 |
21 |
金 |
19:00 |
市自主防災会役員研修会 |
有明総合文化会館 |
市民生活G |
1 |
23 |
日 |
13:30 |
市制施行70周年記念事業 国際交流講演会 |
島原文化会館 |
政策企画G |
1 |
26 |
水 |
13:00 |
公証人法律相談 |
市民相談センター |
市民生活G |
1 |
27 |
木 |
9:00 |
ねんきん定期便等相談所 |
市民窓口Gロビー |
市民窓口G |
1 |
27 |
木 |
10:00 |
交通事故巡回相談 |
市民相談センター |
市民生活G |
G=グループ
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お知らせ
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■〜市制施行70周年記念事業〜「国際交流講演会」
島原市では市制施行70周年記念事業の一環として、各種メディアでもおなじみの金 美齢さんをお迎えし、下記のとおり「国際交流講演会」を開催いたします。
入場は無料です。皆さんぜひお気軽にご参加ください。
・日時 平成23年1月23日(日) 13:30〜15:30(13:00 開場)
・場所 島原文化会館中ホール
・演題 「21世紀の提言 新しい世代を育てる」
・講師 金 美齢 氏(JET日本語学校 理事長)
※詳しくは「国際交流講演会」案内チラシ(PDF:994KB)をご参照ください。
【本件に関する問い合わせ】
島原市役所 市長公室 政策企画グループ
政策振興班 TEL:0957-63-1111(内線142) FAX:0957-62-8007 メールアドレス:seisaku@city.shimabara.lg.jp
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■『島原市立ありあけ荘あり方検討委員会』の委員を募集します
島原市では、養護老人ホームありあけ荘の今後の運営方法について検討するため、
『島原市立ありあけ荘あり方検討委員会』を設置して、広く市民の意見を求めるため委員を募集します。
▼応募資格 市内に住所を有する20歳以上の人
▼応募人数 若干名(応募多数の場合は選考)
▼応募期限 平成23年1月25日(火)まで
▼応募方法 福祉保健総務グループ総務調整班に備え付けの申込書に必要事項を記入し提出してください。
▼応募先及び問い合わせ先 〒855-8555 島原市上の町537番地 島原市福祉保健総務グループ 総務調整班 電話番号(代表)0957-63-1111(内線331)
【本件に関する問い合わせ】 福祉保健総務グループ 総務調整班 TEL:0957-63-1111(内線331) FAX:0957-62-2923 メールアドレス:fukushi@city.shimabara.lg.jp
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■ 子宮頸がん(HPV)予防ワクチン等接種
(接種費用全額助成)事業の実施について
島原市では平成23年1月から、以下の3種類の予防接種事業を開始しました。
接種に係る費用は島原市が全額助成しますので無料で受けられます。
以下の予防接種は任意の予防接種です。ご希望の方は医師と相談をされ効果や副反応等を十分に理解し接種を受けてください。
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子宮頸がん (HPV)予防ワクチン |
インフルエンザ菌b型 (Hib:ヒブ)ワクチン |
小児用 肺炎球菌ワクチン |
実施開始 |
平成23年1月4日から |
対象者 |
島原市に住所のある 中学1〜3年生の女子 |
島原市に住所のある生後2カ月以上満5歳未満児 |
接種回数 |
3回 |
ワクチン接種開始の月齢によって回数が異なります |
接種間隔 |
接種間隔一覧(PDF:61KB)をご参照ください |
持っていく物 |
住所が確認できるもの (健康保険証、生活保護受給証明書など) |
住所が確認できるもの (健康保険証、生活保護受給証明書など) 母子健康手帳 |
接種費用 |
無料 |
実施場所 |
ワクチン接種実施医療機関一覧(PDF:109KB)をご参照ください |
※受診される際は、必ず医療機関へ予約をしてください。
※市外の医療機関で接種を希望される方は、必ず、事前に保健センターへご連絡ください。
※生活保護受給証明書は、福祉保健総務グループで発行します。
○子宮頸がん(HPV)予防ワクチンについて
子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の入り口)にできるがんで、20〜30代で急増し、日本では年間約15,000人の女性が発症していると報告されています。子宮頸がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、しばしば発見が遅れてしまいます。
子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(「ヒトパピローマ」以下「HPV」と記す)というウイルスの感染が原因で引き起こされる病気です。
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンは、すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありませんが、子宮頸がんから多くみつかる発がん性HPV16型、18型の2つのタイプの感染を防ぐことができます。
詳しくは、
「子宮頸がん(HPV)予防ワクチン等の予防接種費用の全額助成」チラシ(PDF:414KB)をご参照ください。
「子宮頸がん(HPV)予防ワクチンについて」チラシ(PDF:329KB)をご参照ください。
○インフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)・小児用肺炎球菌ワクチンについて
インフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)および肺炎球菌は細菌性髄膜炎や中耳炎、肺炎など重症の細菌感染を引き起こします。
細菌性髄膜炎とは、細菌が脳や脊髄を包む髄膜の奥まで入り込んでおこる病気で、乳幼児に多く発生します。
ときに命にかかわったり、重い後遺症を残すこともあります。細菌性髄膜炎の原因菌の大部分をインフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)、肺炎球菌が占めています。
インフルエンザ菌b型(Hib:ヒブ)・小児用肺炎球菌ワクチンは、細菌性髄膜炎を含む細菌性感染症などを予防するために有効です。
※インフルンザ菌b型(Hib)ワクチンは「インフルエンザ」を予防するワクチンではありませんのでご注意ください。
詳しくは、
「子宮頸がん(HPV)予防ワクチン等の予防接種費用の全額助成」チラシ(PDF:414KB)をご参照ください。
【本件に関する問い合わせ】
島原市保健センター TEL:0957-64-7713 FAX:0957-64-7714 メールアドレス:hocen@city.shimabara.lg.jp
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