メールマガジンしまばら
平成23年2月1日 第35号 
市長のコラム

新燃岳の一日も早い終息を祈ります
島原市長  横田 修一郎

 宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山・新燃岳が急に活発な噴火活動を開始しました。火口内の溶岩ドームの直径も500mほどに膨張し、大量の火山灰が北西の風にのって周辺の市町に降り注いでいる映像は、約20年前の雲仙・普賢岳噴火当時の様子と重なります。日本火山学会会長であり、島原半島で来年5月に開く第5回ジオパーク国際ユネスコ会議の実行委員会委員長でもある中田節也・東京大学地震研究所教授の新燃岳噴火に関する談話には、テレビの前の私たちにも緊張が走ります。
 宮崎県側で火口に最も近い高原町では、1月30日深夜から31日の未明にかけて町民513世帯1,158人に対し避難勧告が出され、周辺地域では降灰による作物被害が出るなど、現地にとって予断を許さない不安な毎日が続いております。
 本市では、昨日、雲仙・普賢岳噴火災害時の災害対応のノウハウをお伝えできれば、との思いから、当面、噴火災害時に作成した降灰袋3万1千枚と雲仙・普賢岳噴火災害記録集を持参の上、本市職員2名を高原町に派遣しました。
 新燃岳現地では、くれぐれも人身被害が発生しないよう、また、噴火の一日も早い終息を祈っております。




トピックス

平成23年1月23日(日)
金 美齢さん来島

 市制施行70周年記念事業として、テレビでおなじみ金 美齢さんをお招きして国際交流講演会を開催しました。
 会場にはあふれんばかりの参加者が集まり大盛況でした。「21世紀の提言 新しい世代を育てる」という演題で、国際交流で注意すべき点や若い世代を育てるということについて実際の経験談を交えてお話いただき、参加者も大いに興味を持っている様子でした。
 今の日本がどのような状況で、これからどうあるべきなのか、参加者の皆さんも考えさせられた内容だったと思います。













平成23年1月26日(水)
四小児童とのふれあい給食

 1月24日〜1月30日の「全国学校給食週間」および「地場産品使用推進週間」に合わせ、清水教育長をはじめ、教育委員の方々と一緒に第四小学校の給食時間を訪問しました。
 今日の献立は「ワカメ入りまぜご飯」や「土佐あえ」など地元で生産された野菜やワカメなどが多く使われた給食で、5年1組の生徒さんと一緒に勉強やクラブ活動の話をしながら、楽しく給食をいただきました。
 島原にはおいしいものがたくさん揃っています。給食を残さず食べ、元気な子どもに育っていただきたいと思います。










平成23年1月31日(月)
新燃岳噴火に伴う災害派遣出発式

 噴火が続く新燃岳のふもと、宮崎県高原町へ市民生活グループの職員2人を派遣しました。報道されているとおり、降灰がひどく生活に支障をきたしているとのことでしたので、激励の意味もこめて、市で保管していた降灰袋31,000枚と雲仙・普賢岳災害記録集を持たせました。初期対応に役立ててほしいと思います。
 避難勧告が出て、不自由な生活をしている方も多くいらっしゃるでしょうが、降灰・噴火に負けることなく頑張ってください。







主な行事案内
平成23年2月前半の主な行事予定表

※この表は、1月26日現在の予定です

時間 内容 場所 担当G(グループ)
2 2 9:00 「県民運動ポスターコンクール」入賞作品巡回展(至16日) 島原復興アリーナ 文化スポーツ振興G
2 2 13:00 行政相談(〜16:00) 有明福祉センター 市民生活G
2 2 13:00 人権相談(〜16:00) 市民相談センター 市民生活G
2 3 9:00 ねんきん定期便等相談所(〜15:00) 市民窓口Gロビー 市民窓口G
2 3 16:00 白山地区町内会連絡協議会節分 八幡神社 政策企画G
2 5   Jリーグ・サガン鳥栖 島原キャンプ(至11日) 平成町多目的広場ほか 観光ジオパークG
2 5 10:00 土曜教室 市内 学校教育G
2 5 14:00 市制施行70周年記念「子育て応援講演会」 有明総合文化会館 こども支援G
2 8 13:00 行政相談(〜16:00) 市民相談センター 市民生活G
2 10 9:00 ねんきん定期便等相談所(〜15:00) 市民窓口Gロビー 市民窓口G
2 11 8:00 市子ども会次期ジュニアリーダー研修会 有明公民館 社会教育G
2 12   半島地域づくり会議in島原半島(至13日) 雲仙市、島原市 政策企画G
2 12 13:00 島原がまだすリーグ2011(ギラヴァンツ北九州VS三菱重工長崎) 島原市営陸上競技場 観光ジオパークG
2 15 13:00 島原梅林俳句会 森岳公民館 文化スポーツ振興G
2 15 13:00 行政相談(〜16:00) 市民相談センター 市民生活G
2 15 15:00 町内会長・自治会長懇談会 九十九ホテル 政策企画G




 お知らせ
〜市制施行70周年記念事業〜「子育て応援講演会」の開催について
生きることのすばらしさ!子育てのよろこび!感じてください

 島原市では市制施行70周年記念事業の一環として、子育て中のお父さん、お母さんを応援するため女優の石井めぐみさんをお迎えし、下記のとおり「子育て応援講演会」を開催いたします。
 入場は無料です。託児所を設け、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

とき 平成23年2月5日(土) 14:00〜15:30(13:30 開場)
ところ 島原市有明総合文化会館 多目的ホール
演題 「親と子の絆、子育てにやさしいまちづくり」
講師 石井めぐみ さん(女優)
  
※詳しくは「子育て応援講演会」案内チラシ(PDF:2,508KB)をご参照ください。


【本件に関する問い合わせ(託児申し込み)】
 島原市役所 福祉保健部
子育て支援室 TEL:0957-62-4015(FAX兼用)
こども支援グループ こども福祉班
TEL:0957-63-1111(内線276)
FAX:0957-62-8018
e-mail:kodomo@city.shimabara.lg.jp




薬草栽培講習会を開催します

 薬用植物(ハーブや野菜、果樹など)栽培の基礎的な知識と技術を体得できる初心者向けの講座です。
培養土の作り方、植付け、植替え、増やし方や植付け後の管理方法などを楽しく学ぶことができます。
薬草の栽培に興味のある方はどうぞご参加ください。

とき
第1回 平成23年3月2日(水)14:00〜16:00
第2回 平成23年3月9日(水)14:00〜16:00
第3回 平成23年3月16日(水)14:00〜16:00
第4回 平成23年3月23日(水)14:00〜16:00

ところ 市内園芸店ほか

内容
第1回 3月 2日(水) 草花・ハーブの栽培
第2回 3月 9日(水) 薬用植物の増やし方
第3回 3月16日(水) 薬用野菜の栽培
第4回 3月23日(水) 薬木・薬用果樹の栽培
 希望される回に申し込んでください。
 複数の申し込みもできます。

対象者 市内在住者

参加費 材料費として各回500円(ただし第4回は1000円)

定員 各回とも10人程度

申し込み 所定の申込用紙に必要事項を記載の上、下記までご提出ください。
薬草講習会申込用紙ダウンロード

しめきり 2月14日(月)まで


【本件に関する問い合わせ】
 島原健康半島構想推進協議会事務局
 (島原市産業政策グループ内)
 TEL: 0957-68-1111(内線561)
 FAX: 0957-68-2119
 E-mail: sangyo@city.shimabara.lg.jp




耐震診断費用等の助成

木造一戸建住宅の耐震診断等費用の助成
 地震に強い安全な街づくりを目指すために、木造戸建住宅の耐震対策を支援します。

対象家屋 次の全ての事項に該当する建物
・市内に存する住宅
・昭和56年5月31日以前に建築された木造戸建住宅
・3階建以下の住宅
・在来工法、伝統的工法または枠組壁工法の住宅
・所有者が現在住んでいる住宅
・平成23年3月末までに事業完了するもの

助成内容
・耐震診断…耐震診断士の資格を持った専門家が診断を行い、耐震改修工事の必要性があるかを判定します。診断にかかる費用4万5千円のうち3万円を助成します
・耐震改修計画の作成…耐震 診断の結果、耐震補強工事の必要性があると判断され、耐震計画の作成を依頼した場合、計画作成にかかる費用の3分の2(限度額7万円)を助成します
※予定戸数30戸

既存建築物の耐震診断費用の助成
 地震に強い安全な街づくりを目指すために、既存建築物の耐震対策を支援します。

対象家屋 次のすべての事項に該当する家屋
・市内に存する既存建築物
・昭和56年5月31日以前に建築された建築物
・3階建以上かつ延床面積1000平方メートル以上の建築物
・平成23年3月末までに事業完了するもの

助成内容 耐震診断士の資格を持った専門家が診断を行い、耐震改修工事の必要性があるかを判定します。診断にかかる費用のうち3分の2(限度額160万円)を助成します。
※予定棟数1棟


【本件に関する問い合わせ】
 島原市役所 建設整備グループ建築班
 TEL:0957-63-1111 内線227
 FAX:0957-62-9101
 E-mail:kensetsu@city.shimabara.lg.jp


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