災害から24年が経過した今、災害の記憶も少しずつ薄らぎつつあります。
そこで、市では、6月3日を「いのりの日」として位置づけ、雲仙・普賢岳災害により犠牲になられた方々を慰霊し、噴火災害を風化させることなく、災害教訓を後世に伝えていく決意を新たにする日としております。
当日、市内の各小中学校では、それぞれ「いのりの日」の集会を開催し、当時の災害や復興の過程などを学びました。
また、雲仙岳災害記念館では、「いのりの灯」として、地元の子ども達が災害に対する思いなどを描き製作したキャンドルの点灯や地元の方々によるコンサートが開かれ、未来を担う子どもたちへの噴火災害の伝承を図りました。。
噴火災害と復興の貴重な経験を通して学んだ「生命・きずな・感謝の心」をこれからも大切にしながら、「人と火山が共生する」島原半島の更なる飛躍に向け、島原半島世界ジオパークを核とした地域の活性化と災害に強いまちづくり、防災教育の充実に取り組んでまいります。
引き続き皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
消防殉職者慰霊碑(平成町)
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「6.3いのりの日集会」(第五小学校)
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「6.3いのりの日集会」(第四小学校)
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「追悼の会」(第三中学校)
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「いのりの日講演会」(第一中学校)
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「いのりの灯」(雲仙岳災害記念館)
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