番組内容
いつどこで「想定外」の災害が起きたとしてもおかしくない21世紀の日本。
では、生き延びるために必要なことは何なのか…。鍵となるのは「身の回りを詳しく調べること」。自分の住む地域に潜む災害リスクを自分の力で見出し、もしものときに自分の身を守る事のできる人材こそが、防災サバイバーなのだ。
果たしてこの番組を通じて、どんなサバイバーがこの世に送り出されていくのだろう…。
今回の舞台は、長崎県の島原半島。半島の中央にそびえる“雲仙・普賢岳”は、現代でも火山活動が続いている活火山だ。
1990~1995年に発生した平成の噴火による火砕流や火砕サージの様子は映像にも残っており、噴火のおそろしさをいまに伝えている。
そして、火山と距離が離れている地域にも影響が及ぶのが、噴火のリスクのおそろしさでもある。広範囲に降る“火山灰”は、都市機能を麻痺させ、健康に悪影響を及ぼす。
さらに歴史をさかのぼると、1792年に起きた雲仙普賢岳の噴火では“津波”も発生し、有明海を挟んだ熊本県でも多くの人が犠牲になったという。
遠ければ安全、というわけでは決してないのだ。
防災サバイバー候補生の諸君。
江戸と平成、2つの噴火を探究し、自らの身を守る方法を模索せよ!
File03 噴火の危機(2)
初回放送11月 8日(水曜日)16時40分~16時50分
(再)11月10日(金曜日) 9時50分~10時00分
(再)11月17日(金曜日) 9時50分~10時00分