白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもので、口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが人気の島原のスイーツです。
最終的な味付けはその店の秘伝。
原料となる餅米を、大寒の日に水にさらすことから「かん(寒)ざらし」と呼ばれています。
昔は、シロップに使われる砂糖・ハチミツは贅沢品であり、お客様をもてなすものとして出されていたそうです。
最近では、文化庁の令和3年度食文化機運醸成事業(地域で受け継がれ愛されている食文化を掘り起こし学びや体験の提供に取り組む)で、江戸時代から続く郷土の料理として100年フードに選出され注目されています。
市内の飲食店で気軽に食べられます。